ヤッターマン

監督は『劇場版　ひみつ×戦士 ファントミラージュ！　映画になってちょーだいします』『劇場版　ポリス×戦士 ラブパトリーナ！　怪盗からの挑戦！ラブでパパッとタイホせよ！』『妖怪大戦争　ガーディアンズ』『土竜の唄 FINAL』『怪物の木こり』の三池崇史
脚本は『逮捕しちゃうぞ the MOVIE』『交渉人　真下正義』『SS エスエス』『少林少女』『劇場版 FAIRY TAIL 鳳凰の巫女』の十川誠志

2009年公開
77年から79年まで放送された人気TVアニメの実写版

TVアニメの実写版となるとどうしてもキモオタたちが噛みつき続けるものだが僕は彼らとは全く違う思想なので共感しない
YouTubeのコメント欄でいつまでも語尾に草つける気持ち悪い輩に映画の良し悪しなんて語ってもらいたくない
昭和に月曜ドラマランドなどで酷い代物を見てきたから今世紀の実写モノのクオリティの高さにほぼ満足している
CGありがとう
あいつらときたら小栗旬版ルパン三世を叩きたいがために目黒祐樹版ルパン三世を高く評価するような連中だからな
話にならないよ

この作品でブルーリボン助演女優賞を受賞した深田恭子
それもあって権威に弱いマスコミやネット民は概ね深田恭子版ドロンジョを高く評価している
そんなもん深キョンのカラダが好きなだけだろドアホ
小原乃梨子の声で育った自分としてはあの独特のハイテンションが全く再現されていないことに不合格の札をあげる他ない
深キョンは何をやらせても深キョン
『下妻物語』はハマったがそのほかはだいたいハマらない
要するに可愛いだけの大根役者なのだ
ブルーリボン賞の面目丸潰れ
キムタクは何をやらせてもキムタクだがなぜかいつもうまくハマる
キムタクのようなイケメンはなかなかいないがルックスを除けばあんな感じの男は珍しくないからだろう
その点でいい年した大人の女で深キョンのような雰囲気の人はなかなかいないからハマるのがかなり限定されるのかもしれない

あとブルーリボン賞で検索するとGoogleのアホAIがいつものような出しゃばって鉄道の方のブルーリボン賞について説明書しやがる
そりゃ向こうのほうが先にできたけどそっちじゃないのよ
明治大学より明治学院大学の方が先にできたからってどっちがいい大学かといえば明治大学に決まってるでしょ

注意事項
2番目のドロンボーメカのバージンローダーがあまりにもいやらしい
オッパイからのマシンガン攻撃は良いとしてビックリドッキリメカのアリさんたちの攻撃からのアメリカンな喘ぎ声は頂けない
お茶の間には全くもって不向き

三池テイスト満載
三池監督作品のファンとしては高評価する他ない

エンドロールのあとに続きあり
次回予告のパロディ
なおバックトゥザフューチャーと違い続編はいまだ制作されない模様

配役
高田玩具店の一人息子でメカいじりが得意なヤッターマン1号のガンちゃんこと高田ガンに櫻井翔
上成電気店の一人娘で電気系統に詳しいヤッターマン2号のアイちゃんこと上成愛に福田沙紀
ガンちゃんが造ったサイコロ型ロボットのオモッチャマの声にたかはし智秋
ドクロベエの手先となりドクロストーンを探すため世界各地で悪さをするドロンボー一味のボスのドロンジョに深田恭子
ドロンボー一味のメカ設計担当のボヤッキーに生瀬勝久
ドロンボー一味の力技担当のトンズラーにケンドーコバヤシ
ドロンボー一味を使い伝説の石・ドクロストーンを手に入れたい自称泥棒の神様のドクロベエの声に滝口順平
ドクロストーンを発見後にドクロベエ取り込まれた考古学者の海江田に阿部サダヲ
海江田の娘の翔子に岡本杏理
棒読み女に矢口アサミ
メガネのサラリーマンにムロツヨシ
サラリーマンに斉藤歩
サラリーマンに松田俊政
ドロンボー一味が営むウェディングドレスブティックの客に三浦誠己
ドロンボー一味が営むウェディングドレスのブティックの客に桃生亜希子
ドロンジョの妄想に登場する豆腐を営む夫に一本気伸吾
どくろ鮨の客に小原乃梨子
どくろ鮨の客にたてかべ和也
どくろ鮨の客に笹川ひろし
ヤッターワンの声に山寺宏一
ヤッターキングの声に山寺宏一
遊園地の従業員に山寺宏一
ナレーターに山寺宏一

