赤ちゃんの逆襲
劇場公開日:2006年1月14日
解説
冴えない絵描きが逆恨みする相手の子として生まれ変わり、父親を翻弄するコメディ。監督は「Ainsi soient-elles」のパトリック・アレサンドラン、プロデューサーは「猫が行方不明」のアイサ・ジャブリとファリッド・ラオアッサ。出演は「奇人たちの晩餐会」のティエリー・レルミット、「僕の妻はシャルロット・ゲンズブール」のオフェリエ・ウィンテル、「トーク・トゥー・ハー」のレオノール・ワトリング。
2003年製作/90分/フランス・スペイン合作
原題または英題:Mauvais Esprit/Mean Spirit/Mala Leche
配給:アルバトロス・フィルム
劇場公開日:2006年1月14日
ストーリー
建築家を夢見ながらも、実際は冴えない絵描きのシモン(ミシェル・ミューラー)。スペイン人の恋人カルメン(レオノール・ワトリング)にすら、自分の親友と浮気をされている。ある日、シモンは学生時代にデザインしたものとそっくりの建物を見つける。驚いたシモンは、この建物の責任者で建築業界の大物であるヴァンサン・ポレル(ティエリー・レルミット)が自分のアイディアを盗んだに違いないと思い込みポレルの会社に乗り込んで抗議する。しかしもちろん相手にされるはずもなく警備員に追い払われたところを、ポレルが運転していた車に轢かれ、シモンは死亡。そして、もっとも憎いヴァンサン・ポレルの息子として生まれ変わってしまう。一方、ポレルは待望の息子の誕生を心から喜び、毎日世話をしているのに、何故か生まれたての赤ちゃんに憎まれる。母性本能のかけらもない妻(オフェリエ・ウィンテル)の方がよほど赤ちゃんに愛されている。理由がわからないポレルだが、それもそのはず、ポレルの赤ちゃん(つまりシモン)はポレルに復讐するために、ひどく扱いづらい子供になってやろうと心に決めていた。こうして、天使のような赤ちゃんの悪魔のような作戦が始まるのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- パトリック・アレサンドラン
- 脚本
- ローラン・シューシャン
- 共同製作
- マテ・カンテロ
- プロデューサー
- アイッサ・ジャブリ
- ファリド・ラウアサ
- マヌエル・マンツ
- 撮影監督
- ハビエル・アギーレサロベ
- 美術
- カトリーヌ・ジェリエ=プリウール
- 舞台装置
- アラン・バイネ
- 音響
- ミシェル・カラ
- 編集
- ヤン・マルコール
- イスル・ウレ
- 衣裳
- Brigitte Nierhaus
- ヴィンセンテ・ルイ
- 選曲
- アルディソン・ジノッジ
- アンジュ・ジノッジ