スラムドッグ$ミリオネアのレビュー・感想・評価
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プロフェッショナルの仕事をみられた
うまいです。「インド」の文化や背景のイメージを上手に生かして映画がつくられています。だけれども、描かれているインドのイメージがインド出身の監督によるものならいいのですが、そうでないので、どうも違和感を覚える。
インド旅行をしていた人のブログを同時進行で読んでいたけれど、現実はここに描かれているようなもんと違うだろうと思う。確かにインドの貧困問題は深刻だろうが、みんなそれぞれしたたかに生きている印象だった。それに、この映画はインド人には評判がよくないらしい。疑いもなくそうだろう。
映画はエンターティメントだからいいじゃないか、という人もあるだろう。それなら、監督よ自国を題材にしろ、と思っちゃう。それに救いがないじゃないか、このストーリーでは。
見といて良かった!
映画、楽しかったです ♪
あっでもこの感想 ↑ は月並みね。
詳しい内容(ストーリーなんか)は他の人にお任せ。
私は私の言葉で書きましょう。
この映画を見て思い出したのは NHK スペシャル 沸騰都市 でした。
都市や人が持つ熱、欲望、マネー
その坩堝。
混沌とした中にひときわ放たれる人々の無垢な願望。
沸騰都市ではインドの都市を取り上げていませんでしたが
スクリーンに映される人々の生き方は
ダッカとかぶるものが有りました。
主人公ジャミール青年の幼い頃からの記憶と
現在:クイズショウに出演している今
が平行して繰り広げられます。
その
“時の流れ”
の中に都市や人々の変貌が映し出されています。
と同時に話しの核になるのは
ジャミール青年が
“変わらない事”
なのです。
もう、ミリオネアもクイズショウも賞金もどうでも良い!!!
って途中から思いました。
クイズに正解する事に
質的な意味が無いのです。
普通この手の映画でクイズが正解するかどうかって
“映画興行的に”
はらはらどきどきの
“売り”
のシーンだと思いますが、
それを排しています。
ここはいかにもイギリス的です。
(脚本のサイモン・ビューフォイ氏はフルモンティを手がけています。)
解答に正解するシーンの主人公の顔に注目して下さい。
それは決して嬉しさや誇りに溢れた顔ではありませんから。
そして見ている私も素直に喜ぶ心境ではなく
むしろ最後の
“その瞬間”
が来るのをひたすらに待ち続けます。
終盤ではクイズの正解や警察の取り調べとかもうどうでも良くなっていて
心の中では主人公と一緒に
『ラティカ!!』
って彼女の名前を叫んでいましたもん!
さてこの作品のテーマは後半で彼の兄が彼女に向かって言う言葉だと思います。
(詳しく書くとネタバレになるのでやめますね)
『彼(弟)は(彼女を)絶対に諦めない。』
兄がこのセリフを言う事でラストにつながっていると感じました。
兄は
『(人生を)諦めてしまっていた。』
そして弟は
『(彼女=人生を)最後まで諦め無かった。』
その主人公の一途さ、ですね。
この作品は是非
“好きな人と”
見て下さい。
恋人だとか、家族だとか。その枠組みはどうでも良いです。
この映画を
“好きな人と”
共有してみて下さい。
ハリウッド的なスリルやサスペンス・アクションは一切有りません。
それでも
“今この作品を見て良かった。”
と思える映画だと思います。
最後にどうしてこの映画がこうも絶賛されているか。
それは見た人を
“この映画を支持したい”
と突き動かす力を持っているからだと思います。
アメリカの商業的な金儲けを目的にした大規模産業としての映画ではなく、
純粋に
“映画”
だから。
何よりも人間である以上信じていたいと思う
“愛”
について鮮やかに描いていると思います。
今の世の中お金が大事ですから。
綺麗事なんか言っちゃいられません。
お金の価値も汚さも分かっている人間だからこそ
『この映画にお金を払いたい。
お金が持っている価値を、この映画に投資する事で高めたい。』
そんな風に大人のロマン♪
かき立ててくれると思います。
やっぱ映画っていいっすね。
多分、どこから何を話してもネタばれにつながってしまうであろうこの映画ですが、最初から最後まで鳥肌立ちまくりでした。昨年から待った甲斐がありました。本当にここ数年に1本の名作です。1万円払ってでも映画館で見てください!!
