アバター(2009)のレビュー・感想・評価
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驚異の映像表現
ディズニープラスで鑑賞。
ジャングルのCGがとてもリアルで、目の前に存在しているかのような感覚になりました。特に、暗い森の中で光る植物はとても幻想的で、見ているだけでも癒されました。
ストーリーは、主人公のジェイクが惑星パンドラに眠る資源を手に入れようとする人間に対抗する内容が主です。こういったパターンはよく存在しますが、壮大なファンタジーの世界を3D映像で体験する価値があったことが、世界的なヒットに繋がったのではないかと考えました。また、ジェイクがナヴィ族のネイティリと関わっていく内に、利益よりもパンドラの自然を守るために仲間たちと立ち向かう姿に感情移入しました。
長く感じる部分はあれども、驚異の映像表現を取り入れたキャメロン監督の凄さを改めて実感できた作品になっていました。続編のWoWではどんな展開になるのか、公開が楽しみになってきました。
映像は文句なしの作品です
3D上映で見る機会が作れて良かったです。どうやって製作されたのか想像もつかない映像は非常にすばらしく、文句なしにまさに大作・名作なのだと思います。
とはいえ、個人的好みの問題に過ぎませんが、満点の★5はつけられないです。人類がパンドラ星に行ったそもそもの目的が自分には共感できなく、本作品を見終わった後、見て良かったと素直な気持ちになれないストーリーであるのがその理由です。
感動の場面もたくさんあり、実際自分も感動を覚えるのは偽りないところではあるのですが。人類の非道によって最悪の結果になるのを、最悪の一歩か半歩手前で食い止めようとする行動の中で生まれた感動シーンでした。いやいや、人類がそもそも行かなければ平和で済んだのに、と苦々しく思う方が勝ってしまい何かしっくりこないのです。このあたりのストーリー設定が違っていれば★5の作品でした。
今の世界情勢的に、人類はこんなひどい行動はしないと言い切れないのも、またいっそう悩ましいところです。
感動ふたたび
ベトナム戦争映画
ってことでいいんだよね?植民地主義を批判しているように見せかけているけど、異文化の描き方があまりに凡庸で馬鹿にしているように見えてしまった。きのこ雲の前でのキスシーンとメンタリティは変わってない。/主人公が浅はかで一人で世界をめちゃめちゃにしててひどいなと思った。/「白人酋長もの」という言葉を手に入れた。
すごいなぁ
別格
アバター シリーズは 本当にこの1言に尽きます
映像美、作り込みが 別格
評価星10欲しい位です
パンドラ現地で見てきたの??と言いたい
ストーリーは まぁおいといて
アバターは見る度に
どこまで撮影で どこからCGなのよ と常に思ってしまいます
キャストには ナビチルドレン てありますし
本当に ぶっ飛んでる 別格のシリーズと思ってます
好きシーン TOP3
3 ネイティリティが ジェイクの世話押し付けられて
なんで私が、、、 のセリフのあと の
あー はいはい やったらいいんでしょ はいはい の空気感が大好き どこの世界、惑星、部族でも 家族ってカテゴリーは共通してる部分はある
2 ネイティリのママン が 仲間ならば 助けて の鎮痛の表情
立場上部族をまとめ上げなきゃいけない が
今は 頼れるモノが 何もない状況で
絞り出すようなセリフ
1 2のネタバレですが
植物学者のアバター ガチでどこで、誰と妊娠したワケ??
