レッドクリフ Part Iのレビュー・感想・評価
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ハリウッドとも邦画とも違う、独特の演出
ハリウッドとも邦画とも違う、独特の演出が私にも充分感じられました。映像はあくまでも美しく、戦いのシーンは徹底的に激しく、その世界観が堪能できたと思います。
三国志はよくわからないのですが、ある特定の戦いだけを描いているので、その範囲の中ではよくわかりました。
金城武の諸葛孔明は、戦いに直接参加しないのは当然ですが、あまり戦略家ぶりが感じられませんでした。
それにしても、あの戦いのシーン、ワイヤーアクションやCGも使っているんでしょうが、絶対多数のけが人出してそう。
続編が待ち遠しい
まず物語の背景を説明する必要がある。また主要人物だけでも10人を超える。彼らを紹介しつつ、それぞれに見せ場を作らねばならない。さらに、80万の勢力に対して僅か2万の兵でいかに戦うのか、その奇策の片鱗も描かねばならないとあっては、145分の長尺といえど、さすがに前後編に分けるしかないだろう。前編の今作は、「赤壁の戦い」のプロローグでしかない。
諸葛孔明に金城武・・・観るまではミスキャストかと思われたが、これがなかなかに巧い。孔明と周瑜が互いを認め合い、知恵を競い合うやりとりは見ていて小気味よく、またユーモラスだ。
ジョン・ウー監督の画作りは野暮ったいところもあるが、壮大さと緊迫感はよく出ている。岩城太郎の音楽がかなり効いているといえる。
多勢対無勢の戦話はいつの世でも面白い。後編は来年4月の公開。待ち遠しい。
イケメン多すぎでしょ
三国志の赤壁の戦いを描いた作品。
パート1でお腹いっぱいになりました。
イケメンばかりすぎて、
なんかリアルティにかけるというか
いまいちだった。
映像としてはすごいけどね。
ジョン・ウーの心意気に共感
ジョン・ウー監督が壮大なスケールで映画化する全2部作の前編。蜀の劉備を支えた名軍師・諸葛孔明を金城武、呉の孫権に仕えた水軍の将・周瑜をトニー・レオンが演じる。
制作費は100億円と言われるが、不足分をジョン・ウーが私費10億円を投じてまで入れ込んだ映画。最近「赤壁の戦いー英雄曹操ー」を観たが、同じテーマでありながらレベルが全く違う。現代の技術で中国の歴史を再現させたことに尊敬する。
ミーハーなオールスターキャスト映画
自ブログより抜粋で。
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筆者は理系少年だったので歴史にほとんど興味がなく、三国志についても孔明や劉備の名前は知ってるってぐらいの知識しかない。
当然のように「赤壁の戦い」と言われてもピンとこなくて、あらすじを見てはじめて「ああ、昔テレビで観たアニメの『三国志』にそんなエピソードがあったっけ」というありさま。
そんなわけで、三国志に思い入れもこだわりもないんだけれど、それにしてもこの映画は、なげーよ!
