ワイルド・スタイル
劇場公開日:2022年9月2日
解説
1982年のニューヨーク、サウス・ブロンクスを舞台に、ひとりのグラフィティアーティストの生きざまを描いたドキュメンタリードラマ。DJ、ラップ、ブレイクダンス、グラフィティアートからなるヒップホップカルチャーを世界に広めるきっかけにもなったと言われる作品。
社会に不満を抱く青年レイモンドは、そのはけ口をグラフィティアートに求めていた。夜な夜な地下鉄の操車場に忍び込んでは地下鉄車両にスプレーでグラフィティを描き、「ゼロ」とサインする。ゼロの作品はやがて評判を呼び、彼のタッチを真似た絵も出回っているが、不法行為であるためレイモンドは自分がゼロであることを恋人にも明かすことができない。そんなある日、レイモンドはアーティストとして華やかな表舞台に立てるチャンスを得るが、アンダーグラウンドの世界で自由に描くこととの狭間で揺れ、思い悩む。
実際のグラフィティライターやダンサー、DJ、ラッパーなども多数登場し、ヒップホップムーブメントが生まれる瞬間を鮮明に描き出した。
1982年製作/82分/G/アメリカ
原題:Wild Style
配給:シンカ
日本初公開:1983年10月8日
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2022年10月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
ストリート・カルチャーにうとい、というかかつては、むしろそうした表現・活動を「不良文化」と思って反発すら憶えていた観客による感想です。しかし本作の、荒削りだけどエネルギーに満ちた映像は、そんな反発心と時代を易々と乗り越えて、まるで「ヒップホップ」と総称される文化が誕生した40年前の、「この」瞬間に居合わせたような感動を与えてくれたのでした。
さすがにヒップホップカルチャーに全く関心がない人にまで強くおすすめすることはためらうものの、音楽ファンはもちろん、「自分の表現で世の中に打って出たいけど、どうしていいか分からない、自信もない」という人には、必ず何らかの得るものがあると確信を持って言える作品です。
同じくヒップホップカルチャーの黎明期を記録した作品である『スタイル・ウォーズ』(1983)も最近公開されましたが、こちらはグラフィティアートなどの担い手達が実名で登場したドキュメンタリー形式だった一方で、本作は幹となる物語を持つ、劇映画としての体裁を持った作品です。主演したアーティスト達は『スタイル・ウォーズ』同様、実際に活動している方々であるものの、本作では役名で登場しています。これは(『スタイル・ウォーズ』でも触れていたように)グラフィティアートが当局の取締の対象となっていたため、警察の追及を逃れるための措置だったということです。
さまざまなアーティスト達の活動が収斂していく後半のステージは、圧巻の一言。そしてコンサート会場に描かれる大規模なグラフィティは、まさかの無許可での制作!社会の常識に照らし合わせれば決してほめられた行為ではないのかも知れませんが、本作のアーティスト達が醸し出す、自らの身体を用いた表現に対する言いようのない衝動、そして眼前で展開していることが現代音楽史に残る出来事だと確信して、何が何でもこの様子を残さねば、という撮影スタッフの強烈な使命感に圧倒されます。
以前たまたま、40年前にまだヒップホップという言葉もほとんど知られていない日本に本作を紹介し、劇中に登場したアーティスト達を日本に招聘した方のインタビューをラジオで拝聴しましたが、これも本作に劣らず滅法面白い内容でした。こちらも必聴。
ラップ以外のHIP HOPカルチャーに
あまり馴染みのない日本だからこそ、、
必見!!
余韻で数日、生活がワイルドスタイル
2022年10月8日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
こんなに面白いと思わなかったですYO!
DJ、ラップ、ブレイクダンス、グラフィティアート…
見所はブラックカルチャーだけでなく、当時の、アメリカはサウスブロンクスの風景が、カッコイイ♪
イヤなトコがなく、気軽に楽しく観れると思いますYO!
YO!YO!YO!
2022年9月18日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
地下鉄が地上に上がる(サウス・ブロンクスの手前で)シーン以外は殆ど記憶から消えていたが、やっぱりHip-Hopは、ああじゃなきゃ。
まさに原始の衝動!まさにグルーヴィン!
身体が勝手に動いてしまう。
欲を言えば、リストアされたフレッシュな画質で、爆音上映で観たかった。
ちなみにストーリーは、全く期待してはダメ。
よって、初期のHip-Hopにピンと来ない人には、全くお勧めできません!