西の魔女が死んだ
劇場公開日:2008年6月21日
解説
学校へ行くことが苦痛になってしまった中学生のまいは、母に勧められて祖母の家に身を寄せることに。母とまいが"西の魔女"と呼ぶイギリス人の祖母は、大自然に囲まれた一軒家で穏やかな生活を送っている。祖母との田舎暮らしは閉ざされたまいの心を少しずつ解きほぐしていく。梨木香歩のロングセラー小説を「8月のクリスマス」の長崎俊一監督のメガホンで映画化。祖母役に往年の名女優シャーリー・マクレーンの娘サチ・パーカー。
2008年製作/115分/日本
配給:アスミック・エース
スタッフ・キャスト
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2023年1月22日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
高橋真悠扮するまいは不登校になったので田舎のおばあちゃんのところへ来た。まいはおばあちゃんから魔女の話を聞いた。
のんびりしたトーンで展開していくが、ゆるやかにしないと不登校には効かないかもね。
主演のサチパーカーは、品の良い優しい表情が印象的な女優さんだったね。
2023年1月21日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
ハーブティーをいれたり、野いちごでジャムを作ったり、草の上で洗濯したシーツを干したり、田舎でのスローライフがいいなぁ。魔女修行したくなっちゃう。
おばあちゃんの包容力に、胸が締め付けられる。しっとりと美しい作品。
BSプレミアムの放送にて。
2023年1月18日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
大好きな祖母の死後に“まい”が祖母の家で見たのは「ニシノマジョカラ ヒガシノマジョヘ オバアチャンノ タマシイ ダッシュツニ ダイセイコウ」、感涙❣
2022年11月1日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、VOD
■中学生になったばかりの少女まいは、学校になじめず登校拒否に。
それを見かねた母親(りょう)は彼女を、「西の魔女」と呼ばれる祖母(サチ・パーカー)に預けることにする。
英国人の祖母は、魔女の血筋で不思議な力を持つという。
自分も魔女になりたいと願うまいは、魔女修行を始め…。
ー この作品を観ると(原作を含む)自身の小学生時代を思い出す。学校で苛められて居たわけではないが、夏休み、冬休み、春休みの殆んどを母方の祖父母の家で過ごしていた。
理由は明確で、居心地が良かったからである。
広い家、広い庭(畑や八朔の木もあった。)、池・・。
何より、祖父母が私が初孫という理由も有るだろうが、何事も私の好きなままに優しく見守りながら、やらせてくれた事である。-
◆感想
・サチ・パーカー扮するお婆さんの気品ある佇まいが良い。
孫娘まいに対しても、丁寧語で接し、自然を愛する姿。
・そして、時折口にする、大切な言葉。
”自分で決めなさい”
”規則正しい生活を送りなさい。”
・隣人の粗野な男ゲンジ(木村祐一)を毛嫌いするまいに対しての言葉も良い。
ー 見かけで、人を判断しない。実際に,ゲンジは西の魔女が亡くなった時に”できる事は言ってくれ”と、告げに来る。-
<今作では、悪人は出て来ない。学校に馴染めない少女が、お婆さんの所でスローライフを過ごす中で、疲れた心を癒す姿が自然に描かれている。
少女の両親も無理に娘を学校に通わせそうとはせず、時間を掛けて娘の心が回復する事を待つ姿も良い。
特別な事が起こる訳ではないが、佳き映画だと思った作品である。>