映画としては面白んだけど・・・
共感できるかとゆーとかなりびみょー・・・
まとめると「部族の村に潜入したスパイの主人公が、部族の女をたぶらかして寝取ってそっちの世界に愛情わいちゃって、その結果人間たちを裏切って虐殺する」話です。
映像はほんとすごくて一体どーやったらこんな映像が撮れるんだと思っちゃいました。
3Dのための映画
再上映されているので、3作目の予習も兼ね、改めて見に行った。2009年に1度見ているが、久しぶりの3 D 映画でワクワクした。
3 D 映画はいつの間にか消え去ってしまったが、ジェームズキャメロン監督は、相変わらずアバターを3 D で作り続けてくれているので、3 D推しの自分としては、ワクワクする機会を作ってくれてとても嬉しい。(ちなみにうちには、3 D 全盛期に流行ったパナソニックの3 D ビエラがある。現役で使っている。)
久しぶりに見て、やはりこのアバターは、3 D ありきで作られていることを納得する。キャラクターの表情などはアニメ色が強くて、2 D で見た場合リアルに感じにくいのだが、3 D で見たら、よりリアルな感じで味わうことができ、一気に臨場感が増す。
余計なことはあまり考えたくないので、ストーリーはいたってシンプル、 勧善懲悪で非常に良い。この映画は難しいことを考えず、単純に映画の中に入り込んで楽しむに尽きる。
まだ見たことがない人は、3 D 上映をぜひ見てほしい。3 D で見てこそ価値があると思う映画。
CGとか言いつつ、実際は現地で撮ったんじゃない?
圧倒的な映像描写がまあえげつない。美しい自然に満ちた“パンドラ”。地球とは全く違う生態系なんだけど、CGじゃなくて実写ですって言われた方が納得できるそのリアルさ。
まず圧倒的なその映像を念頭に、構図や視点での没入感も流石のもの。監督が「ターミネーター」シリーズや「タイタニック」を手がけたすごい人だしね…。
アバターと人間だの切り替えなんかでは一人称で視界がぼやける感じがされたり、大きな航空機や木を魅せるために視点を引いたり人間やアバターと比較を見せてきたり。そのおかげで規模感も伝わりやすい。
それだけの没入感の中で、戦争に対するメッセージ性も込められている。明らかに人間に対する執念が感じられますね。笑
戦争モノに比べても明らかに、兵士を殺そうとする意志を感じる。ふつうに爆死や銃撃だけじゃなく荷物で圧死とかヘリのプロペラに巻き込まれてとか、美しい自然の中でグロい殺し方しちゃって…。
美しい自然に生きる現地民と、侵略者となる地球の人間。我々は本来人間側なはずなのに、どうしてもアバター達現地民側を応援したくなってしまう。
もちろん悪役として描かれているのもそうだけど、美しい世界を破壊し、支配を目論む人類。現地民の意思など関係なく資源を求めて虫のようにあつかう。
地球とは無関係の星を見ているはずなのに、戦争を始めてしまう人類には地球の自然破壊や戦争を当てはめて考えてしまう。
美しい圧倒的な映像描写に加え戦争に対するメッセージ性も込められていて、世界興行収入1位も納得の神作でした。
監督さん本当にパンドラ行ったでしょ?!
IMAXで凄い良かったです
リバイバル上映万歳!
