レッドクリフ Part Iのレビュー・感想・評価
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観ておかないと、次困る!
「三国志」の“赤壁の戦い”を、あのジョン・ウー監督が、完全映画化。“Part Ⅰ”なんですよね。事前の宣材(チラシ、ポスター)には、そんなこと一切書かれてないんですが、オープニング・タイトルにはしっかりと記されておりました(^^;。
吾輩、歴史物は好きな方なんですが、実は「三国志」にはこれまでまったく手を付けておりませんでした。理由はね~、『名前がみんな漢字だから(^^;』ええ、これですわ。だって、なかなか憶えられないでしょう?登場人物もムチャクチャ多そうですし…(まあ、我ながら何と軟弱な理由でしょう。あ~情けない!)。で、この映画も実は観に行こうかどうしようか迷ってたんですが、これだけ話題になっている以上、観ておかないわけにはイカンってことで、少々ビビリながら映画館へ向かいました。そこで、驚いた!何とこの映画、冒頭に短い「三国志」の解説が付いているのです。しかも日本語で(吾輩、“字幕版”を観に行きましたので、一瞬うろたえましたよ『あれ?“日本語吹替え版”と間違えたかな?』って(^^;)!いやあ、これは良かった。とってもわかり易い!配給会社さん、グッジョブ!ですよ。これで歴史が苦手なカップルや女の子でも、何の抵抗も無く「三国志」の世界に入っていくことが出来ます。
映画自体は、非常によく出来ています。全編からジョン・ウーのこの映画に懸ける執念(怨念(^^;?)が、スクリーン越しにビンビンと伝わってきます。VFXを駆使した、合戦での派手なアクション・シーン。CGを駆使した、膨大な数の船団の圧倒的な存在感。そしてお馴染み飛びまくる鳩…(^^;。全編『これで、どうだ!』と言わんばかりに、観てる我々にグイグイ迫ってきます。2時間25分は、あっと言う間でございます。そりゃ、1本では納まらないでしょう。「Part Ⅱ」が出来るのも、仕方ないでしょう。ただ、終わり方があまりにも唐突に切れてしまっておりますので、その辺り戸惑われませんように。この「Part Ⅰ」だけ観て、「Part Ⅱ」を観ないのも辛いし、その逆で「Part Ⅰ」観てないと「Part Ⅱ」はシンドいと思われます。ですから是非、「Part Ⅰ」をご覧になって、来春公開の「Part Ⅱ」に備えていただきたいと思います。
ところで周瑜の妻、小喬を演じたリン・チーリン嬢。とてつもなく美しい方ですね。男性陣は彼女の美しさを是非、観に行ってください!映画初出演だそうですが、この先、ブレイク間違いなし!ハリウッド・デビューも、そう遠くないんじゃないでしょうか?まあ、とにかく必見の美しさです。彼女とスクリーン上で再会できることが、実は吾輩にとって「Part Ⅱ」の一番のお楽しみだったりしちゃいます…(^^;。
続編が楽しみです。
初心者でもなんとなくわかるようになる三国志!
三国志のことをまったく知らない状態で見たのですが、名前が難しくて最初は顔と名前を一致させるのが難しかったです。
とにかく「この名前の人誰だったっけ?」とついていくのが大変でした。
でも、とにかく人物名をスーパーで何度もだしてくれたので、徐々にそれぞれのキャラクターが明確になっていって、結果的にはけっこう楽しめました。
でもこれが、三国志の中でも「赤壁の戦い」にしか焦点を当てていないということに驚きですね。
なんせこのPart1ですら、その「赤壁の戦い」が始まる直前で終わってしまうのですから!
じゃあ一体三国志全体を映画化したら、どんなことになるのか・・・。
ただちょっと感じたのが、金城武演じる諸葛孔明があまり天才軍司っぽく見えなかったのと、劉備の影が薄いところが残念でしたね。
でも、劉備の影が薄い分、彼に仕える趙雲を始めとする三人の武将がかなりかっこいい!
忠誠心に厚く、たった一人敵に囲まれ、敵のボスを目の前にしても、まったくひるまないその勇猛さにしびれました!
そして、ラストの「八卦の陣」。
映像的にも迫力がありましたが、その陣形の動きといったらすごいこと!
圧巻の一言で、「おぉ~!」と食い入るように見てしまいました。
クライマックスの「赤壁の戦い」はPart2ですが、Part1だけで終わっても、それはそれでいいかなと思いました。
武将たちのガチンコ勝負は圧巻
キャスティングがよかったですね。
金城武の孔明が意外に良かったです。
孫権はイケメンだったので友人が騒いでおりました(笑)
大好きな関羽はイメージ通り!
