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似てない兄と弟がいた。
共に近所で起こる連続放火事件を調べてるうちにある事に気がついた。
それは残された落書きが遺伝子記号を意味しているということ。
そんな折、父親から衝撃の事実を聞かされる。
20年くらい前に連続レイプ事件があり、母もその被害者だった。
それにより生まれたのが弟の方だったのだった。
母はその後事故死したが、本当は自殺だった可能性もあった。
レイプ事件の犯人は当時高校生で、5年くらいで出所して来ていた。
兄はこの男に会いに行き、全く反省していない事を知った。
なのでこの男を殺す計画を立て、実行日も決めていた。
ある日、弟から放火事件の再調査をしようと持ちかけられる。
でもその提案された日は男を殺す事にしていた日なので断った。
その直後、弟に片思いする女から、放火魔は弟だと知らされる。
弟は30件あったレイプ事件の各犯行現場で放火をしていたのだった。
何故そんなことをしていたのかはさっぱりわからんけど。
その日が最後の放火で、そこにレイプ犯つまり父親を呼んでいた。
そしてそこで父親撲殺し、兄はそのシーンを目撃した。
弟は自首すると言ったが、兄は止めた。
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まともに見える弟が実は精神を病んでいたという話。
でも何でそんな放火をしたんかは全くわからんかったわ。
一応、その放火事件の記事を父親に送りつけたりして、
何らかのメッセージを伝えたかったって事なんやろうけど。
でも父親を殺す目的なら、そんな面倒な事する必要もないねんけど。
まあ結局は自首をせず、盲目な警察の捜査の手も伸びて来ない。
放火現場の近くにいつも落書きがあり、実はそれも弟が描いていて、
翌日それを自分で消してたんやから、疑われそうなもんやけどなあ。
しかしこの手の話で、自首しないという結論になるのって珍しい。
おれは少なくとも、自首する必要はないと思ってしまうけど。
あとタイトルは、子供の時に親子4人でサーカスを見に行った時に母が、
ピエロが楽しそうだから、重力さえもなくなり落ちないって言ったのが由来。
えっそれだけ?って思ってしまった。あんまり関係なくない?(場)