ブレイク・スルー

劇場公開日:

解説

過去に因縁を持つ二人の男がタッグを組み、テロリストと闘うガン・アクション映画。“爆闘! バトル映画祭”の1本として上映された。

2000年製作/91分/アメリカ
原題または英題:Militia
配給:ギャガ・コミュニケーションズ
劇場公開日:2001年4月19日

ストーリー

米アルコール麻薬銃器取締局(ATF)のエージェント、カーター(ディーン・ケイン)は、上司アンダーソンの指揮のもと、武器売買を行う恐るべき反政府民兵組織「自由の兄弟」が集まる村を襲撃した。ウィリアム・フェイン率いるこの組織は、単に金や戦闘が目的なだけの極悪テロリストではなく、ATFの襲撃に対しても戦闘を望んではいなかった。しかし若いカーターは上司の言うとおりに行動し、無残な銃撃戦の後、ウィリアムを捕らえ、監獄に送り込んだ。2年後、ウィリアムの後任になったカリスマ的指導者モンゴメリ率いる「自由の兄弟」は勢力を拡大、カーターはそこに潜入する指令を受ける。その際パートナーとして任命されたのは、なんとウィリアム・フェインであった。カーターは、自分が負傷させ投獄した人物による協力を最初は疑うが、その理由が彼の家族を思う気持ちとわかり、2人の関係はしだいに変化してくる。ウィリアムは、「自由の兄弟」がもう自分が組織していたころとは異なり、凶悪テロリストと化していることにも怒りをおぼえていた。潜伏により、2人はある重大な事実を知ることになる。モンゴメリは強大な威力を持つ細菌ミサイル兵器を盗んでいたのだが、それを、NATOの会議のためにロサンジェルス集まる各国首脳陣めがけて打ち込む計画を進めていた。ウィリアムは、それを内密にATFに通報しようと翌日組織の基地から抜け出す。しかしモンゴメリは慌てない。なぜなら細菌ミサイル発射の準備は別の場所で着々と進んでおり、解読の暗号を入力しない限り作戦は成功だからだ。ウィリアムの通報を受けたATFは、直ちに組織基地に向かい、「自由の兄弟」との銃撃戦が始まる。はたして、ATFはテロリスト壊滅に成功するのか。そしてまた、ミサイルの発射を無事阻止することができるのであろうか。

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