おかしな泥棒 ディック&ジェーン

劇場公開日:

解説

幸福な中産階級生活をしていた夫婦が、泥棒に転じて大活躍するロマンチック・コメディ。製作はピーター・バートとマックス・パレヴスキー、監督はテッド・コッチェフ、脚本はデイヴィッド・ガイラー、ジェリー・ベルソン、モーデカル・リッチラー、撮影はフレッド・コーネカンプ、音楽はアーネスト・ゴールドが各々担当。主題歌をザ・ムービーズが唄っている。出演はジョージ・シーガル、ジェーン・フォンダ、エド・マクマホン、ハンク・ガルシア、シーン・フライなど。

1976年製作/アメリカ
原題または英題:Fun with Dick and Jane
配給:コロムビア映画
劇場公開日:1977年10月29日

ストーリー

ディック(ジョージ・シーガル)は、妻ジェーン(ジェーン・フォンダ)と11歳の息子ビリー(シーン・フライ)と共に幸福な生活をしていた。ところが、ある日、ディックが勤め先の航空宇宙会社にいくと、「クビだ!」。不況のあおりをくらい、ディックはスゴスゴと家に帰っていった。さて家ではジェーンが建設中のプールの陣頭指揮をし、庭の模様がえまでやっている。つまり、金を使っているのだ。ディックは失業したことをつげると、今まで働いていた職人は帰り、ジェーンもショック。2人は借金の山をかかえ、職さがしだ。ついに職安へ行くディックはそこでバッタリと、元の会社に勤めていたラオール(ハンク・ガルシア)に会う。彼も今や失業者。2人は町のオペラ舞台に出演するが、そこを職安にみつかり、3年間の失業保険停止処分。こうなったらしかたがない。ディックとジェーンはローン会社へ、利子18.5%で金を借りに--、と、そこへ強盗がおしいってきた。なんとか逃げた2人。だが、ジェーンはニコニコ。何と彼女はドサクサにまぎれて、2千ドルをくすねてきたのだ。やっと借金もかえし、豪華な夕食の時をむかえた彼ら。でも、いつまでもこれは続かない。ついにディックはホールドアップ稼業、つまり強盗をやることを決意した。最初の仕事はスーパーマーケットで12ドル。そして彼らはだんだんと実力を発揮していき、大ベテランになっていった。ディック家にはようやく往年の華やかな雰囲気がもどる。パーティを開いたり、幸福なムード。そんな2人は、ある日、TVをみていて、元の会社、つまり航空宇宙会社の副社長チャーリー(エド・マクマホン)が、贈賄の疑いで査問会に引き出されるのを知ったのだ。チャーリーの金庫に隠し金がある--。翌週、航空宇宙会社では、アラブとの契約を祝って、盛大なパーティが催される。早速、これに出席するディックとジェーン。そして金を盗み出して、いざ帰ろうという時に、それを見抜いたチャーリーがやってきた。さあ大変、ディックは、チャーリーのすきを見て、警官を呼び、このやって来た警官にチャーリーは何もいえず、追い帰してしまう。こうして、2人は大金を得、後にチャーリーは贈賄がバレてくびになり、かわりにディックが彼の席におさまるのでした。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

2.0リメイクの勝ちかな・・・

2021年6月3日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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kossy