若草の頃のレビュー・感想・評価
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子役の女のコ、ご存命なら、80歳以上なんですね
若草物語にお兄さんがいれば、こう言う話になる。
余裕あるよね。日本はこのアメリカと戦争していたんですね。勝てる訳が無い。作品の中に戦争をやっている気配が全く無い。勿論、1903年の事だから当たり前だけれども。
子役の女のコ、ご存命なら、80歳以上なんですね。子役の女のコの演技力は凄いです。
マーガレット・オブライエンだったんだ。そして、まだご存命でした!凄いね。マーガレット・オブライエンを知らない僕も凄い!
この国力の差
日本は戦争末期で国民は食べるものもなく生死の境にいた頃、セントルイスでは万国博で街は明るく、テーブルにはごちそうが並ぶ。この国力差は意識的かもしれないが、大きすぎた。
テーマ音楽になっている万博の歌、三波春夫が大阪万博のテーマを歌うのはこの30年以上後。でも、この頃になってようやく日本はアメリカに追いつきかけ始め、生きるために精一杯から潤ってきたと感じ始めた。万博会場の明るさと世界各国の参加者。1ステップ駆け上がろうとする活気があった。映画そっちのけでそんなことを思っていた。
ファミリー愛でほのぼの♫
去年観た『ジュディ』からやっと、本物のジュディガーランドの映画を、NHKBSを予約して観ました。次女らしく勝ち気で、まだあどけなさも残りながら恋に憧れる安定の歌唱力。
監督ヴィンセント、ミネリと彼女の間で生まれたライザミネリと、目の辺りがそっくりです。
セントルイスを愛してやまない家族、おじいちゃんのユーモア、末妹の悪ガキらしい愛らしさ、メイドのツッコミ!なのに戦争中の1944年の作品って、余裕やんっ!!
まだまだ平和で、万博を迎えるアメリカの雰囲気、画像も綺麗でほのぼのでした♫
そんなプロポーズでいいのか?
1903年のセントルイス。大家族のスミス家の長女ローズが恋人からの長距離電話を待っていて、一家はてんやわんや。ん?セントルイスか?と、次女のジュディ・ガーランド演ずるエスターが引っ越してきた隣人ジョン・トルーイットが気になってしかたがない・・・と、二人のロマンスが中心となるミュージカル映画。
戦時中に作られた映画と思えないほどハートフルで平和なセントルイスの様子。電話もあるし、電車も通っているし、豪邸には消さねばならない明かりがいっぱい・・・スイッチをなんとかしろよ!とも言いたくなるほどだ。
長女は恋する乙女といった感じだし、次女は勝気だけど恋に憧れる女性。三女は印象が薄いけど、末っ子トゥーティを演ずるマーガレット・オブライエンは「殺す」だの「電車を転覆させる」などと言うほど無邪気でありながら恐ろしいガキ。兄は失恋しながらも妹想い。弁護士の父と家族を守る母、じいちゃんと家政婦。家でダンスパーティを開いたりして、優雅な一面も見せてくれる。
夏から始まり、秋、冬、そして若草の頃を描いたもので、ストーリーも単純。ただ、エスターが想い人ジョンを殴るという強烈なシーンがある。『オズの魔法使』からちょっと成長したガーランドのキュートさ、古き良きアメリカを見せてくれるが、それよりも音楽が素晴らしい。フォークダンスソングをアレンジした曲、「Have Yourself a Merry Little Christmas」、そして万博会場行の汽車の中で歌われる「The Trolley Song」が映像もいいし圧巻。YouTubeにアーカイブとしてアップされてるので是非ご視聴あれ。
家の明かりを消すのを手伝って
万博前の準備に沸き立つセントルイス。ジュディガーランド扮する次女エスタースミスは、姉の煮え切らない相手ウォーレンを心配していた。エスターは隣に住むジョンに心惹かれていたのにタキシードが不調で、セントルイス最後のダンスパーティーには一緒に行けなかった。父親のニューヨーク転勤が決まったが、家族は皆セントルイスに愛着を感じていたので悩む父親。果たしてエスターとジョンはどうなる? ジュディガーランドの歌唱はじめ明るく楽しくしっとりとミュージカル仕立ての昔の映画は見どころいっぱい。家の明かりを消すのを手伝ってと言う小柄なジュディガーランドはとても魅力的だったね。
ジュディ・ガーランドのエンターティナーとしての魅力が余すところなく...
ジュディ・ガーランドのエンターティナーとしての魅力が余すところなく発揮されている。
古き良き時代の家族の絆が心温まるストーリーと素敵な楽曲の数々よって彩られ、歌声だけでなく会話のリズムも心地良い。クラシック映画の楽しさを十二分に感じることが出来る作品。
若草の頃
まず、ジュディー・ガーランドが美しいに尽きます。さらに、これでもか、これでもかと美しく可愛く、時にはコミカルに演出してきます。しかも挿入歌も素晴らしい(吹き替えとの情報もありますが)。物語もテンポも良く、メリハリが効いて2時間がアッという間に。それと撮影した1944年当時の「テクニカラー」の発色がすばらしい。人物も衣装も見事にカラー映えしています。日本はもちろんモノクロ映画の時代。こんな国と戦争を交えたとは馬鹿なことです。久しぶりに「オール5」の映画に出会えました。
ジュディガーランド主演の名作
今ではクリスマスの定番ソングがこの映画の挿入歌だったのは観て初めて知った
彼女の歌に演技に堪能して楽しく観れる映画です
ミュージカルまでいかないけれど挿入歌が多く楽しめます
家族の暖かみの素晴らしさを再確認できます
100年昔のハロウィーンの様子も楽しいシーン
当時22歳のジュディガーランドも美しいけれど、劇中5歳設定の末の妹役のマーガレットオブライエンが可愛いらしく、演技も素晴らしい
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