黒水仙(2001)
劇場公開日:2003年5月31日
解説
朝鮮戦争を背景に、歴史に翻弄された一組の男女の運命をミステリアスかつダイナミックに描いたサスペンス・ラブ・ストーリー。監督は、「鯨とり・コレサニヤン」のペ・チャンホ。アン・ソンギをはじめ、韓国映画界を代表するスターたちが集結した。
2001年製作/103分/韓国
原題または英題:The Last Witness
配給:ギャガ・アジアグループ
劇場公開日:2003年5月31日
ストーリー
ソウルで起きた殺人事件。被害者は、朝鮮戦争中に脱走捕虜を捕らえる任務に就いていた男。捜査を担当するオ刑事は、かつて捕虜収容所が置かれていた巨済島を訪れ、ソン・ジヘという女性が綴った古い日記帳を手に入れる。朝鮮戦争のさなか、共産主義捕虜の脱走を手助けしていたジヘ。彼女は、使用人の息子ファン・ソクと愛し合うが、残酷な運命がふたりを引き裂いた。五十年ものあいだ、独房に収監されていたソクが釈放されたのは、殺人が起こる直前のこと。そして、第二の事件が起きる……。