ダウン・イン・ザ・バレー
劇場公開日:2005年12月17日
解説
郊外に現われた現代のカウボーイが引き起こす悲劇を描いた異色ドラマ。監督・脚本は『ジェフリー・ダーマー』(V)のデイヴィッド・ジェイコブソン。撮影は「タブロイド」のエンリケ・シャディアック。音楽は人気シンガー・ソングライターのピーター・サレット。衣裳は「バンガー・シスターズ」のジャクリーン・ウェスト。製作・主演は「僕たちのアナ・バナナ」(監督も)、「キングダム・オブ・ヘブン」(出演のみ)のエドワード・ノートン。共演は「サーティーン あの頃欲しかった愛のこと」のエヴァン・レイチェル・ウッド、「ダブル・ビジョン」のデイヴィッド・モース、「サイン」のローリー・カルキン、「モンスター」のブルース・ダーンほか。
2005年製作/112分/アメリカ
原題または英題:Down in the Valley
配給:アートポート
劇場公開日:2005年12月17日
ストーリー
カリフォルニア州サンフェルナンド・バレー。17歳の少女トーブ(エヴァン・レイチェル・ウッド)は、厳しい刑務官の父ウェイド(デイヴィッド・モース)と、まだ手のかかる13歳の弟ロニー(ローリー・カルキン)との3人暮らし。窮屈な毎日にうんざりしていたトーブは、ある日、カウボーイハットを被った風変わりなガソリンスタンドの店員ハーレン(エドワード・ノートン)と出会う。彼に興味をそそられたトーブは、仲間と共に海に誘うと、ハーレンはその場で辞職してついてきた。2人は急速に惹かれ、そのまま付き合うようになった。トーブの家に招かれたハーレンは、弟ロニーにも優しく接するが、父ウェイドはどこか得体の知れない彼を警戒する。ある時、ハーレンはトーブを知り合いがやっているという牧場に連れていく。ところがそこの牧場主(ブルース・ダーン)はハーレンのことを知らず、彼を馬泥棒扱いする。警察沙汰になったことで、ウェイドはトーブに彼との交際を禁じる。ハーレンはウェイドがいない時間に家を訪れるが、勝手にロニーに銃を持たせたことから、トーブも彼に対し不信感を抱き始めた。やがてハーレンはトーブに駆け落ちを迫るが、拒まれてしまい、つい彼女を撃ってしまう。幸い命は助かったが、ハーレンはそのままロニーを馬に乗せて逃亡。ハーレンが前科者であったことに気づいたウェイドは、彼の行方を追う。そしてハーレンは、ウェイドが放った銃弾に倒れるのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- デビッド・ジェイコブソン
- 脚本
- デビッド・ジェイコブソン
- エグゼクティブプロデューサー
- サム・ナザリアン
- 製作
- ホリー・ウィーアズマ
- エドワード・ノートン
- アダム・ローゼンフェルト
- スタブロス・マージョス
- 撮影
- エンリケ・シャディアック
- 美術
- マイケル・アトウェル
- 音楽
- ピーター・サレット
- 音楽監修
- マット・アバリー
- ジェイ・フェアーズ
- 編集
- リンジー・クリングマン
- エドワード・ハリソン
- 衣装デザイン
- ジャクリーン・ウェスト
受賞歴
第58回 カンヌ国際映画祭(2005年)
出品
ある視点部門 | |
---|---|
出品作品 | デビッド・ジェイコブソン |