若き獅子たち

劇場公開日

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解説

「ケイン号の叛乱」「愛情の花咲く樹」のエドワード・ドミトリク監督による、「地上より永遠に」「裸者と死者」にならぶアーウィン・ショウの戦争文学の映画化。米独両陣営にまたがって、第二次大戦中の青年の心理が平行して描写され、やがてこれが終局近い独仏国境戦線で悲劇的に接触する。脚色は「暗黒の恐怖」でアカデミー賞を得た「誇りと情熱」のエドワード・アンハルト。撮影監督は「夜を逃れて」のジョー・マクドナルド。音楽はヒューゴー・フリードホーファー。「サヨナラ」のマーロン・ブランドがナチ青年将校に扮し、「愛情の花咲く樹」のモンゴメリー・クリフトと、性格演技に転向を志す「ふんだりけったり」のディーン・マーティンがアメリカ兵となって主演。「青春物語」のホープ・ラング「心のともしび」のバーバラ・ラッシュ「戦争と平和」のマイ・ブリットの女優陣が共演する。助演はマクシミリアン・シェル、ドラ・ドール等。パリ、ババリア等の欧州ロケが行なわれた。製作アル・リクトマン。

あらすじ

中欧に戦雲がただよいはじめた1938年のドイツ、ババリア。年末の休暇でこの地方を訪れたマーガレット(バーバラ・ラッシュ)は、純粋な青春の情熱をナチズムにかけるドイツ青年クリスチャン(マーロン・ブランド)と、心通じあいながらも、食い違う何か冷たい壁を感じて、1人ニューヨークにたった。2人の青春はこうして別れた。中尉として第二次大戦に参加したクリスチャンは、パリに入城し、戦友ブラント中尉(P・ベア)の紹介でドイツに反感をもつパリ女フランソワーズ(L・モンテベッキ)を知り、ふとナチの政策に疑問をもった。ベルリンでの、上官ハーデンバーグ大尉(マクシミリアン・シェル)の妻グレッチェン(マイ・ブリット)との情事。そしてロンメル将軍麾下の北阿戦線での大尉の重傷と自殺。清純なフランソワーズに対する自己嫌悪。戦局の不安が高まるにつれてクリスチャンの胸には人間不信の念が広がり、彼は激戦の前線に身を投じた。一方アメリカにあるマーガレットには、ブロードウェイで歌う婚約者マイケル(ディーン・マーティン)がいた。平凡な歌手の彼。ある夜のパーティでマイケルは、徴兵検査所で知合ったユダヤ系の友人ノア(モンゴメリー・クリフト)を彼の女友達ホープ(ホープ・ラング)に紹介した。孤独なノアと清純なホープは愛しあって結婚した。やがてノアとマイケルは共に、戦局拡大につれて入隊した。ユダヤ人であるためにノアにむけられる軽蔑の目と迫害。徴兵を拒否するマイケルは、非戦闘員を願ってロンドンに移されたが、婦人部隊に入っているマーガレットと再会し、自己逃避の非を悟って独仏国境戦線に向かった。連合軍はラインをこえて前進した。戦場でマイケルはノアと合流した。目標は独軍の捕虜収容所だった。その頃、独軍側のクリスチャンは絶望して銃を手に戦野をさまよっていた。戦争の悲惨、非人間的な収容所生活の残虐、敗戦近いナチス官僚の腐敗。そこには人間の証明は何もなかった。銃をたたきつけた彼は無目的に走った。その時、ノアとマイケルの目がそれを見た。走るナチスの軍服。マイケルの銃が火をふき、クリスチャンは泥沼に射殺された。同じ年代のドイツ青年の死。戦場の片すみでの小さな事件。ノアの目にはじかし、この青年の死が何故かあわれだった。晩春の青い木の葉の道を、ノアとマイケルは更に前線へと歩を進めた。

1957年製作/アメリカ
原題:Young Lions
配給:20世紀フォックス

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第31回 アカデミー賞(1959年)

ノミネート

撮影賞(白黒) ジョー・マクドナルド
作曲賞(ドラマ/コメディ) ヒューゴ・フリードホーファー
音響賞  
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映画レビュー

4.5Young Lions・・

亮一君さん
2016年11月15日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

笑える

この映画は「Young Lions」の直訳。ナチスドイツの悩み多き青年将校と、連合国軍のユダヤ人の青年と、元歌手のアメリカ人。3人はそれぞれの人生を歩む。そして最後に交わる。感動の巨編・・1958年のアメリカ映画。

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亮一君

5.0「若き獅子たち」を観て・・

Ryoichiさん
2016年1月10日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

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Ryoichi

3.5大作

J-taさん
2015年11月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

凄い映画

とても良くできたストーリー。たくさん登場人物がいるけどとてもわかりやすいし、みんながそれぞれ魅力的。戦争が進むにつれて全員の気持ちが少しずつ推移していく感じがとてもよくわかる

アーウィン・ショーが原作なだけあって台詞が味わい深くてウィットに富んでいる。
ニューヨーク、ロンドン、パリ、ベルリンと様々な都会を舞台にしているのもアーウィン・ショーならではだと思った

アメリカとドイツ、それぞれの国の人からみた第二次世界大戦を映している。アメリカ、ドイツのどちらかに偏るのではなく両方に魅力的なキャラクターを配置して、あくまでフラットな目線でみれる。断片的ではあるけれど、こういう映画はあまりないんじゃないか

最終的にアメリカにハッピーエンドが来るのは、作者がアメリカ人だからではなく歴史的な事実だからしょうがない

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J-ta
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