パーティ・モンスター
劇場公開日:2004年3月27日
解説
ニューヨークのクラブ・シーンを席巻したカリスマ的青年を描く、実話を基にした青春映画。監督・脚本はドキュメンタリー出身でこれが初の劇場用ドラマ作品となるコンビ、フェントン・ベイリーとランディ・バルバート。原作はジェイムズ・セント・ジェイムズの著作『ディスコ殺人事件』。撮影は「クリーン、シェーブン」のテオドロ・マニアッチ。出演は「リッチー・リッチ」のマコーレー・カルキン、「ミニミニ大作戦」のセス・グリーン、「ドッグヴィル」のクロエ・セヴィニー、「ボウリング・フォー・コロンバイン」などにも登場している人気ミュージシャンのマリリン・マンソン、「ニューヨークの恋人」のナターシャ・リオン、「スーパーノヴァ」のウィルソン・クルーズ、「ホワット・ライズ・ビニース」のダイアナ・スカーウィッド、「テキサス・レンジャーズ」のディラン・マクダーモットほか。
2003年製作/99分/アメリカ
原題または英題:Party Monster
配給:ワイズポリシー
劇場公開日:2004年3月27日
ストーリー
暴露本『ディスコ殺人事件』を執筆したばかりのジェイムズ・セント・ジェイムズ(セス・グリーン)は、伝説のパーティ・プロモーター、マイケル・アリグ(マコーレー・カルキン)との10年におよぶ愛憎の関係を語り始める。1980年代後半、アメリカ中西部からニューヨークにやってきたマイケルは、お坊ちゃん育ちのジェイムズに近づき、有名になりたいと告げる。ジェイムズは彼にクラブで目立つ方法を伝授し、その夜からマイケルのパーティ・プロモーターとしての日々が始まった。まもなく彼は、クリスティーナ(マリリン・マンソン)というスーパースター第1号を誕生させ、有力クラブオーナーのピーター・ガティエン(ディラン・マクダーモット)に可愛がられ、どんどん注目を集めていく。ついには『ディスコ2000』というパーティを大成功させ、一躍時代の寵児となった。だがマイケルは、恋人の男性キオキ(ウィルマー・ヴァルデラマ)とうまくいかなくなり、ドラッグに溺れるようになる。さらにクリスティーナが麻薬の過剰摂取で命を落とし、彼の孤独は深まった。いつしかギッツィ(クロエ・セヴィニー)が恋人のようにマイケルに寄り添うようになったが、麻薬漬けで精神が常軌を逸していたマイケルは、パーティ・プロモーターの職を解かれる。そんな絶望の日々の中、彼は麻薬ディーラーのエンジェル(ウィルソン・クルーズ)を数人で殺害して逮捕された。彼は刑務所からジェイムズに電話をかけ、友情を確かめ合う。だがマイケルを警察に密告したのは、実はジェイムズであったのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- フェントン・ベイリー
- ランディ・バルバート
- 脚本
- フェントン・ベイリー
- ランディ・バルバート
- 原作
- ジェイムズ・セント・ジェイムズ
- エグゼクティブプロデューサー
- バウター・バレンドレクト
- マイケル・J・ワーナー
- エドワード・R・プレスマン
- ジョン・シュミット
- ソフィア・ソンダーバン
- ジョン・ウェルズ
- 製作
- ジョン・マーカス
- ブラッドフォード・シンプソン
- クリスティーン・ベイコン
- フェントン・ベイリー
- ランディ・バルバート
- 撮影
- テオドロ・マニアチ
- 美術
- アンドレア・スタンリー
- 音楽
- ジミー・ハリー
- 音楽監修
- ハワード・パー
- 編集
- ジェレミー・シモンズ
- 衣装デザイン
- マイケル・ウィルキンソン