劇場公開日 2013年8月30日

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「時代があるんだと思う」マン・オブ・スティール Blueさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5時代があるんだと思う

2013年7月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

デジタル処理後の作品や、原点はここにあったと語るエピソードだったりだとか 良いものを残そうという努力は買うけれど ものによってはそれ(ヒーロー)がウケた時代というのもあるんだと思う。 特にタイツを着たヒーローは これ以上カッコよく描けないし、赤いマントは『○○ンジャーズ』のロン毛くんとカブっているので“同じアイデア”に思えて仕方ない。

それでも良かったのは 豪華メンバーのポイントを押さえた配役。 ラッセル・クロウもケビン・コスナーも呼んでどうするの?という心配をよそに 渋い大人の演技で魅せた両者。 更に大人演技で華を添える ダイアン・レイン。
演技力には定評があるエイミー・アダムスのロイス・レーン役は ちょっと老け気味で主演のヘンリー・カビルを引っ張りすぎ。 名優たちに盛り立てられて出動するヘンリーも、ボディビルダー扱いの 控え目なメインキャラ。

きっと続くんだろうな、その後のストーリーまで見届けてみたいなという期待を込めて 3.5評価。 スーパーマンへの憧れを持った人々が製作に関わったことがよく分かる見せ方だけれど、クリストファー・リーブが演じた 身近に感じるけれど凄い人・スーパーマンを知っている者としては これはまったく別の映画・別のヒーローだと考えたほうがいいと思いました。 あと、後半はスポンサーの主張を通し過ぎて 目障りな部分が多かったので 予算を削ってでも宣伝広告よりヒーローをしっかり映してほしかったです。

Blue