歩いても 歩いても

劇場公開日:

歩いても 歩いても

解説・あらすじ

「誰も知らない」「幻の光」の是枝裕和監督が、年老いた両親の元に久々に集った家族の情景を静かなタッチで切り取り、人生の喜びと悲しみを浮かび上がらせたホームドラマ。ある夏の日、元開業医の横山恭平とその妻とし子が2人きりで暮らす家に、次男の良多と長女のちなみがそれぞれの家族を連れてやって来る。何気ない団欒のときを過ごす横山一家だったが、この日は15年前に亡くなった長男・順平の命日だった……。

2008年製作/104分/日本
配給:シネカノン
劇場公開日:2008年6月28日

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(C)2008「歩いても 歩いても」製作委員会

映画レビュー

4.5俺が働いて建てたんだぞ、なんで“おばあちゃん家”なんだ!

2025年4月18日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

幸せ

癒される

相性とか波動みたいなモノで、それぞれ感じ方受け止め方が違ってて、映画に対してもそんな風に合う合わないのが在って、何度繰り返して観ても飽きない、惹き込まれてついつい最後までそこに浸ってて、終わってもまだその世界観から離れられなくさせるモノを感じる、そんな作品が有る。

邦画ではたぶん1番繰り返し観た作品だと思う。

初見はとにかく夏川結衣が観たく手を出したら……
言葉にするのは難しいが、アノなんとも表現し難い雰囲気、懐かしい感覚がフツフツと甦ってくる。
親戚が集まった時の微妙なギクシャクや子供達の照れながらすぐうち溶ける感覚、父親の手持ち無沙汰な無駄な威厳等……昭和のお盆を彷彿させる空気を感じる。

是枝作品特有のドンヨリ感が軽めで、ずっとそこに居たい氣にさせるけど、非日常は過ぎ去って、繰り返される日時に戻らなければいけない…。
そんな風に、いろんな事を飲み込んで日常を歩いてきた老夫婦(というより母の牽引)が尊く感じる。

2~3年に一度はつい観たくなる名作!

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奇妙鳥

5.0家族の鬱陶しさ

2025年3月20日
iPhoneアプリから投稿
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てけと2

4.0ビタースイートな家族の物語の前半

2024年12月24日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

悲しい

幸せ

何気に予告編を見ていたら、傾斜地の住宅街、海岸線と赤い電車。これって京浜急行沿線では?と思い、見始めました。 多少、特異な家族歴があるものの、誰しもに経験のあるようなクスリと笑える出来事、チクリとくる出来事があり、自分自身の家族や両親の姿と重なる部分を見ておりました。もう一つ、あの二人、阿部寛さんと夏川結衣さんは、TVドラマ「結婚できない男」の二人でした。あたかも、あのドラマの延長かなと思える夫婦の雰囲気でした。
ラストの三年間は省略されていましたが、老親って、突然亡くなるのではなく、段々と亡くなるんですね。支える家族にとっては、ラストスパートの三年間であったはず。そこはどうでしたか? という後半の物語の第1章。そして無人となった家屋と土地。京浜急行沿線の住宅地は高齢化が進み、次世代への引き継ぎが進んでいるはず。しかし他所からくる若い家族は湘南を目指します。というわけで、その空き家と土地をどうするのか? という後半の物語の第2章もあります。旅立たれたお二人の御遺産として、不動産と現預金が同等であれば、さほどトラブルにはならないかもしれませんが、バランスが悪い場合とか等など、相撲取りの名前同様、くだらない話かもしれませんが、そんな想像をしてしまいました。じわっとくる映画です。

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C.B.

1.0つまらん

2023年12月31日
PCから投稿
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