すごいアイデア、練られた脚本、若いけど魅力的な俳優陣、スタイリッシュな映像。ダニー・ボイルはここんとこホラーとSFで良作を世に送り出してきましたが、「トレイン・スポッティング」に戻ってきました。しかも舞台はインド!!
マサラ・ムービーです。僕的には本当にインドのトレイン・スポッティング。スコットランドからムンバイへ。レントンからジャマールへ。
2つの作品のもう一つの共通点は音楽。とにかく、音楽が印象的で、あのバンバンバンの曲とか、おじさんのインド風の歌とか、盲目の彼の歌とか、耳から離れません。
そして、スタイリッシュな映像。アングルから特殊効果までとにかくきれい。インド映画特有のイエローとグリーンを効果的に映像化。
あああ、本当に何度でも見たい映画です。アメリカではBlu-rayでもう販売しているので購入しようと思わせる1本。是非、劇場で!!
ムンバイで見たかった
何て重い映画だったのでしょう、何と表現していいのか分かりません。
予想していたのとは、まったく違っていました。
サリーム、ジャマール、ラティカの三銃士の物語。
クイズ形式で進んでいきますが、各問に悲しい物語が隠されています。
1万6000ルピーの問で殺されたサリーム、ジャマール兄弟の母の眼差しは、我が子を守るあの母の眼差しでした。
クイズ自体の内容は、高校生レベル(何故か、私も全問正解でした)、しかしあの物語性は凄い。
サリームが語ります「ボンベイがムンバイになった、僕たちの育ったスラムもなくなった」と。
ジャマールの最後のチョイスは「テレフォン」。
全てが運命(destiny)、この感覚はどこから来るのでしょう。
凄いけど重い、これを救ってくれたのがクレジットでした・・・これは、見てのお楽しみ。
この映画を、ムンバイで見てみたかった(我々の知るムンバイは、ハイテク都市ですが)。
音楽と情景が残ります。
音楽が独特な雰囲気を映画全体に与えていて、さらに疾走感あふれる感じ。
映画と言うのを忘れるほど、入り込んでしまった。途中、目を背けるシーンが何度かあり、スラムの子供達の過酷な人生を知り、現実なのか映画なのかわからなくなってしまった。子供達の演技と目が印象的でした。列車のシーンが印象に残っています。ジャマールが、クイズ$ミリオネアで次々と答えるシーンは爽快でした。人生が勉強なんだなと思わせてくれる作品でした。
何事も経験が一番!?
日本でも有名なクイズ「ミリオネア」。
この映画の予告編では
さんざんみのさんがドアップで登場し、
(もう!いいってば!!!・・・ってなくらい(笑))
音楽は耳に残るし、観る前からかなり印象深い映画でした^^;
でも、日本のクイズ番組とは裏腹に
いきなりの冒頭シーンでは、
顔面パンチを喰らったよ~な強い衝撃を受けました(>_<)
かなりショックでしたね(涙)
スラム街に住む無教養の青年ジャマール。
彼が子供の頃に知り合った少女ラティカへの一途な想いから
「ミリオネア」に出場する彼の純真な心は
よどんだスラム街を希望に導いてくれた気がします^^
私は、スラム育ちのジャマールが
なぜクイズの答えを知ってるのか?
・・・ってことよりも
インドがあまりにも治安が悪いのと
保護されない不幸な子供達の方が
気になって仕方なかったです(>_<)
4月21日109シネマズ高崎にて観賞
感動の涙!!
「力」に向かう兄サリーム,
機転が利く知恵者の弟ジャマール,
背景を描かずとも環境から伝わる小女ラティカ。
彼ら三人,三銃士を軸としたドラマが,
起伏にあふれ,感情豊かであるから,
物語を素直に応援でき,
ラティカとのラブストーリーに素直に感動。
喜びを爆発させるダンスが素晴らしかった!!
兄弟の成長とともに,
インドの町並み変化を映し,
貧困,宗教対立などのインドの実状をさらりと描き,
社会派の側面を際立たせながら,
エネルギーに溢れた前向きなサクセスストーリーとして,
嫌味なく突っ走った構成が巧い!!