いや～､面白かった！ヤッターマンのヤッターマンによるヤッターマンファンの為の映画とでも言いましょうか。とにかく楽しい作品です。
アニメとは違う実写化の「ヤッターマン」。くっだらね～・・・失笑の連続ではありますが、そこは愛嬌で楽しみましょう！

いきなりの戦闘シーンからの始まり！廃墟と化した町並みにテンション上がりっぱなしです。
懐かしのケンダマジックなんかも登場し、もうくぎ付け状態。 若手二人のヤッターマン、原作の持つさわやかなイメージにピッタリでした。
ボヤッキーの生瀬さん、トンズラーのケンコバさんは、正にこの人しかいないってほどのはまり役です。深田恭子さんのドロンジョ、確かにアニメとのイメージに違和感がありましたが、なかなかどうして・・・。本編が進むうちに、フカキョンの持ち味が出てきて、可愛らしいドロンジョになったのじゃないかと思います。

お決まりのギャグや、ドロンジョの入浴シーン、全国の女子高生の皆さんまで登場し、ホンッと原作愛に満ち溢れた作品です！挿入歌から主題歌まで、本編の中で流れた時には、涙チョチョぎれものでした。

そして、今回のゲスト海江田親子もストーリーにギャグに大活躍だったと思います。
【ネタバレ】

さて、エンディング。
お約束のギャグだと思いますが、予告編までついての大サービス！ギャグだけで終わらず、実際にぜひ続編を、って感じで期待してたんですけどね。

ただ、ここからは、個人的に本当に些細な文句です。
ヤッターワン、ヤッターキングにどうして瞳がないのでしょう？アニメとの区別かとも思われましたが、感情豊かなロボットなだけに、温かみが感じられなかったのがちょっと残念でした。

そして、もうひとつ、ヤッターマン（ヤッターメカ達？）がやけに弱かったような・・・
第一戦、ダイドコロンとの戦いはメカの素を破壊されて明らかにヤッターワンの負けでしょう。ドロンジョが誤って自爆スイッチを押さなければ・・・
第二戦、バージンローダーとの戦いは、これぞヤッターマンという勝ち方でしたが、発情したヤッターワンが爆発に巻き込まれて破壊ってなんじゃそりゃ！
第三戦、イカタゴサクに対しては、パワーアップしたヤッターキングの力によって見事勝利かと思っていたら、さらにパワーアップしたドロンボーのビックリドッキリメカに全滅させられちゃって、偶然相手メカの暴走で助かったみたいな・・・
ヤッターマンの戦いをアニメで見ている人には、単なる不利な三戦と思えましたが、初めてヤッターマンを見た人はどう思ったんだろう？「ヒーローのくせに強くないな～、頼りない。」とか思うのでしょうか。なんて余計なこと考えちゃいました。

とにかく、この「ヤッターマン」自分は昔見ていたアニメ以上に楽しめました。
殆どがCGの合成だと思いますが、実物大のヤッターワンを作っちゃうところがリアルで良かったです。
深田恭子さんのドロンジョもセクシーで可愛くてメロメロです。

１本の映画の中に３話あるような構成です。
１話のドロンボーメカは男の手料理をコンセプトに造られた“ダイドコロン”。台所みたいな名前で、勃起したポコチンのような突起物の先端からニンジンミサイルを発射。変態チックです。
２話目、ドレスを売って稼いだ資金で造ったメカは“バージンローダー”。オッパイという武器と感情表現する顔が特徴的。エッチな戦いをします。
３話目、寿司で稼いだ資金で“イカタゴサク”を完成。垂れ下がったポコチンのような股間部からビックリドッキリメカを排出。
次回予告もあります。次回も面白そうです。

考古学者の海江田博士を阿部サダヲさんが演じ、ムロツヨシさんもちょい役で出演しています。いつも笑わせてくれる彼らですが、今作ではシリアスモードでした。

笑いをこらえきれず吹き出したシーン１位は「ジャンボパチンコ」の看板を見て逃げ出す女の子二人のシーン。消えてはいけないものが消えてしまいます。

劇中に何曲か歌が登場します。
主題歌『Believe』(嵐)が１番氣に入っています。

深田恭子さんが扮するドロンジョがとても良いです。

けどおっぱいメカことバージンローダーには正直興奮した(笑)

　ふぅ…