フル・フロンタル
劇場公開日:2003年12月20日
解説
ロサンゼルスのショービジネス界とその周辺で生きる8人の男女の24時間を描いた群像劇。監督は「ソラリス」のスティーヴン・ソダーバーグ。撮影のピーター・アンドリュースは彼の変名。脚本はこれが映画デビューとなる劇作家のコールマン・ハフ。出演は「コンフェッション」のジュリア・ロバーツ、「ズーランダー」のデイヴィッド・ドゥカヴニー、「シモーヌ」のキャサリン・キーナー、「光の旅人 K-PAX」のメアリー・マコーマック、「英雄の条件」のブレア・アンダーウッド、「恋は邪魔者」のデイヴィッド・ハイド・ピアース、「インソムニア」のニッキー・カットほか。
2002年製作/101分/アメリカ
原題または英題:Full Frontal
配給:東芝エンタテインメント
劇場公開日:2003年12月20日
ストーリー
金曜日のロサンゼルス。ストレスが溜まっている会社人事部長の女性リー(キャサリン・キーナー)は、脚本家兼雑誌ライターの夫カール(デイヴィッド・ハイド・ピアース)に離婚を告げる置き手紙を書く。カールはそれに気づかないまま出勤。リーに愛人がおり、それが映画スターのカルヴィン・カミングス(ブレア・アンダーウッド)であることも知らない。しかも編集長(ジェリー・ウェイントローブ)に解雇を告げられる。カルヴィンは現在、人気女優のフランチェスカ・デイヴィス(ジュリア・ロバーツ)と映画を撮影中。劇作家のアーサー(エンリコ・コラントーニ)は、今夜が舞台の初日だというのに、ヒトラー役の俳優(ニッキー・カット)に悩まされている。またアーサーは、インターネットで知り合ったリーの妹のマッサージ師リンダ(メアリー・マコーマック)とデートすることになっていた。一方、マッサージを頼まれたリンダがホテルの一室を訪ねると、大物映画プロデューサーのガス(デイヴィッド・ドゥカヴニー)が偽名を使って待っていた。今夜はガスの誕生パーティー。その時間になり、招待客たちが集まってくるが、ガスはホテルの部屋で自殺していた。パーティーは潰れ、帰宅したリーは、自分への愛情を示すカールとの仲を修復する。その頃、アーサーとリンダは、お互いを約束のデートの相手だと知らぬまま、飛行機の中で意気投合するのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- スティーブン・ソダーバーグ
- 脚本
- コールマン・ハフ
- 製作
- スコット・クレイマー
- グレゴリー・ジェイコブス
- 撮影
- スティーブン・ソダーバーグ
- 編集
- サラ・フラック
- 字幕
- 松浦美奈