セレンディピティ

劇場公開日:

解説

偶然出会った男女の恋の次第を描くハートウォーミングなラヴ・ストーリー。監督は「フォルテ」のピーター・チェルソム。撮影は「ニュー・イヤーズ・デイ 約束の日」のジョン・デ・ボーマン。美術は「フォルテ」のキャロリーヌ・ハナニア。編集は「ふたりの男とひとりの女」のクリストファー・グリーンベリー。衣裳は「狂っちゃいないぜ!」のマリー・シルヴィー・デヴォーほか。出演は「アメリカン・スウィートハート」のジョン・キューザック、「パール・ハーバー」のケイト・ベッキンセール、「ブラックホーク・ダウン」のジェレミー・ピヴェン、「グリンチ」のモリー・シャノン、「トータル・フィアーズ」のブリジット・モイナハン、「ボルケーノ」のジョン・コーベット、「アメリカン・サマー・ストーリー」のユージン・レヴィほか。

2001年製作/91分/アメリカ
原題または英題:Serendipity
配給:アミューズピクチャーズ(テレビ東京=博報堂=TOSHIBA=アミューズピクチャーズ 提供)
劇場公開日:2002年11月9日

ストーリー

クリスマス5日前のニューヨーク。デパートで、一組しかない黒いカシミアの手袋を取り合うことで知り合ったジョナサン(ジョン・キューザック)と、英国女性サラ(ケイト・ベッキンセール)は、楽しくロマンティックなひとときを過ごす。別れを惜しむジョナサンに、サラはある提案をする。ジョナサンは5ドル札に、サラは持っていた本に連絡先を書き、それを古本屋に売る。そしていつの日かその連絡先を見つけることができたなら、運命の扉は開くであろうと。数年後。TV番組のディレクターになっていたジョナサンは、恋人ハリー(ブリジット・モイナハン)と婚約していたが、心の底ではサラを忘れられず、彼女を探そうとする。一方、サンフランシスコで心理カウンセラーとして働いていたサラは、恋人で人気ミュージシャンのラース(ジョン・コーベット)から求婚されるが、彼女もジョナサンを忘れられず、彼を探す旅に出る。やがてジョナサンはサラの連絡先が書かれた本を見つけ、サラの自宅を訪ねるが、彼女の妹のベッドシーンを彼女だと勘違いして見てしまい、ガッカリして帰路へ。結婚の準備を進める。だがサラも、ジョナサンの5ドル札を発見。彼の結婚式の会場へ乗り込もうとするが、会うことはできなかった。ところが思い出のスケートリンクで偶然再会。2人の恋はめでたく成就するのだった。

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映画レビュー

1.0根掘り葉掘り!しかし『Charley's Prelude』はいい曲♥

2024年9月29日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
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マサシ

3.0典型的なラブコメディ

2023年12月31日
PCから投稿
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プライア

4.0暴力脱獄

2023年3月3日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 何故なんだろう?この面白さは。再び会えるという運命を信じても、中々めぐり合えない現実と、徴候が現われてきたときには結婚式が間近にせまっていた。これも運命なのかと思わせる本編であるが、伏線と小ネタが面白すぎる。はっきり言って、プロット自体は面白くないのだけど・・・(笑)。やはり、キューザックのオタクぶりが好きなのかも・・・

 ポール・ニューマンの『暴力脱獄』。5ドル札にサイン。本を古本屋に。エレベーターのボタン。日本語NARESOME、クルーとサイン。DESTINYとACCIDENT。 「ハリーはゴッドファーザーパート2、1作目より傑作でも1作目を観ないとよさがわからない」。もう一度観たい。

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kossy

4.0ナンパのすれ違いを楽しみ、「じらし」を演出する女性。

2021年7月26日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

お気楽な映画をご所望ならオススメですよ。
ゲーム感覚の恋も、まあ、有り。

・ラブロマンス?
・猟奇的なアメリカ女?
・インモラルな結末には目をつむるのか?(笑)

いろんな要素でハラハラドキドキで、面白いことは面白い。

「お札に書き込み」は日本では法律で禁じられているけれど、「ペーパー・ムーン」でもそんな有名なシーンがありますよね。

僕も実際に千円札に発見しました
二羽のツル。「ぼくたち上を向いて生きようよ」と書いてあった。

そんなことよりも、
劇中小道具として登場し続ける一冊の本
「コレラの時代の愛」に俄然興味が湧いた。Amazonのレビューも優。

・・50年越しの愛の成就の物語。
映画にもなっているが、南米のノーベル賞作家ガブリエル・ガルシア=マルケスによる大著。初版本。

マルケスも苦笑いだろうが、引き裂かれた男女が再会し結ばれるこの50年越しの大河小説が、この「セレンディピティ」では忙しい現代に即して舞台はNYに。そして今風に改編され、分刻みで要約・速読化すればこうなっちゃった訳ですね。

結婚式のドタキャンとかも、成り行きで仕方ないのかなー(笑)
「こっちの人ほうが良かった」って、あの段階で思ってしまって後戻り出来なくなる二人。
人生のマッチングアプリをいつアンインストールするかは、賭け。
本人たちが幸せを掴んだんだったら、まあそれでいいんですけど・・

「白け世代」と言われているけれど、恋愛とか結婚とか、生身の人間に興味を持てないきょうびの若者たちの「スマホ時代の愛」に発破をかける意味でもね、
こういう「ポケモンゴー」みたいな“外出系モバゲー風ラブゲーム”は、大事だと思うの。
お手軽だけど、アクティブで受けるのでは?

だから
「若者よ、スマホを捨てて街に出よう!」

結婚は勢いだよ。
わかってるよ、サラも、結婚が怖かったのさ。

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きりん