失はれた地平線

解説

ジェームズ・ヒルトンのベストセラー小説を、名匠フランク・キャプラ監督が映画化したファンタジック・アドベンチャー。英国領事ロバート・コンウェイらを乗せた飛行機がヒマラヤ山中に不時着する。なんとか脱出したものの吹雪の中をさまよっていた乗客たちは、中国人チャンの案内によって理想郷シャングリ・ラへと導かれる。誰もが幸せに暮らすその地を治める250歳のラマ高僧は、ロバートを自分の後継者に指名するのだが……。

1937年製作/132分/アメリカ
原題:Lost Horizon

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映画レビュー

4.0プロパガンダに利用されたらしいです

2023年12月27日
PCから投稿

キャプラ先生の名作ですが、愛国と反共に利用された経緯を納得させるようなストーリー展開です。

現代お視点からは、あまりの理想主義に若干の説教寄りも感じますが、昭和9年の段階でこの啓蒙的な内容は、巷間話題となったでしょう。

ただし、キャプラ先生の小気味よい演出は全く色あせていません。

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越後屋

3.5冒険物語とSF、更にファンタジーがミックス

2021年11月29日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

キャプラ監督作品としては、随分と毛色が違う世界に挑戦していた。後のインディ・ジョーンズシリーズの様な冒険物語とSFもの、更にファンタジーがミックスされた印象で、散らかってる印象もあり大成功とは言い難いが、随分と時代の先をいってる様には思えた。

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Kazu Ann

3.0〈シャングリラ〉で 退屈した

2019年12月18日
Androidアプリから投稿

子供の頃 リメイク版(1973)を見て、失敗したな、と思った (笑)
でも 製作者と監督がこの原作に惹かれるのは理解できた

理想主義者のキャプラ監督の作品の方は
時代により戦争批判部分の他にも、共産主義批判目的の為にカットされた
修復されたが その傷跡を見ることが出来る

画面も美術も 美しい

なのに シャングリラ滞在場面で退屈してしまう…
葛藤が感じられないからだろうか?

到着する迄と 立ち去り、戻って来る場面は素晴らしいのだが…

サンドラ役の ジェーン・ワイアットが伸びやかで
魅力的

まだ若い コンウェイの弟以外の他のメンバー
(実人生で紆余曲折を経験した)がシャングリラに
馴染んでいってしまうのは わかる

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jarinkochie
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