アバター(2009)のレビュー・感想・評価
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ジェームズ、さすが
アメリカが好きだ。
ずっと憧れている。だが一方アメリカの作る大掛かりで、現実離れしていて、非エコな儲け主義映画達をバカにしていなくも無い。
しかし何と言っても、アバターは世界歴代1位(物価の高騰を計算しなければ)の作品だ。映画ファンとしては観ておきたい。感想↓
やっぱりフツーにスゴかった。
多才多芸なジェームズ・キャメロンさんの集大成。
渾身の名作。
マニアックな要素、強いメッセージ性もありながら、これだけヒットさせる…しつこいけど、さすがジェームズ!!
それにしても、アメリカン達は、撮影技術とか、画像の美しさ・迫力にやたら食いつく気がする。
人種が多くてそれぞれのバックグラウンド・価値観が異なるから、ストーリー展開や感情表現には共感しにくいのかしら。などと思索に耽ってみたり、のアバターでした。
見方により変わる
良いところはやはり映像美。
ここから問題点に入る。
まず見てて思ったのがもののけ姫感が半端ない。自然を破壊し開拓しようとする人類vs自然を愛す民族。なんかそんな感じ。
そしておかしいのが人類がナヴィにボロクソにされるのを映画からして応援しなきゃ感。 ?
見ているのは人間。人間なら人類を応援しなきゃ。確かにナヴィを大量虐殺したのは悪いだろうが人類からしてみれば自分たちを救う為にやったことだろう虐殺を否定的に見るのが許せない。自分もそこにいたのならやはり人類に協力している。実際米軍だったかが、
「観客はナヴィを応援し、人類(恐らく自分たち米軍と比較してると思われる)は負けろとなるだろう。」的なこと言っていた。これに対して監督はそんなことはないとコメント。
何だかんだで独自感のない映画だった。
安直な二項対立
未来を描くSF 映画だが、内容はこれまでの地球の人類史で繰り返されてきた侵略者と原住民の軋轢。
これは20世紀も終わりごろの映画でしばしば扱われたテーマである。新しい世紀に、新しい映像技術を駆使して、どれだけ新しい視点でコロニアリズムの問題を表現しているのかに興味があった。
原住民側の容姿は南北アメリカ大陸の先住民みたいで、自然環境や音楽もアフリカや南アジアを彷彿とさせる。白人から見た「未開」のイメージが実に素直に宇宙の彼方の空間にも再現されている。
映画を構成しているものも、「侵略者と原住民」、「鉱工業と大自然」、「肉体と精神」といった、前世紀に使い古された単純な二項対立である。
この対立軸を移動することによって、傷ついた弱い存在が英雄になる。
これもすでに指摘がなされているように、「ラスト・サムライ」や「ダンス・ウィズ・ウルブス」といったハリウッド映画に見受けられるヒロイズムを受け継ぐものであり、異なることは物語の舞台が地球から遠く離れた星であるということ。
映画はこのような色褪せたシナリオを用いて、色鮮やかな視覚スペクタクルの洪水を観客に体験させる。
ある者は見たこともない素晴らしい映像と感嘆し、またある者は立体映像の技術によって新しい映画の時代の幕開けを予感した。
コンピューターテクノロジーが切り拓く映画の最前線。カメラと被写体の物理的制約から解放され、俳優の容姿はもはや何の問題にもならない。今や、映画製作者たちは完全な自由を手に入れたのである。
この完全なる自由を得て作った映画の結末が、勝者と敗者の二項対立でしかないことは、果たして映画の豊かな未来を示しているだろうか。
金字塔
やはり名作
当時3Dで鑑賞したが
SFインディアン超大作映画
引き込まれた作品
始まって最後まで守るモノのない主人公。 結末は馬鹿でも予想がつくし...
美しいの一言
やっぱり最高
今も色褪せない映画
アバターの最新作を見るにあたっての再鑑賞。
2009年の作品とは思えないほど、今観ても映像の鮮度が高い映画だと改めて感じた。パンドラの森や生き物たちは細部まで作り込まれていて、「生きた世界」として成立しているのがすごい。
イクランで空を飛ぶシーンは、この映画を象徴する名場面。スケール感と浮遊感が同時に押し寄せてきて、観ているこちらまで空に放り出されたような気分になる。映像技術が感覚そのものに訴えかけてくる。
ジェイクがトルーク・マクトとなり、ナヴィが一つに団結していく場面では、今回の再鑑賞でも内面から熱が込み上げてくる。忠誠の叫びや覚悟の表情が積み重なり、「皆で守る」という意志がはっきりと伝わってくる。
一方、人間が聖なる樹であるホームツリーを破壊していく描写は、観る者に重くのしかかる。それは単に居住地を失うという話ではなく、ナヴィにとって世界そのもの、すなわちエイワとの繋がりが断ち切られていく瞬間でもある。巨大な樹が倒れ、炎に包まれていく様子は、まるで自分の体を引きちぎられるような感覚になる。
それでも『アバター』は、絶望だけで終わらない。
エイワを通じてすべてが繋がっているという世界観の中で、人もまたその一部として生き直すことができるのだと、この映画は示している。自然と共に生きるという選択は、決して特別なものではなく、本来あるべき姿なのかもしれない。
引き込まれる
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