人生をクイズに例える設定も面白い。
観賞後,自然と元気が出る秀作。
スラムドッグ$ミリオネア
今日は第81回アカデミー賞作品賞に選ばれた、『Slumdog Millionaire スラムドッグ$ミリオネア』。私の事務所によくくるおばさんが、これを見なさい、と薦めてくれたので、見てみました。
テレビのクイズ番組に出演し、賞金を獲得したジマール、インドのスラム街で育った少年が正解を知るはずがないと不正を疑われ逮捕される。ジャマールになぜこれほどの知識があり、この番組に出演するに至ったのか。警察の尋問によって、真実が明らかになっていくというストーリー(Yahoo映画)。
で、感想を書こうと思いましたが、あまりひどいこと書くと、ロードショーは4月18日からと書いてあるので、書きません。インドを主題とした、インドに行った白人さんがインドをどう思ったか、という映画シナリオではなく、インド人がメインとなり、スラムという貧困層ライフに焦点を当てたストーリーは面白かったです。
純愛を描いた作品。好きこそものの上手なれ。
2009年第81回アカデミー賞最多8部門(作品賞、監督賞(ダニー・ボイル)、脚色賞、撮影賞、編集賞、作曲賞、主題歌賞)受賞。
そのタイトルから判るように、イギリス発祥の『Who Wants to Be a Millionaire?』(日本でのタイトル「クイズ$ミリオネア」)と言うクイズ番組がモチーフの映画です。下となっている『Who Wants to Be a Millionaire?』は、世界中で同じフォーマットで製作されていて、BGMとかも世界で同じですし、CM明けに「Who Wants to Be a Millionaire?」と言っているのも世界で同じです。フォーマットが同じと言うより、コピーと言うべきかもね。この作品は、ミリオネアでの不正をモチーフにしていますが、2001年にイギリスにおいて全問正解者が不正を行い逮捕されたという事件が実際にあったと言うのにはビックリです。
アカデミー賞作品賞受賞と言うことで見に行ったんですが、正解でした。正直、余り期待していなかったんですが、期待に反して非常に深い作品でした。アカデミー作品賞も納得です。スラムに住む若者がどんな半生を過ごしてきたのか、スラムに暮らすということがどういう事なのか、と言うものを描いています。私は、インドに行ったことはありませんが、あの混沌とした雰囲気は、インドに行ったある人の言葉によれば「まさにインド」だそうです。
あ、そして、純愛ですね、一番大切なモノは。混沌とした中で一生懸命生きて、純愛を貫いている若者の半生、って言うか、それまでの人生そのものを描いています。まぁ、そう言うベースが無いと、この映画のストーリーは、結構、やり切れない話かも知れません。
一応、イギリス人監督の作品ですが、エンディングはやっぱりインド。出演者が音楽に合わせて踊りまくっていました。それと、エンドロールに、少年の頃から描かれているジャマールやサリーム、ラティカなどが、それぞれの年代の少年少女の顔も出ていたのは、いいアイディアだと思いました。
繰り返しになりますが、傑作です。インドの混沌を描いていると共に、純愛とは何か?と言う事も描いています。
徹底的にエンターテインメント!
「今晩、どんな予定があっても中止して、この映画を観に行くべきだ!」ボストン・グローブ紙のコメント。うん、これがいい。いまのこの気持ちをサイコーに上手く表現してくれてる。熱狂のあまりインド人と一緒に踊り出しそうになった。拍手だけじゃ足りない。実際、この映画は踊れると思う。だって音楽が素晴らしいの。第二の主役は音楽だ!
アメブロ「マイ・ブルームービー・ナイツ」より
クイズの正解の謎とジャマールの一生。ストーリー構成の巧みさにラブストーリーと社会背景まで描いて画面に引き込まれました。
オープニングに示される『スラムドッグ$ミリオネア』のファイナルアンサー。
それは、ジャマールが正答したのはA.インチキ、B、偶然、C、実力、D、運命のどれかというクイズで始まります。
やはりアカデミー賞8部門獲得は伊達ではありませんでした。
あと一問のところで番組の司会者にインチキだと告発されて、警察に連行され拷問を受けるジャマールが尋問で答えていく全問正当の訳とは?
