きつねと私の12か月

劇場公開日:

きつねと私の12か月

解説

アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞した「皇帝ペンギン」のリュック・ジャケ監督による長編第2作で、初のフィクションドラマ。監督自身の幼少期の体験をもとに、きつねと少女の交流を、豊かな自然と四季の移ろいとともに描く。学校からの帰り道、少女リラは美しい野生のきつねに出会い、テトゥと名付ける。テトゥに会うため毎日森に通うようになったリラ。その想いに応えるように、最初は警戒心を抱いていたテトゥも次第に距離を縮めていくが……。

2007年製作/96分/フランス
原題または英題:Le Renard et L'enfant
配給:松竹
劇場公開日:2009年1月10日

スタッフ・キャスト

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(C)Bonne Pioche Productions-France 3 Cinema-2007

映画レビュー

3.5【一年掛けて、狐と仲良くなった少女が学んだ事。”好きと、所有する事は違う。”フレンチアルプスの麓の豊かな自然、様々な野生動物が作品に彩りを添えています。】

2023年11月21日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

幸せ

ー リュック・ジャケ監督だから、時間を掛けて撮影したんだろうなあ。- ◆感想 ・警戒心の強い狐を、一年掛けて良く少女リラは、懐かせたなあというのが正直な感想である。 ・森の動物たち、熊、針鼠、鷲や、洞窟、岩を抉って流れる川。豊かな自然が描かれている。 ■リラは幼いが故に、テトゥ(オチビチャン)と名付けた狐を、好きになり、常に思い、仲良くなったからこそ、自分の部屋に入れたのであろう。  が、テトゥは閉じこめられたと驚き、リラの2階にある部屋の窓を突き破って、外に出ようとするが・・。 <ラスト、男の子の親になった優しい顔をしたリラが幼き息子に話しをし、その子も母と同じように笛を吹くのである。  リュック・ジャケ監督は昔から、野生動物の描き方が巧いなあ。>

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NOBU

1.5モヤモヤするぅー

2023年4月25日
Androidアプリから投稿
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みーな

4.0エキノコックス!

2019年8月9日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 「アルプスの少女ハイジ」を思い出すくらい、怖いもの知らずの超自然児!といった感じの10歳の少女リラ(ブリュノー)。さすがに狼に出会ったときには逃げてしまい、骨折まで負ってしまったが、“山の親父”と呼んでいた熊に遭遇してもビビらない少女。キツネの本も買ってもらい、生態も学んだうえで捜し歩き、徐々に近づいてゆくことに成功。夏になると、きつねをティトゥと名付け、一緒に遊んだりした。ある日、一緒に鍾乳洞に入って歩くうちに夜になり遭難してしまった。  アルプスのふもと。野山を駆け回るリラ。数多くの動物が登場するし、前半ではドキュメンタリーに小さなストーリーを挿入しただけと感じたが、手を振れるまでになると、さすがに『皇帝ペンギン』のリュック・ジャケ監督は作り方がうますぎると言わざるを得ない。そして、ティトゥが狼に襲われるというシーンでは、見る者の心を揺さぶり続ける・・・  夏休みの終盤、リラはティトゥを自分の家に招待する。おっかなびっくりのティトゥはそろりそろりと2階にあるリラの部屋へ。扉をしめると急に息苦しくなったティトゥは部屋の中で暴れまくり、最後にはガラス窓へと飛び込んで行った・・・死んだ?  室内犬でさえも見知らぬ密室に連れ込まれると情緒不安定となる。キツネは所詮、人間のペットにはできない動物なのだ。結局は死ななかったティトゥだったが、その事件以来、リラの前に姿を現わすことはなかった。  大人になったリラが息子にお話を聞かせてあげてるといった設定。きつねは人間のペットにはできないと教えてあげるのだ。日本では『キタキツネ物語』、『きつね』、『子ぎつねヘレン』なんて作品もあって、エキノコックスの怖さを教えてくれるのだが、可愛いからと言ってむやみにペットにはできないもんなのだな・・・きつねに限らず。

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kossy

4.0切なくて残酷で繊細で

2016年9月19日
iPhoneアプリから投稿

自然に囲まれた地で、少女が野生のきつねと出会います。 景色もよくて、少女ときつねはとにかくキュート。 しかし、胸が締め付けられて思わず涙が出ました。

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Ayaka