こんな薄味長尺で、さらに2部構成って、製作費の無駄遣いだろ。
序盤の、孔明が呉の国へ交渉に出向くあたりまでは、戦闘アクションものとしてまあまあ楽しめてたんだけど、周瑜が登場したあたりからどんどん話が散漫になって、天才軍師・孔明の“キレ”はほとんど伝わってこないし、アクションも単調で飽きてきた。
Part1でのクライマックス、“九官八卦の陣”の戦いも、生死を分ける戦闘というより、華麗な演舞を観させられるってだけの見え透いた段取り芝居。
このクライマックスの頃になると、八割方埋まっていた客席のあちこちで“飽きてますオーラ”が発せられているのが感じ取れたほど。ひとつ離れた席にいた女性はとうとうこのクライマックスのさなかで出て行ったし。
こんな無闇に疲れる劇場体験、久しぶりだわ。
金がかかってるのは充分に伝わってくる超大作だが、いいかげん「CGすごいでしょ」演出はやめようよ。
2000隻の曹操軍の船団も、『トロイ』(2004年 ウォルフガング・ペーターゼン監督)からなんら進歩してない。
『トロイ』当時ですら、あり得ない超俯瞰でのあからさまなコピペCGに失笑してたのに、まだ同じ轍を踏んでる。
半年後に後編が待ちかまえているから結論を急ぐ必要もないが、少なくともこの前編は話のネタにしかならない愚作。
昔三国志にはまって一家言あるおじさんが、飲み屋のねーちゃん相手に「かなーり、映画用にアレンジしちゃってるよね。獅童がやってた甘興ってのは甘寧って武将をモデルにした架空の役なんだな、うん。あとこれ大事なことだけどさ(キリッ)、金城なんとか君がやってた諸葛亮が孔明ってなってたけど、 “孔明”は字(あざな)で、彼を孔明って呼ぶんなら、劉備は玄徳って言わなきゃおかしいんだよぉ(ハート)」てな感じで知識自慢をしてる姿が目に浮かぶ。
唯一褒めてあげたいのは、オープニングに日本版オリジナルの三国志解説を入れたり、何度も同じ登場人物に人名テロップを出してたこと。
わかってる人にとってはくどかったかもしれないけど、ミーハーなオールスターキャスト映画でしかない本作で、筋金入りの三国志ファンより三国志初心者に気遣ったのは、関係者がこの作品の立ち位置をよく理解している証。
Part2では女性キャストが活躍するみたいだし、実はこの映画、男っぽい内容だけど、かなり女性向けじゃないかと思う次第。
普通に
迫力のある音楽や映像で、三国志などの歴史的な要素がわからなくても楽しめる作品だと思います。(私が三国志をあまり知らないだけなのですが・・・)
ただ話を知らないからいけないのか?他の理由なのか?戦闘シーンは、若干中だるみしました。でも全体的にとても面白かったです。
昔話ですか
歴史書に忠実にしたいのであらばアクションで時間を咲く必要はない。
ベテラン・大物俳優陣を揃えた所で運動会並みの活劇で注目するはずはない。
ここまで時間をかけるのなら、ストーリーをもう少し込み入らせて欲しかった。
これはこの物語としておもしろい
もとの三国志を知ってる人にとっては、おもしろい部分と、この下りは欲しかったなーーって部分があったりしましたが、これはこの物語として楽しめると思います。
また、漫画や小説など読み直してみようと思います。
三国志に興味はなかったんだけど
観ると三国志に興味がわく。
三国志を知らないからこそ新しく、面白く思えるのかもしれないけれど、
続きも気になるし、前後の人間性とかも知りたくなる。
壮大な歴史の一部だからこそそう思えるのだし、
三国志に興味の無かった人間にそう思わせられるだけのものはある。
でもいざ三国志を読んでみようと思っても果てしなさすぎて、
手を出しづらいんだなぁ…。
武闘アクション好きの方にはおすすめです。
なにかと話題な本作シリーズ。
わたくし個人はあまり興味がなかったのですが、GWに帰省し、歴史大河ものが好きな母親の為にと借り、一緒に観賞しました。
わたくしが観るのを避けていた唯一の理由は、監督がジョン・ウーだということ。過激なアクション出身の監督だから、さぞかしドラマはお粗末なのだろうなと思いこんでいたのです。
そしてその予感は的中してしまいました。
歴史ものには必須な人間ドラマがあまりにも浅いのです。監督ご本人がそれに腐心した跡はうかがえますが、それでも結局は戦闘シーンに多数のエキストラを使い、CGを駆使し、リアルさを出すための血の量と(この監督さんの18番の)スローモーションなアクションに結局「逃げ」たという印象が否めませんでした。
救いは、やはりトニー・レオンの深みのある演技。
これで作品が、浮き足だたなかったと思います。
新鮮な諸葛孔明像
どう描かれるか楽しみだった諸葛孔明を、
金城武が、冷徹な軍師としてではなく、
音曲やユーモアを解する青年として現代に蘇らせ、
絶世の美女=小喬を、
新人女優の林志玲が、ごく自然な、
滲み出るような美しさで表現してくれました。
しかし、この二人に負けず劣らず印象的だったのが、
呉の君主孫権の妹である尚香(ヴィッキー・チャオ)でした。
いやぁ、あのじゃじゃ馬。良いな~♪
大迫力!!
