END OF THE CENTURY エンド・オブ・ザ・センチュリー

劇場公開日:

END OF THE CENTURY エンド・オブ・ザ・センチュリー

解説

1974年にニューヨークで結成され、世界を魅了した伝説的パンクバンド「ラモーンズ」の歴史を網羅したドキュメンタリー。バンドの関係者や過去在籍した全メンバーの証言を得て、それまであまり語れることのなかったメンバー間の確執や脱退、そして死など、ラモーンズの歴史の光と影を明らかにした。マンハッタンにかつて存在したクラブで、ニューヨークパンクの聖地と言われるCBGBで行われた初期のライブ映像など、貴重な映像も交えながら、96年に解散するまでのラモーンズ22年間の歴史を総括する。2003年に製作され、日本では04年に劇場初公開。それから10周年を記念した14年に、35mmフィルムでリバイバル上映。

2004年製作/108分/アメリカ
原題または英題:End of the Century
配給:日本出版販売
劇場公開日:2014年11月8日

その他の公開日:2004年11月27日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

  • 画像1

(C)2004 Cugat, Inc.

映画レビュー

4.5"UNDERDOCS"

2020年9月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

PUNK好きには絶対的存在で必聴なバンドではあるが、あまりにもPOP過ぎて当時の自分には合わなかった邪道な己れに喝ッ!!

本作を鑑賞し改めて"Ramones"の格好良さがジワジワと、バンド内の関係性が赤裸々に知らない事が多過ぎて興味の持続が果てしなく、挟まれるライブ映像にテンションも最高潮に上がりマクり。

多少なりともSex pistolsやThe Clashに対して嫉妬心もあり、商業ベースに乗っかりたい気持ちからフィル・スペクターを招いたり、ジョーイとジョニーの色恋沙汰から険悪になり、そんな二人が最後までバンドに残る互いの執着心。

破天荒なイメージだったディー・ディーはお茶目で可愛らしい存在、スタイルを貫くジョーイやジョニーに反して徐々に自分流を形成する、さすがにラッパー転身は驚きよりも笑いが!?

ディー・ディーの彼女もキャラが強くて、ナンシー・スパンゲンにも負けていない凄まじさ。

オリジナルメンバーそれぞれが飾らない雰囲気で語る姿に見栄を張る素振りは微塵もなく、だからこそ痛々しく感じてしまう内情があったり、後に入るメンバー達の話も興味深い。

Ramonesの格好良さを再認識させてくれた本作は、音楽ドキュメンタリー映画としても逸品な訳で、鑑賞後はRamones後期の作品も含めて掘り下げていかなければならない気持ちに自分のPUNK魂がメラメラと燃え上がる!!

コメントする (0件)
共感した! 0件)
万年 東一

他のユーザーは「END OF THE CENTURY エンド・オブ・ザ・センチュリー」以外にこんな作品をCheck-inしています。