公開当時は映画館へ行ける状況じゃなかったので、少し経ってから自宅で鑑賞したきりでした。
今回やっとIMAX 3Dで堪能することができ、感激でした。これは可能な限りスクリーンで観たい映画。当時はIMAXがあまりなかったけれど、今はあちこちにあって恵まれていますね。
ベースになっているのはよくあるテーマ。宮崎駿映画と重ねながら観ました。ひねりがないとも思えるけれど、安心感のあるストーリーでした。
評判通りの壮大なスケールで美しい映像に目を奪われました。テンポも良かったので時間を感じず。時計を見る隙なんてなかったです。
ネイティリは、今年アカデミー賞助演女優賞に輝いたゾーイ・サルダナがモーションキャプチャーを使って演じていたんですね。知らなかった!最初はどうしても奇抜な見た目に拒否反応があったけど、だんだん綺麗で魅力的に思えてくるのが不思議です。
他にも、シガニー・ウィーバーやミシェル・ロドリゲスなどカッコいい女優さんが沢山。
好きだったのは、
・半身不随のジェイクが、アバターによって自由に動き回れる喜びを爆発させている姿。
・イクランを選びに行くまでの道のりと、繋がった後の飛行シーン。
・ネイティリがジェイクの本体を迷いなく見つけて助けるシーン。
そして好きとは違うけれど、ナヴィのホームツリーが激しい攻撃によって倒れる時に、それを目の当たりにする人間達の様子が描かれていたのが良かったです。
あのシーンは、テロによって破壊された貿易センタービルやバーミヤン遺跡など人々の心の拠り所を故意に奪う行為に重なりました。映画では、攻撃した側の人間達が、その深刻さを受け止めている様子でした。実際の人間達はどうだったのか。
次回作もIMAXで鑑賞予定です。楽しみにしています。
最高の作品
【81.2】アバター 映画レビュー
作品の完成度
2009年の公開当時、映画界の常識を塗り替えた革新的作品。ジェームズ・キャメロン監督が10年以上構想を温めたその世界観と、それを実現するための3Dおよびモーションキャプチャー技術の融合は、単なる映像技術の披露に留まらない。CGと実写の境目を曖昧にし、観客を文字通りパンドラの世界に引き込むその没入感は、今日の映画体験の基準を確立した。物語自体は、普遍的な「開拓者と先住民の対立」という古典的かつ王道なテーマ。しかし、このシンプルさが逆に、圧倒的な映像美とディテールに富んだ世界観を際立たせている。人類の傲慢さや環境破壊への警鐘といったテーマ性も強く、娯楽性と社会性を両立させた完成度の高さが特徴。作品としての総合力は、単なるSFアクション映画を超えた、映画史における重要なマイルストーン。
監督・演出・編集
監督はジェームズ・キャメロン。モーションキャプチャーを駆使した「アバター」という画期的な手法を導入し、俳優の表情や動きを細部までナヴィに反映。この演出が、キャラクターに深い生命力を与え、観客の感情移入を促す。編集は、162分という長尺を感じさせないテンポの良さ。パンドラの生態系を丹念に描くパートから、後半の壮大な戦闘シーンまで、緩急をつけた構成が見事。特に、ジェイクがイクラン(空を飛ぶ生物)と絆を結ぶシーンや、ホームツリーが破壊されるシーンの迫力は、キャメロン監督の卓越した映像演出手腕の賜物。
キャスティング・役者の演技
物語の核となるキャラクターを演じる俳優陣の演技も見どころ。特に、モーションキャプチャーを通して表現された演技の機微は、CGキャラクターの感情を豊かに伝える。
* サム・ワーシントン(ジェイク・サリー)(321文字)
半身不随の元海兵隊員という現実世界での葛藤から、パンドラで新たな肉体と人生を得ていく過程を力強く演じている。当初は任務遂行のためにナヴィに接近するが、彼らの文化や生き方に触れる中で、徐々に精神的な変化を遂げていく。その心の揺らぎや、次第にナヴィの一員としての使命感に目覚めていく様は、モーションキャプチャーによるジェイクの細やかな表情と連動し、観客に強い共感を呼ぶ。肉体的な不自由さからの解放、そして新たな自己の発見という、物語の根幹を支える彼の演技は、この映画の成功に不可欠な要素。
* ゾーイ・サルダナ(ネイティリ)(214文字)