多くの中国人が出演する中、金城武が諸葛亮孔明役だっただけに非常に嬉しかったです。
内容的には三国志を読んだことがある人は結末を知っているので特に目新しいことはありませんが、映像的なところでジョンウー監督の天才的なシーンが多々見られます。
とにかく迫力がすごいです。
内容を知っていても十二分に楽しめると思います。
早く第二部作が見たいです。
観ておかないと、次困る!
「三国志」の“赤壁の戦い”を、あのジョン・ウー監督が、完全映画化。“Part Ⅰ”なんですよね。事前の宣材(チラシ、ポスター)には、そんなこと一切書かれてないんですが、オープニング・タイトルにはしっかりと記されておりました(^^;。
吾輩、歴史物は好きな方なんですが、実は「三国志」にはこれまでまったく手を付けておりませんでした。理由はね~、『名前がみんな漢字だから(^^;』ええ、これですわ。だって、なかなか憶えられないでしょう?登場人物もムチャクチャ多そうですし…(まあ、我ながら何と軟弱な理由でしょう。あ~情けない!)。で、この映画も実は観に行こうかどうしようか迷ってたんですが、これだけ話題になっている以上、観ておかないわけにはイカンってことで、少々ビビリながら映画館へ向かいました。そこで、驚いた!何とこの映画、冒頭に短い「三国志」の解説が付いているのです。しかも日本語で(吾輩、“字幕版”を観に行きましたので、一瞬うろたえましたよ『あれ?“日本語吹替え版”と間違えたかな?』って(^^;)!いやあ、これは良かった。とってもわかり易い!配給会社さん、グッジョブ!ですよ。これで歴史が苦手なカップルや女の子でも、何の抵抗も無く「三国志」の世界に入っていくことが出来ます。
映画自体は、非常によく出来ています。全編からジョン・ウーのこの映画に懸ける執念(怨念(^^;?)が、スクリーン越しにビンビンと伝わってきます。VFXを駆使した、合戦での派手なアクション・シーン。CGを駆使した、膨大な数の船団の圧倒的な存在感。そしてお馴染み飛びまくる鳩…(^^;。全編『これで、どうだ!』と言わんばかりに、観てる我々にグイグイ迫ってきます。2時間25分は、あっと言う間でございます。そりゃ、1本では納まらないでしょう。「Part Ⅱ」が出来るのも、仕方ないでしょう。ただ、終わり方があまりにも唐突に切れてしまっておりますので、その辺り戸惑われませんように。この「Part Ⅰ」だけ観て、「Part Ⅱ」を観ないのも辛いし、その逆で「Part Ⅰ」観てないと「Part Ⅱ」はシンドいと思われます。ですから是非、「Part Ⅰ」をご覧になって、来春公開の「Part Ⅱ」に備えていただきたいと思います。
ところで周瑜の妻、小喬を演じたリン・チーリン嬢。とてつもなく美しい方ですね。男性陣は彼女の美しさを是非、観に行ってください!映画初出演だそうですが、この先、ブレイク間違いなし!ハリウッド・デビューも、そう遠くないんじゃないでしょうか?まあ、とにかく必見の美しさです。彼女とスクリーン上で再会できることが、実は吾輩にとって「Part Ⅱ」の一番のお楽しみだったりしちゃいます…(^^;。
続編が楽しみです。
三国志がここまでエンターテイメントとして映像化されたことに驚きました。時間的な制約があるのでやむを得ないかとは思いますが、ストーリーがやや急ぎすぎなのが残念でした。ただCG効果も十分で楽しめました。続編が楽しみです。
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