告発のとき

劇場公開日:

告発のとき

解説

「クラッシュ」(05)のポール・ハギス監督・脚本によるサスペンスドラマ。イラクの最前線からアメリカに帰還したマイクは、その帰国直後に軍隊から脱走し、行方をくらます。マイクの父親の退役軍人ハンク(ジョーンズ)は、地元警察の女性捜査官(セロン)とともに息子の捜索を始めるが、真実を追い求めるにつれて、父親の知らない息子の素顔が明らかになっていく……。出演はトミー・リー・ジョーンズ、シャーリーズ・セロン、スーザン・サランドンら。

2007年製作/121分/アメリカ
原題または英題:In the Valley of Elah
配給:ムービーアイ
劇場公開日:2008年6月28日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

受賞歴

詳細情報を表示

インタビュー

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

映画評論

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5
  • 画像6
  • 画像7
  • 画像8
  • 画像9
  • 画像10

(C)2006 Elah Finance V.O.F.

映画レビュー

3.5シャーリーズ・セロンきりっとしとるな

2024年7月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

2024年7月5日 映画 #告発のとき (2007年) イラク戦争から帰還後無断離隊した兵士 連絡を受けた父親が行方を探す中、息子の死体が発見される 父は女性刑事と真相を探るが仲間の隊員の口は重い 神経が麻痺しないと戦場では生き残れないのだろうな

コメントする (0件)
共感した! 0件)
とし

3.0真に告発されるべき罪としての「戦争」

2023年6月13日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

兵士の安全を守るためには、移動中にはハンビーを停めないことが絶対条件だったのかも知れません。 しかし、結局は、不意に道路に飛び出してきた子供がいても、ハンビーを停めてはならないという「不条理」が、マイクの心をねじ曲げてしまったことはには、疑いがないと思います。評論子は。 負傷した捕虜(敵兵)の傷に指を入れて抉(えぐ)るという虐待的な行為を平気でするようになり、ドク(ドクター=医者)というニックネームをもらうようになったり。 そういう心の傷は、マイクを殺害した、かつての戦友も同じことだったのでしょう。 よほどの怨恨関係でもない限り、42箇所…骨に残った傷痕から推測しても42箇所以上も刺して殺害というのも、平常な精神状態であったとは、言えないだろうと思います。 帰還兵は、そういう心の傷を、麻薬や、ストリップ・バーに出入りしたりすることでしか慰めることができない…。 「名作」といわれた『デイア・ハンター』でも、同じような背景が描かれていたと思います(同じく銃器を使うといっても、片方は健全なスポーツ・娯楽としての使用であり、もう片方は、まるで狂気としての使用である、その対照と矛盾)。 そういう「戦争」というものは、紛争解決の手段としても、もはや告発されるべき時期に達しているというのが製作意図だったのではないでしょうか。本作の。 主演のトミー・リー・ジョーンズの濃厚な演技とも相俟って、充分な佳作であったと思います。評論子は。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
talkie

3.0救いようがない

2023年6月4日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

退役軍人の父 母は父に従う 長男は戦士 次男は狂気→同じような狂気の仲間に殺される。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ho

3.0改めて、シャーリーズ・セロンはいい女優だと思った

2021年2月28日
PCから投稿

「国旗を逆さまに掲揚するとそれは救難信号になる」らしい。 この映画の中ではつまり、「アメリカはもうどうにもならん、助けてくれ」ってことなんだろうね。 息子を信じた父に突きつけられた現実。 国を信じた国民に突きつけられた現実。 戦争に子供を奪われた母の現実。 戦争すべてが悪いことだと思うけど、何のために闘ってるのかわからない戦争が一番最悪。 悲しみが澱のように、厚く沈んでいる映画でした。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
UNEmi