完全犯罪クラブ
劇場公開日:2002年9月28日
解説
10代の少年たちによる戦慄すべき「次世代型犯罪計画」を描いた、まったく新しい犯罪サスペンス。監督は「絶対×絶命」のバーヘット・シュローダー。製作は「絶対×絶命」のスーザン・ホフマンとTV人気番組を手掛けているリチャード・クリスタル。製作総指揮は「ゴースト・オブ・ミシシッピー」のジェフリー・ストット。脚本はジョー・ゲイトン。撮影は「メルシィ!人生」のルチアーノ・トーボーリ。音楽は「穴」のクリント・マンセル。美術は「グッドナイト・ムーン」のスチュアート・ワーツェル。編集は「ボーイズ・ドント・クライ」のリー・パーシー。出演は「デンジャラス・ビューティー」のサンドラ・ブロック、「タイタンズを忘れない」のライアン・ゴズリング、「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」のマイケル・ピット、「ロスト・ソウルズ」のベン・チャップリンほか。
2002年製作/120分/アメリカ
原題または英題:Murder by Numbers
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:2002年9月28日
ストーリー
カリフォルニアの小さな町、サン・ベニート。二人の少年は、海岸の崖の上に建つ朽ちかけた古い屋敷である計画を立てていた。ハンサムで育ちがよく、学園一の人気者のリチャード・ヘイウッド(ライアン・ゴズリング)と、クラス1の頭脳を持ち暗くて友達もいないジャスティン・ペンデルトン(マイケル・ピット)の対照的な二人が、毎晩のようにこの隠れ家で過ごし、お互いの秘密や空想について語り合っていることを、誰一人として知らなかった。以前から犯罪やプロファイリングの本を読み漁っていたジャスティンは、よく架空の犯罪計画をリチャードに語っていた。二人は、究極の自由を手に入れるために、完全犯罪計画を立て始める。そして、その計画が実行された。その殺人事件を刑事キャシー・メイウェザー(サンドラ・ブロック)と刑事サム・ケネディー(ベン・チャップリン)が担当することになった。死体の近くにあった足跡は、リチャードのブーツのものであったが、ブーツは事件前に盗まれていて、しかも、リチャード自身には完璧なアリバイがあった。それにもかかわらず、キャシーは直観的にリチャ-ドが怪しいと感じるのであった。自らのカンをたよりに有力な容疑者がいるにも関わらず、リチャードに的を絞って捜査を行っていた。次第に二人をおいつめていくキャシーだったが、過去に起きた彼女自身の事件の光景がフラッシュバックし、彼女を苦しめる。二人を別々の部屋で事情徴収し、心理的に追いつめて行くが、後もう1歩の所で失敗に終わる。しかし、徐々に二人の間には微妙な亀裂が入り始める。ジャスティンに裏切られたと思い込んだリチャードは暴走し、最後には、隠れ家でジャスティンとキャシーともみ合いになり、崖から落ちて死んでしまう。キャシーは、ジャスティンはリチャードに操られているだけだと思っていたが、実は、ジャスティンがリチャードを操っていたということに、最後に気付くのであった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- バーベット・シュローダー
- 脚本
- トニー・ゲイトン
- 製作総指揮
- ジェフリー・ストット
- 製作
- バーベット・シュローダー
- スーザン・ホフマン
- リチャード・クリスタル
- 撮影
- ルチアーノ・トボリ
- 美術
- スチュアート・ワーツェル
- 音楽
- クリント・マンセル
- 編集
- リー・パーシー
- エーシーイー
- 衣装デザイン
- キャロル・オディッツ
- 助監督
- フランク・キャプラ3世
- 字幕
- 林完治