録画された出演シーンに答えていくジャマール。クイズの1問1問に、彼のこれまで歩んできた人生そのものが関わっていたのです。彼がファイナルアンサーの正解を記憶に焼き付けざるを得なかった、その時々の事情とは、取調官も同情を寄せるくらいの辛酸を舐めるものでした。
クイズの進行とジャマールの人生。そして、彼に辛酸を味わいさせたインド社会の差別社会や宗教対立の悲惨さなどの社会的メッセージも巧みに織り込んで、ラストシーンにまで画面に釘付けとなりました。
ホント最後のファイナルアンサーなんて、警察に拘留されていたわけですから、どうなるものかとドキドキ。本当に素晴らしいラストシーンでした。
この番組の司会者が食わせ者。ジャマールと同じく、下層階級から成り上がってきたことから、ジャマールを盛んに励まして、休憩時間にトイレで、君ももうすぐ私と同じミリオネアだねと言い寄ってきます。
このときジャマールは、次のクイズの正解を思い起こせず迷っていました。
ふと見ると、司会者は鏡に、正解と思われるアルファベットが手書きされているではありませんか。果たしてこれは天の恵みか、悪魔のささやきか、はたまた司会者の意地悪か!
そして皆さんも素朴に思うスラム出身のジャマールがなぜテレビのクイズ番組に応募しようとしたのか。それはどう見てもお金のためには見えません。
そこにはスラムで互いに孤児となったジャマールのラティカとの運命的な出会いが描かれます。1度目は孤児達を食い物にしている物乞いグループのボスによって、二度目は兄のサリームの横暴によって、生き別れになります。しかしどんなときもジャマールは、ラティカのことを忘れることはありませんでした。あらゆるツテを使ってラティカの居所を突き止めます。
ラティカがサリームが手下として使われているマフィアのボスに囲われていることを知っても、命がけで会いに行くのです。ジャマールにとってラティカはまさに運命の人であったのでした。
ボスの家で、二人は再会します。その時ジャマールは、ラティカの唯一の楽しみが『クイズ・ミリオネア』というテレビ番組を見ることだったことを知るのです。
ふたりはボスの家から脱出を試みますが、結局駅にいたところをボスの命令で捕まえにきたサリームに見つかってしまいます。刃物で脅されたラティカは、仕方なくサリームに拉致されます。このとき頬に刃物傷をサリームは負わしてしまうのでした。
ラティカを失ったジャマールは諦めませんでした。ひょんなきっかけから番組出演権を得たジャマールは、どこかできっと彼女が番組を見ていることを信じて、クイズに挑戦していたのです。そして一問でも多く正解して、長く画面に映っていたいと願いながら。
ジャマールのラティカに対する強い思いが、この作品の感動を強める重要な伏線となっていました。素敵なラブストーリーだったのです。
それとどこまでも純粋なジャマールと強欲で悪の道にどっぷり染まっていく兄サリームとの対照的な関係。でもそこは兄弟。思いやる心は忘れていませんでした。ラティカを拉致したばかりでなく、刃物傷を負わせしまったことをサリームは心から後悔していたのでした。その悔悟の気持ちからラティカに見せるサリームの優しさ、自己犠牲に涙されることでしょう。
さて感動的なストーリーだけでなく、カメラワークも見応えあります。冒頭のスラムの子供たちが悪戯により警官に負われるシーンでも、手持ち撮影やコマ落としなど希望で、子供たちの生き生きとした表情、スピード感を余すところなく描いていました。
それにしても、スターのサインをねだるためには、少年時代のジャマールに糞ダメへ飛び込まさせてしまう監督の発想力には驚きました。そこまでやらせるのか!
そしてファイナルアンサー。
ジャマールの一生がすべて明らかにされるとき、『スラムドッグ$ミリオネア』に彼が出演し、正解を重ねていくのは、もはや運命としか思えませんでした。
エンディングのラストメッセージ。
オープニングのクイズの正解がテロップで示されたとき、深いため息と感動が余韻となって心にこだましたのでした。
さすがアカデミー賞!
