ファイティング・テンプテーションズ
劇場公開日:2005年2月12日
解説
叔母の遺産を狙うお調子者の男が、田舎町の聖歌隊を率いてゴスペル大会優勝を目指すコメディ。主演は「ザ・エージェント」(96)でアカデミー賞助演男優賞に輝いたキューバ・グッディング.Jr.。聖歌隊にスカウトされるクラブ歌手に、「オースティン・パワーズ ゴールドメンバー」(02)で劇場用長編映画デビューを果たしたビヨンセ・ノウルズ。監督は「隣のヒットマン」(00)などコメディ演出に定評のあるジョナサン・リン。
2003年製作/123分/アメリカ
原題または英題:The Fighting Temptations
配給:UIP
劇場公開日:2005年2月12日
ストーリー
ニューヨークの広告代理店に勤めるノーテンキな男ダリン(キューバ・グッディング,Jr.)は、借金で首が回らない状態。そんな時、叔母の遺産15万ドルを相続できるという知らせが入り、ダリンは、故郷のジョージア州の小さな町へと向かう。ところが叔母の遺言書によると、ダリンが遺産を相続するためには教会で聖歌隊を結成して、毎年恒例のゴスペル大会で優勝することが条件になっていたのだ。しかし、町には聖歌隊のメンバーになって活躍できそうな人物は全くいない。ダリンはあきらめて、すべてを投げ出してニューヨークへ帰ろうとする。そんな時、ダリンは、クラブ・シンガーのリリー(ビヨンセ・ノウルズ)の歌声を耳にする。そしてひらめいた。リリーが聖歌隊に参加すれば、絶対に優勝できると。だが、リリーは聖歌隊への参加を拒否。ダリンはとりあえず、メンバーを集めて聖歌隊の練習を開始する。しかし、教会の秩序を保つために一人奮闘する中年女性のポーリーナ(ラターニャ・リチャードソン)は、ダリンのやり方にいちいち文句をつける始末だ。また、町の放送局のDJのマイルス(スティーヴ・ハーヴェイ)が聖歌隊の活躍を煽ったことから、町民も聖歌隊に大きな期待を寄せる。ただしいくら練習をしても、聖歌隊の成長はいま一歩進まない。ところが、ダリンの説得と聖歌隊の努力と町民の後押しが効いて、リリーも聖歌隊への参加を申し出てきたのだった。これで聖歌隊は万全だ、と安心するダリン。実際、リリーの参加によって聖歌隊はみるみるうちに実力を伸ばしていく。そして、いよいよゴスペル大会が始まる。ここで大ハッスルするはずのダリンだったが、実はニューヨークの会社から復権できるという誘いがあり、心が揺れていたのだ。また、ポーリーナが出場寸前にキレてしまい、聖歌隊に大ピンチが訪れてしまう……。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ジョナサン・リン
- 脚本
- エリザベス・ハンター
- サラディン・K・パターソン
- 原作
- エリザベス・ハンター
- 製作総指揮
- バン・トフラー
- 製作
- デビッド・ゲイル
- ロレッサ・ジョーンズ
- 撮影
- アフォンソ・ビアト
- 音楽総指揮
- ジミー・ジャム
- テリー・ルイス
- ジェームズ・“ビッグ・ジム”・ライト
- ロレッサ・ジョーンズ