遥かなるクルディスタン
劇場公開日:2002年11月2日
解説
国を持たない民族と呼ばれ、世界各国に虐げられてきたクルド人のトルコにおける現状を見つめた問題作。純朴なトルコ人青年とクルド人青年の友情を軸に、トルコにおけるクルド民族の置かれた厳しい現実を描く。監督は女流のイエスィム・ウスタオウルで、1999年ベルリン国際映画祭でベストヨーロピアンフィルム賞と平和賞を受賞した。
1999年製作/109分/トルコ・ドイツ・オランダ合作
原題または英題:Journey to the Sun
配給:若松プロダクション=シネマスコーレ
劇場公開日:2002年11月2日
ストーリー
クルド人差別が横行するイスタンブール。トルコ人青年メフメットとクルド人のベルザンは、サッカー中継に興奮した暴徒に追われたことがきっかけで知り合い、親しくなる。肌の色からたびたびクルド人と間違われるメフメットは、ある日、身に覚えのない拳銃不法所持の疑いで逮捕される。一週間後ようやく釈放されるが、彼をクルド人と思い込んだ周囲は、途端に冷たくなる。ベルザンの好意でメフメットは、新しい職を得るのだが……。
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スタッフ・キャスト
- 監督
- イエスィム・ウスタオウル
- 脚本
- イエスィム・ウスタオウル
- 製作
- ベルーズ・ハシェミアン
- 撮影
- ヤツェク・ペトリツキ
- 美術
- ナタリ・イェレズ
- 音楽
- ブラコ・ステファノスキ
- 字幕
- 松岡葉子
-
Mehmetニューロズ・バズ
-
Berzanナズミ・クルックス
-
Arzuミズギン・カパザン
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