運命、愛、そして感動。
インドの貧しさとジャマール兄弟の過酷な運命に驚き、ジャマールのがんばりとラティカを思う心に感動しました。あの「クイズミリオネア」がこんなにすばらしい映画になるなんて・・・。インドでも放送しているというのが驚きでもありますが。
映画の中の視聴者と一緒にジャマールを応援し、ハラハラドキドキ。さすがアカデミー賞8部門受賞作。2時間たっぷり楽しみ、堪能しました。エンドロールのダンスシーンは、インド映画そのもの。見ないと、損をするかも!
最後はやっぱり、インド映画
ご存知、今年のアカデミー作品賞、監督賞等8部門に輝いた映画です。
「クイズ$ミリオネラ」で物語の主人公、
ジャマールが答えると
彼の人生が同時に浮かびあがってきます。
何故彼は教育を受けていないというのに
問題の正解を答える事が出来るのか?
ジャマールには、兄、サリームがいます。
彼等はある迫害事件で、母をも失い、
幼いうちから二人っきりになってしまいました。
彼の最愛の人となるラディカもその事件でみなしごになり、
彼等と一緒にすごすようになるのです。
ジャマールとラディカはお互いがお互いを
求め合っていたというのに、
一緒になれるまでに
幾多の困難を乗り越えなければいけなかった定めなのです。
彼らが乗り越えた困難とは。。。
ジャマールが正解を一つ、そしてまた一つ積み重ねる度に、
それが明らかになっていくのです。
スラムでしか生きる事が出来ない身の上だけに、
それなりの壮絶なシーンが出てくるのですが、
ジャマールは希望を捨てません。
こころねが真っ直ぐです。
だから彼の人生を後押ししたくなる人達が現れるのでしょう。
それと、普通ならクールダウンのためのエンドロールだというのに
ジャマールとラディカが踊り狂っています。取っても楽しそうに。
インド人って、こんなにほんとに踊り好きなんでしょうか?
踊らないインド映画。
アカデミーを取ったからという単純な動機でみました。だってインド映画って踊って歌って終わっちゃうってイメージだったので…笑
あの話はフィクションなんだろうけど、スラムで生き抜く子供たちのくだりはきっと本当なんだろうなと思うととても心が痛みました。インドにおける貧富の差は私たちの想像を絶するものがあるんだと思います。父も一緒に見ましたが相当感銘を受けたようです。
この映画を一言で言うと「純愛」に尽きますね。最近の映画にはないピュアな愛。それでいて計算しつくされた脚本。アカデミーを取った作品だけあって、本当にすばらしいと思いました。
そして最後の最後で…やっぱり踊っちゃった笑
父いわく、彼らの踊りは映画のために習った踊りとかではなく、きっと普段から踊っているからできる踊りなんだろうな。表情が劇中とまったく違う意味で生き生きしているし。と言っておりました。確かに笑
それは「運命」だったから
クイズで不正をはたらいたと
警察で尋問を受ける主人公:ジャマール
そこで録画された番組を見ながら
解答を知っていた理由を
「番組」ではクイズの答えと
子供の頃~少年時代~現在
をフラッシュバックさせながら
なぜ最終問題の場にいるのかを刑事にその理由を話すまでが軸になっている
また「スラムドッグ」=「負け犬」と何度も呼ばれながら
スラムの町や生活を混ぜ
自分たちを「三銃士」にたとえて
スラムで生きる術を描いている
日本では「司会:みのもんた」でお馴染みの「クイズ$ミリオネア」
全世界でライセンス放送されている(← パクリではなく正式)
出題時の音楽・正解の音楽 そして「ファイナルアンサー?」と馴染みはある筈
番組の発祥はイギリスでこの映画は【インドを舞台】にした【イギリス映画】
番組のライセンスを持っている制作会社がこの映画も製作
2001年・イギリスで全問正解した者が「不正」をして逮捕されたことがあった
タイトルクレジットはガキンチョのTシャツ
続いて音楽に合わせて疾走する子どもたちのカットバック
『トレインスポッテイング』の様だ!
全編がこんな感じでスピード感があって
ハラハラ&ワクワク感を持続させる
エンドクレジットは【インド映画】の様にポップな感じで
快いエンディングになっています♪
全215件中、201~215件目を表示