ナヴィの戦士ネイティリを、モーションキャプチャーと声の演技で完璧に体現。原始的な強さと、ジェイクへの愛、そして故郷を思う深い感情を表現。特に、ジェイクにパンドラの自然の摂理や生き方を教える際の神秘性や、故郷が破壊される際の激しい怒りは、サルダナの感情豊かな演技がなければ生まれなかった。彼女の演技は、単なる異種族のヒロインという枠を超え、パンドラという世界の魂を体現する存在感。
* シガニー・ウィーバー(グレイス・オーガスティン博士)(156文字)
アバター計画の責任者であり、ナヴィとの共存を強く願う科学者。当初は現実主義者としてジェイクを導くが、次第にナヴィの文化への深い愛着と人類への失望を露わにする。ウィーバーの硬質でありながらも内面に熱い情熱を秘めた演技は、知的なキャラクターに人間的な深みを与えている。彼女の終盤の役割は、物語の悲劇性を高める重要な要素。
* スティーヴン・ラング(マイルズ・クオリッチ大佐)(150文字)
冷酷で好戦的な元海兵隊員であり、人類側の絶対的な悪役。パンドラの資源採掘のためには手段を選ばず、ナヴィを排除しようとする。ラングは、その威圧的な佇まいと容赦ない言動で、観客に強烈な不快感と恐怖を与えることに成功。彼の存在は、物語の対立構造を明確にし、ジェイクの行動原理を際立たせる上で不可欠な存在。
脚本・ストーリー
物語は、普遍的な「もののけ姫」や「ダンス・ウィズ・ウルブズ」にも通じる「異文化への適応と自己のアイデンティティの再構築」というテーマ。シンプルながらもメッセージ性が明確であり、複雑な設定を必要としないことで、観客は映像体験に集中できる。環境破壊や先住民の文化侵略といった重いテーマを扱いながら、エンターテインメントとしての高揚感を失わない脚本。
映像・美術衣装
本作の最大の功績は、革新的な映像表現。生きた森のように呼吸する惑星パンドラの描写は、視覚的驚きに満ちた体験。自ら発光する植物、幻想的な夜の森、そして多種多様な生物たちのデザインは、想像力の限界を超えた美術。ナヴィの衣装や装飾品も、彼らの文化や精神性を反映しており、細部にわたるこだわりが世界のリアリティを高めている。これは映画の美術における新たな金字塔。
音楽
ジェームズ・ホーナーによる壮大で美しいスコア。パンドラの大自然やナヴィの文化を想起させる民族音楽的な旋律、そして激しい戦闘シーンを盛り上げるオーケストラサウンドが、映像と完璧に調和。主題歌「アイ・シー・ユー」は、レオナ・ルイスの透き通る歌声が、物語の壮大なスケールと感動を彩る。
アカデミー賞・その他受賞歴
本作は、第82回アカデミー賞において、作品賞を含む9部門にノミネート。そのうち、撮影賞、美術賞、視覚効果賞の3部門を受賞。視覚効果賞は、本作の技術的偉業を象徴する受賞。また、第67回ゴールデングローブ賞では、ドラマ部門作品賞と監督賞を受賞。
作品
監督 ジェームズ・キャメロン 113.5×0.715 81.2
編集
主演 サム・ワーシントンB8×3
助演 ゾーイ・サルダナ B8
脚本・ストーリー ジェームズ・キャメロンB+7.5×7
撮影・映像 マウロ・フィオーレS10
美術・衣装
美術
リック・カーター
ロバート・ストームバーグ
衣装
マイェス・C・ルベオ
デボラ・L・スコット S10
音楽 ジェームズ・ホーナー
主題歌
レオナ・ルイス A9
好きな映画ランキング:14位
ディズニープラスに入ってなくて見れなかったけどGEOで借りてやっとみた!
いやー、結構舐めてました。
世界歴代興行収入no.1の理由がわかりました。
映像技術が公開当時よりも進んだ今でもCGに驚かされた。
162分で退屈するかなーなんて思っていましたが、全然そんなことなく、退屈な時間は1秒もありませんでした。
ストーリーの内容も結構好きなパターンで、映像も含めて映画の世界に惹きつけられました。
エンドロール入った時に自分の目がバキバキになっていることに気がつきました。
この映画をIMAX3Dで観れた人が羨ましすぎる!
まじでIMAX3Dでみたかった!
でも日本公開された時はまだ1歳だったので無理でしたが😭
また3作目出る時にIMAX3Dで再上映してほしい
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