リメンバー・ミー(2000)

劇場公開日:

解説

不思議な無線機を介して21年の時を隔てて知り合った男女が心を通わせていく姿を描き、2000年の韓国で観客動員数第4位のヒットとなったファンタジックラブストーリー。

思いを寄せる先輩を遠くから見守るだけの慎み深い女学生のソウン。ある日、不思議な古い無線機を手に入れたことで、彼女の日常は大きく変化する。ある皆既日食の夜、インと名乗る男性の声が無線機から聞こえてくる。インと言葉を交わしたソウンは、彼が同じ大学に通っていることを知り、直接会う約束をする。しかし、いくら待っても相手は現れず、2人は会うことができない。やがて2人は違う時代に生きていることがわかり、無線を通じて交流を重ねていく。そんな2人の間にはある運命が隠されていた。

「アタック・ザ・ガス・ステーション!」でブレイクしたユ・ジテがイン、ドラマ「Happy Together ハッピー・トゥギャザー」などで活躍し、本作が映画初主演となったキム・ハヌルがソウンを演じた。2001年には日本で「時の香り リメンバー・ミー」としてリメイクされた。

2000年製作/111分/韓国
原題または英題:Ditto
配給:ドラゴン・フィルム
劇場公開日:2001年10月20日

スタッフ・キャスト

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映画レビュー

4.0真っ先に『オーロラの彼方へ』を思い出してしまう。

2021年8月18日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 21年という時を隔てた男女の関係は「もしや母と息子か?」などと単純に考えていたが、そうならなかったことにこの作品の完成度を見た。『オーロラの彼方へ』も韓国の『イルマーレ』も同じ2000年に作られたことを考えても似ていることがとても不思議だが、わざとらしいプロットになっていないことや、自分の未来を知ってしまった切ない女性の心を描いていることにに好感が持てるのだ。

 しかし、現代の主人公につきまとう女の子、ハ・ジウォンにもドラマ性を持たせてあげたい気がする。彼女はホラー映画ばかりで可哀想だ。ex.『ボイス』『友引忌』

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kossy

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