コントロール

劇場公開日:

コントロール

解説

絶望的な歌詞や独創的な曲調で70年代末のUKロック・シーンに衝撃を与えたポスト・パンク・バンド、ジョイ・ディヴィジョン。そのボーカリストとして絶頂期にありながら、23歳という若さで自ら命を絶ったイアン・カーティスの半生を、これまで多くのミュージシャンを撮り続けてきた写真家アントン・コービンが映画化。主人公イアン役には、自身もバンド活動を行う若手俳優サム・ライリーが抜擢された。

2007年製作/110分/イギリス・アメリカ・オーストラリア・日本合作
原題または英題:Control
配給:スタイルジャム
劇場公開日:2008年3月15日

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映画レビュー

5.0ワルシャワからジョイディビジョンへ

2023年4月30日
iPhoneアプリから投稿
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redir

3.5僕のフリをする誰かに起きているみたいだ

2010年8月16日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

難しい

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shimo

4.5胸が苦しくなる

2008年5月1日

泣ける

悲しい

もう途中から胸が苦しくなってくる感じ。

なんともいえないグレーゾーンが、白黒の映像によってさらに強調されてる感じがした。
でも1つ1つのシーンがすごいかっこいい。

そして音楽もすごくいい!
映画を引き立ててますよね。

こうやって映画をみても、自殺するときは本人にしかわからない何かが
あったのかと思うと、なんともいえないですね。

本人を知らなくても楽しめる映画です。
是非おすすめ。

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ぱぱいやんず

3.0モノクロ映像が映し出す70年代末の音楽シーンの空気感。意外に普通の人だった主人公にシンパシー

<ストーリー>
70年代後半にポスト・パンクとして台頭しつつあった、ニュー・オーダーの前身バンド「ジョイ・ディヴィジョン」のボーカル、イアン・カーティスの短い半生を描いた作品。

<個人的戯言>
全篇モノトーンの映像が、70年代後半の英のパンク、ニュー・ウェーブ・ムーブメントの雰囲気を醸し出しています。正直名前だけで、一度も聴いたことのなかったジョイ・ディヴイジョンの音楽も、今でも面白いと思える音でした。よくある「成功による破滅」の部分もありますが、意外にも普通の人であった故の最後は、逆に身近なものに感じられます。主役は本人がかなり乗り移った感じ。サマンサ・モートン、その年で高校生役は・・・ギリギリ・セーフ!

この時代のパンク・ムーブメントには完全に乗ることが出来なかった私としては(認めたのはポリスとクラッシュ。この2つは「パンク」という枠からははみ出していましたが)、名前は知っていても実は初体験。意外にもメロディアスなギターと、ハードなリズム隊は結構今聴いても面白いものでした。モノクロの映像が更に時代の空気を表していて、自然にその音も受け入れ易くしています。

「成功による破滅」という、この手の実話によくある経路を辿ってはいますが、それだけではなく、意外にも「普通の人」(前職は職業安定所の職員)だったことによる苦悩の方が多かったのかも。その辺りは、逆にとても身近で、人間的な感じがして、遠い世界の話ではない気がして理解できる部分でもあります。

主役のイアンを演じた俳優は写真やライブ・シーンを観た限りでは、かなり本人に近いものがあり、特にライブ・パフォーマンスはちょっとイタコ状態?30歳のサマンサ・モートンの高校生役は・・・でも結構可愛かったので、滑りこみセーフということで許しましょう。

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ジョルジュ・トーニオ