若草の頃

劇場公開日:

若草の頃

解説・あらすじ

「巴里のアメリカ人」「バンド・ワゴン」などの名匠ビンセント・ミネリの出世作となったミュージカル映画。サリー・ベンソンの短編小説を原作に、古き良きアメリカの家庭で起こる悲喜こもごもを、四季の移り変わりとともに生き生きと描き出す。20世紀初頭のセントルイス。街の住民たちは、数カ月後に迫った万国博覧会の開催を楽しみにしていた。スミス家の次女エスターは、隣に引越してきた青年ジョンに恋心を抱くが……。「オズの魔法使」のジュディ・ガーランドが次女エスターを演じ、「若草物語」の名子役マーガレット・オブライエンが共演。クリスマスソングの定番となった「メリー・リトル・クリスマス」など、ヒュー・マーティン&ラルフ・ブレインによる歌曲の数々がストーリーを彩る。

1944年製作/113分/G/アメリカ
原題または英題:Meet Me in St. Louis
配給:東京テアトル
劇場公開日:2022年2月25日

その他の公開日:1951年3月6日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

受賞歴

詳細情報を表示

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

映画レビュー

3.01903年の中流階級

2025年5月6日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

舞台となるのはセントルイスに住むスミス一家。中流階級の暮しがあまりに豪華なので、やはりアメリカの豊かさには今更ながら驚かされます。年頃の娘さんの関心事はやはりハンサムな男性ってことで、姉妹揃って浮き足立っている様子が微笑ましいです(笑)。物語には色々不思議なエピソードがありましたが、秀逸なのは、「THE BOY NEXT DOOR」や「HAVE YOURSELF A MERRY LITTLE CHRISTMAS」といったスタンダードが今作のオリジナルということですね。ジュディー・ガーランドは「オズの魔法使」(39)から5年が経っていて、愛らしい少女から大人の風貌になっていました。この翌年、監督のヴィンセント・ミネリと結婚し、ライザ・ミネリが生まれています。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
赤ヒゲ

4.0古いミュージカル映画の代表作!! *MGMもジュディも本作抜きには語れない

2025年5月5日
PCから投稿

世界はまだ戦争中の時代
1944年公開のアメリカ映画
"明るく楽しく、力強く"
そんなテーマが見えてくる。

物語は公開よりも40年ほど前、
現在の日本だと昭和レトロとして
’80年代の何かを描く感じ。

ジュディの歌うトロリーソングは
恋する乙女のドキドキ感溢れる歌で
映画「Judy」の中でも扱われていた。
「全てのミュージカル歌曲から選べ」
と問われれば、必ず入る歌だと思う。
暖かい家族を題材としたこともあり
映画はヒット!!

監督のヴィンセント・ミネリは
この初期の映画作品をキッカケに
MGMの黄金期を作っていった。

最後はセントルイス万博会場
主役のエスター(ジュディ)
彼女の一言でおわる。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
星組

2.0昔はこういうのが良かったんですかね?

2024年12月22日
PCから投稿

アメリカ国立フィルム登録簿作品です。

ミュージカル映画の名作とのことですが、さっぱり面白くありません。
あってないようなストーリにメリハリのない展開、歌と踊りはまずまずですが、退屈の一言です。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
越後屋

3.01903年

2022年3月28日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

1903年辺りのアメリカの国民の生活や活気について、知る手がかりになった。ミュージカルも良く、現在の日本でも知られている曲が幾つも流れ心が躍った。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
杏子