ナショナル・トレジャー　リンカーン暗殺者の日記

　"ナショナル・トレジャー" シリーズ第２作。

　Disney+で鑑賞（吹替）。

　ご先祖様の汚名を晴らすため、リンカーン暗殺者の日記から始まる謎解きに挑む冒険家ベン・ゲイツ。一族の名誉のためならば、大統領まで誘拐しちゃうなんて…マジか。

　ベンの母役でヘレン・ミレンが参戦し、アカデミー賞俳優ならではの巧みな演技で、ジョン・ボイトと繰り広げる掛け合いが面白かった。謎解きのスリルとコミカルさの塩梅が絶妙。

　ニコラス・ケイジとエド・ハリスは、「ザ・ロック」以来の２度目の対決。ディズニー映画なので本格的な銃撃戦は無かったが、互いの名誉をかけた争奪戦にハラハラした。
　ただし、エド・ハリスの役のキャラクターがブレブレで、悪者かと思いきやいい人だったり、だけどやっぱり悪者で…と云うどっちつかずがいただけない。ハッキリして欲しかった。

やはり前作に比べると面白味に欠けるかな、というのが正直なところ。謎解きや過程は好きだが、遺跡に入った途端にトーンダウン。もう少し捻って欲しかったし、ド派手なアクションが入っても良かったように思う。次に繋がる秘密の大統領本47ページは気になるが、次は無いかな〜

劣化したのはストーリーだけじゃなく、老けたアビゲイルやヅラっぽいケイジも頂けなかったね。天下のディズニーなので、ネタ切れになったら新たなキャストで復活するかもだが、それはそれでシラけるような気がするわ

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先祖の名誉を傷つけられたニコラスが、名誉回復のために冒険。
大統領を誘拐するような無茶までやり、ついに財宝を発見。

そして最後は誰か一人が死なないといけない状態になるが、
運よく偶然が重なって敵がその一人となり、味方全員生存。
大統領も許してくれて、罪に問われることはなくハッピーエンド。
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うーん、現代風なハイテク技術で映像処理こそされているものの、
インディジョーンズシリーズと全く同じ感じやったなあ。
映像に拘らない性格の上TVで見たし、本当に何が違うのって感じ。
唯一笑ったのはローマの休日をもじったシーンかな。

あと最後の強引さにもちょっと笑ってもうたなあ。
レバーで水門を開けたまま支える人が残らざるを得なくて、
敵に脅され、ニコラス自身がその役を買って出たんやが、
落石か何かのはずみでニコラスが水門近く、敵はレバーの位置へ。
これで敵の生存は絶望的となり、急にいい人になって自ら犠牲に(場)

でも内容はすぐ忘れてまうやろうなあ、平凡過ぎて。
まあ面白くないわけでもないし、合格点ではあるんやが。

面白かった。