役者さんがチンギス・ハーンの末裔ってのにも興奮。
あとは、趙雲役の俳優さんのアクションシーンが一番光って見えました。
岩代太郎氏の音楽がとても良かったです。
サントラ買いました。
聴く度に映画館にまた行きたくなります。
初心者には分かりにくいということですが、事細かに人物紹介などしていると二部作では収まらないから仕方ないかなと。
巨額の制作費を投じてあの素晴らしい映像を見せてくれているのだから、三部作以上になるとクオリティーが落ちてしまうのではないでしょうか。
また、各武将の紹介をするためか、時系列が合ってないところがあります。
なのでこの映画をそのまま鵜呑みしないで少し三国志を勉強してから観てみることをオススメします。
すみません。話が見えません・・・
「三国志演義」は読んだことがないので、よく知らない。よくご存知の方やファンの方には、有名なエピソードがてんこ盛りでサイコーなのかもしれないが、こちとらさっぱり、ちんぷんかんぷん。それでも最初に説明の部分を付け加えたりして、配給会社の努力は感じるのだが、何だか「スター・ウォーズ」の1作目を観ているみたいで、しっくりこないのだ。「スター・ウォーズ」は毎回最初に字幕でその作品の背景が説明されるのだが、割り切って観るしかない感じだった。「三国志」は描いている時間が長いし、時代背景も複雑だし、登場人物も多い。だから、義兄弟の契りとか、三顧の礼だとかそういうエピソードはすっ飛ばし、一番スカッとするエピソードを映画化したのだと思うが、そういう背景が描かれていないので共感しがたい。もちろん、中国で制作されたテレビシリーズなどと比べれば、断然血沸き肉踊る感じだと思うし、画面に緊張感がある。ちゃんと女性を引き立てようとする配慮も感じられる。二丁拳銃は、残念ながら出てこないけど、おなじみ白い鳩も舞ってくれる。いいところで終わっちゃうのは、噂で聞いていたので覚悟していたが、登場人物が多い中(途中でたびたび字幕で名前が紹介されるのはありがたかった・・・)もう少し初心者にもわかるような作りにしてほしかった。
圧巻!
カッコイイ☆
三国のシンフォニーが聞こえない。
公開されて賛否両論の『レッドクリフ』。
三国志ファンとしては残念ながら私は「否」に評価せざるを得ない結果になってしまった。
好意的なところを見つけるとこらからして難しい。
ジョン・ウー的に全体的にエンターテインメントに徹したと言えば聞こえはいいし、唯一の好意的な点なのだろうが、これが、ずっとやりたかった『三国志映画化』と言うのであれば、ジョン・ウーも終わりだ。
否定的な見解を挙げればキリがない。
冒頭のシークエンスからして、兵士に気迫が感じられず(これが観てて本当にツライ)、槍をパシパシ叩く戦闘で、観てて萎える・・・。
武将はカリスマ性を出す演出なのだろうが、キモは武将に丸投げでは、兵団や陣形を説く意味が無い・・・。
そして、本作で最も致命的なのは、三国志の魅力ある武将たちがまったく輝いていないことだ。
特に、呉・蜀を『善』とみなすこの作品の構図からして『悪』である魏の棟梁である曹操の魅力がまったく無い。これは本当に致命傷だ。
ただのイメクラ好きのエロオヤジと化しており、こんなやつに身を賭して戦う必要があるのか、周りの武将もアホか!と言いたくもなる。曹操を魅力ある悪役にしてこその三国志演義だろう。近年では「蒼天航路」などで曹操の魅力は再認識されているが、ここまで美しく書かなくとも、曹操は、三国志においては「スターウォーズ」における『ダース・ヴェイダー』なのだ!!ヴェイダー卿のいない『スターウォーズ』なんて・・・。
魏軍も総じて魅力ある武将に恵まれているはずなのに字幕で軽くあしらわれる始末・・・(特に張遼。)
少なくとも、世界で多くのファンを持つ三国志の映画化として考えるには相当お粗末な結果になってしまったことだけは断言できる。
パート2でどこまで巻き返せるかだが、予告編を見る限りでは曹操に変化はみられそうも無く、展望は暗い。
うーむ・・・
三国志と言えば、川本喜八郎先生だが
やっぱりハト!でちゃいましたねっ^^♪
ジョン・ウー監督ってば、どこまでハト好きなのか???(笑)
トーゼンのよ~にハトを出演させるのが、この監督ならではのこだわりみたいでして・・・
でも結構私、好きなんですよねぇ~ジョン・ウー監督♪
恥ずかしながら「三国志」の話はよく知りませんが、理解力に乏しいこの私にも解りやすかったかな^^
字幕のはずが、冒頭シーンで日本語のナレーションだったり、悪役はホントに人相が悪かったり・・・そ~ゆ~とこが特にね(笑)
モチロン迫力は凄かったっす♪
しかもトニー・レオンに金城武主演でしょ^^
イケメンをあっぷで観るのは、女性としては嬉しい限りで・・・
もう、それだけでお腹がいっぱい!!!ってな感じ(笑)
ただ、金城さんのアクションシーンが、思いのほか少なかったのが、私的には残念だったなぁ~(泣)
いつの時代も事件の裏には美女がいるもんなんですな^^
何はともあれPartIIが楽しみです☆
11月10日109シネマズ高崎にて観賞
おじさんたちがかっこいい
長いけれど、飽きさせない
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