アクシデンタル・スパイ

劇場公開日:

解説

特殊な予知能力を持つ男が国際的陰謀に巻き込まれていく様を描いたアクション。監督は「ダウンタウン・シャドー」のテディ・チャン。脚本は「ゴージャス」のアイヴィー・ホー。製作・主演は「ラッシュアワー2」のジャッキー・チェン。共演は「君を見つけた25時」のヴィヴィアン・スー、「宋家の三姉妹」のウー・シングォ、「忘れな草」のエリック・ツァンほか。

2001年製作/109分/香港
原題または英題:The Accidental Spy
配給:日本ヘラルド映画(ポニーキャニオン=日本ヘラルド映画 提供)
劇場公開日:2001年12月1日

ストーリー

香港で健康器具のセールスマンをするバック(ジャッキー・チェン)は、カンフーと予知能力で銀行強盗から現金を奪い返し、一躍有名人に祭り上げられる。そんな彼の前に私立探偵を名乗る男リウ(エリック・ツァン)が現われた。彼はバックの出生にまつわる言葉を残して消え、バックはそれに促されて韓国に飛ぶ。彼を待ち受けていたのは瀕死の状態にある父親らしき人物で、彼のメッセージを受け、新聞記者を名乗る美女カルメン(キム・ミン)の協力を得つつトルコのイスタンブールへ飛んだ。そんなバックは国際的陰謀に巻き込まれていたのだ。彼の前に現われたのは不思議な美少女ヨン(ヴィウィアン・スー)、そして細菌兵器を要求する謎の男ゼン(ウー・シングォ)。その細菌兵器はCIAも追っているもので、バックはそのためにカルメンやリウに利用されたのであった。やがてバックはゼンとの駆け引きに失敗し、細菌兵器を彼に渡したうえ、ヨンも殺されてしまう。バックは復讐に乗り出し、CIAの協力を得て細菌兵器を無事取り戻すのだった。

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映画レビュー

3.0ジャッキーが、飛んでイスタンブ〜ル〜♪

2024年7月7日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

WOWOWの放送にて。

監督はテディ・チャンということだが、製作・主演であるジャッキー・チェンの意向が画作りに大きく作用していると思う。

オープニングのトルコシークェンスで、やって来た取材クルーの車を追っていた画面が少年の姿に切り替わる。その子が住民たちに向かって大きな声を上げると、その子が向く方向にカメラがパンする。そして画面は住居や住民たちへと切り替わっていき、その場所の様子を一気に見せる。

ジャッキーがはじめて登場する運動器具店の場面では、ジャッキーの顔を見せないように工夫した構図とカメラワークで主役の登場を演出する。

ショッピングモールの場面では、武装した警備員を追って動いていたカメラは、チラシを配る男→チラシを受け取る女の後ろ姿→こちらにやってくるシャッキー→チラシを配る男とジャッキーの接触→チラシを受け取ったジャッキーが画面奥へ、と被写体が移り変わる計算されたワンカットが見られる。
警備員も女もジャッキーも歩いて移動していて、チラシを配る男だけが立ったまま動いていない。だが、カメラがジャッキーを追っている間にチラシ男の立ち位置を変えていると思われ、不思議な感覚になる。
このあと、ジャッキーがその場の怪しさに気づくことになるのだ。

これら、映画の導入部で展開するアクションではないシーンなのだが、ジャッキー・チェンの映画的描写術が反映しているものだと思う。

ストーリーのディテールはさておき、相変わらずバラエティに富んだアクション、アクション、アクションの連続が息つく暇なく畳みかけてくる。
貨物エレベーター、病室、トルコの蒸し風呂での小道具を駆使したバトルから、カーチェイス、アキラ100%を凌駕する裸芸まで。
そして、前半には巨大クレーンの、最後には炎上暴走タンクローリーのスペクタクルが、これぞ映画的スケールで展開する。

シャッキー主演の香港映画では珍しい悲劇のヒロインを演じているのはビビアン・スー。
日本のバラエティー番組で魅せるキュートさとは少し違う、悲しげで儚い美しさを醸し出している。

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kazz

5.0一級のスパイ映画だと思うけどね。

2024年5月17日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
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マサシ

2.0あんまり

2023年12月31日
PCから投稿
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プライア

3.0舞台は香港、韓国、イスタンブール。 言語は広東語、普通語、英語、 ストーリーはよくできているが、 アクション、国際色、恋愛、 詰め込み過ぎの感は否めない。

2022年7月20日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

劇場公開日 2001年12月1日

動画配信で映画「アクシデンタル・スパイ」を見た。

2001年製作/109分/香港
原題:The Accidental Spy
配給:日本ヘラルド映画(ポニーキャニオン=日本ヘラルド映画 提供)

舞台は香港、韓国、イスタンブール。

言語は広東語、普通語、英語、

ストーリーはよくできているが、

アクション、国際色、恋愛、
詰め込み過ぎの感は否めない。

各所に見どころがあるが、
おなかいっぱいになってしまった。

満足度は5点満点で3点☆☆☆です。

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ドン・チャック

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