「メトロで恋して」を配信している動画配信サービス(VOD)
「メトロで恋して」の動画配信サービス(VOD)・視聴方法をまとめてチェック!

自宅で、旅先で、移動中に…、
見放題やレンタルなどサブスクで「メトロで恋して」を楽しむ方法をまとめて紹介します!
「メトロで恋して」の配信サービス一覧
配信サービス | 配信状況 | 料金 | |
---|---|---|---|
| レンタル | サイトにてご確認下さい | 今すぐ見る |
「メトロで恋して」の配信サービス詳細
おすすめポイント
配信本数業界最大級、見たい作品がきっと見つかる!
配信形態
見放題 / レンタル / 購入
無料期間
初月
月額料金
プレミアムコース550円(税込)/プレミアム&見放題コース1,078円(税込)
ダウンロード可否
可能
※セル作品をダウンロードすることが可能
特典
(ポイント付与等)
毎月550ポイント発行/クーポン50枚付与
支払い方法
クレジットカード(VISA/MASTER/JCB/アメリカンエキスプレス/ディスカバー/ダイナースクラブ)、キャリア決済、Googleのアプリ内課金
全作品数
250,000本以上
※2025年5月時点の情報です。最新情報は各社サイトにてご確認ください。
作品紹介

解説
運命的な恋に落ちた男女が残酷な試練に直面する様を描いたラヴ・ストーリー。監督・製作・脚本はこれが長編デビューとなるアルノー・ヴィアール。音楽はフレンチ・ポップス界の人気プロデューサー、バンジャマン・ビオレー。出演は「ブルー・レクイエム」のジュリアン・ボワスリエ、「NOVO/ノボ」のジュリー・ガイエ、「メルシィ!人生」のミシェル・オーモン、「ニノの空」のサッシャ・ブルドほか。
あらすじ
パリ、8月。売れない32歳の俳優アントワーヌ(ジュリアン・ボワスリエ)と、TGVのウェイトレスとして働く28歳の作家の卵クララ(ジュリー・ガイエ)は、地下鉄で偶然に出会って惹かれ合う。アントワーヌは33歳の誕生日パーティーの最中、クララに電話をかけ、デートの約束を取りつける。夜のセーヌ河で初めてキスをした2人は、その晩から愛し合い、交際は順調に進んでいった。しかし結婚に向け、健康診断を受けた時、クララがHIV陽性であることが発覚。アントワーヌはその事実が受け入れられず、2人の間には途端に距離ができる。親友のBT(アントワーヌ・デュレリ)や、姉のイザベル(パスカル・アルビロ)に相談するアントワーヌ。やがて彼は6年ぶりに、名医である父(ミシェル・オーモン)を訪ねる。打ち解けて話すうちに、アントワーヌはクララの苦しみを受け入れたいと考えるようになった。そしてアルゼンチンに行くと決めたクララの送別パーティーの最中、アントワーヌは彼女を訪ね、一緒に暮らしたいと申し出る。とまどうクララは、パーティーの部屋へと立ち去っていくが、窓からアントワーヌを見て微笑むのだった。
レビュー

きりんさん
投稿日:2024-04-28
後半、
33歳の息子が
長いブランクを経て、自分の弱さと躓きを父親に打ち明けに行くのです。
リルケ著「マルテの手記」が、この息子のために、老父から手ずから渡される大切な小道具になります。
恋人を捨て、恋人から見放されて、その人生の痛みの一節 ヒトフシ を背負うアントワーヌ。
これから独りで歩んでゆくその息子のためにと、父が手渡すリルケ。
息子の窮地を抱きとめるようでもあり、また、突き放すようでもあり、
人生の先輩である父親を乞うる息子のシーンが、白眉でした。
他者の台詞を、役者として口にし続ける息子にも、渾身からの、借り物ではない言葉を語る時が来たのでしょう。
メトロで始まった恋と破局については、
その「追憶」が、ただの感傷的な記憶からいつか昇華して、自分自身の肉体とひとつになるまでは黙しているようにと勧める、― リルケを与える父。
偉大な大人の姿がそこにありましたね。
短いラブストーリーなのですが、
さすがフランスものです。
「大人ならは、私たちも自己を探究して自立すべし」と、父の姿をまとった《文学》と《哲学》と《詩》が、
現代に生きる若者たちに語りかけるのです。
・・・・・・・・・・・・・
「マルテの手記」、
久しぶりに読みたくなり、古書店で新訳のものを購入。還暦を過ぎた自分に、新たにどう響いてくるかが楽しみです、
映画に登場する書物を求めて、読んでみるのが僕の常なのでね。
劇中、アルゼンチンに旅立つ病身のクララを演じるのはジュリー・ガイエでした。「ぼくの大切なともだち」以来の再会。
実力派です。
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33歳の息子が
長いブランクを経て、自分の弱さと躓きを父親に打ち明けに行くのです。
リルケ著「マルテの手記」が、この息子のために、老父から手ずから渡される大切な小道具になります。
恋人を捨て、恋人から見放されて、その人生の痛みの一節 ヒトフシ を背負うアントワーヌ。
これから独りで歩んでゆくその息子のためにと、父が手渡すリルケ。
息子の窮地を抱きとめるようでもあり、また、突き放すようでもあり、
人生の先輩である父親を乞うる息子のシーンが、白眉でした。
他者の台詞を、役者として口にし続ける息子にも、渾身からの、借り物ではない言葉を語る時が来たのでしょう。
メトロで始まった恋と破局については、
その「追憶」が、ただの感傷的な記憶からいつか昇華して、自分自身の肉体とひとつになるまでは黙しているようにと勧める、― リルケを与える父。
偉大な大人の姿がそこにありましたね。
短いラブストーリーなのですが、
さすがフランスものです。
「大人ならは、私たちも自己を探究して自立すべし」と、父の姿をまとった《文学》と《哲学》と《詩》が、
現代に生きる若者たちに語りかけるのです。
・・・・・・・・・・・・・
「マルテの手記」、
久しぶりに読みたくなり、古書店で新訳のものを購入。還暦を過ぎた自分に、新たにどう響いてくるかが楽しみです、
映画に登場する書物を求めて、読んでみるのが僕の常なのでね。
劇中、アルゼンチンに旅立つ病身のクララを演じるのはジュリー・ガイエでした。「ぼくの大切なともだち」以来の再会。
実力派です。
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鑑賞日:2024年4月27日 DVD/BDで鑑賞
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