ねことじいちゃん

劇場公開日:

ねことじいちゃん

解説

世界的に知られる動物写真家・岩合光昭が初めて映画監督に挑み、ねこまき原作の同名コミックを落語家の立川志の輔主演で実写映画化したヒューマンドラマ。とある小さな島に住む70歳の大吉は、2年前に妻に先立たれて以来、飼い猫のタマと2人きりで暮らしている。生まれ育ったこの島には幼なじみの巌をはじめ多くの友人や猫がおり、穏やかな日常が流れていた。東京で暮らす息子・剛はひとり暮らしの父を心配しているが、大吉もタマも自由気ままな現在の生活に満足している。しかし、親しい友人の死や大吉自身の身体の不調など、ずっと続くと思っていた日常に少しずつ変化が訪れはじめ……。ヒロインを柴咲コウが演じるほか、小林薫、田中裕子、柄本佑ら実力派俳優がそろう。

2019年製作/103分/G/日本
配給:クロックワークス
劇場公開日:2019年2月22日

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映画レビュー

2.0想像の範囲を一歩も超えない

2023年3月12日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

そのまんま、想像した通りの映画だった。そこから一歩もはみださない。もちろん期待を上回りもしない。まあ、流しっぱなしにして、就寝前にでもウトウトしながら見てもいいかもしれない。

志の輔師匠の落語のファンで、語り口の見事さに引き込まれ魅入ってしまうが、まったくの別物と考えたほうがいい。落語は師匠の「間」で語られるし、骨組みは新作にしろ古典にしろしっかりした造りだ。この映画にはお話と言えるほどのストーリーが存在しない。

少子高齢化の離島に暮らす人々が主人公なので、そこに越してきた人が、それなりに「わけあり」なのは当然のこと。そこを上手に語っていくのが映画の面白さのはずなのに、老人の日常と猫の暮らしを機微を交えて描いたところで、ちっとも面白くならないのだ。もちろん、岩合光昭が監督をしたということで、固定ファンが見込めると、そろばんをはじいたのだろうが、安直すぎる。

動物トレーナとしては優秀かもしれないが、映画を監督する立場にはまったく向かないことが証明された。

ひとつ収穫だったのは、公開時期に志の輔師匠が、番線でテレビに出まくったこと。そこで披露される話は、マクラとして秀逸で、出演を重ねることで徐々に変化していく様子が見て取れた。テレビは編集が入るので、すべてが師匠の段取りで進行したわけじゃないとは言え、毎日、高座に上がる噺家のマクラが、次第に洗練されて、完成していくさまが見て取れた。これは興味深い展開だった。

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うそつきカモメ

3.0猫好き必見

2022年9月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

2022年9月17日
映画 #ねことじいちゃん (2018年)鑑賞

猫写真家の #岩合光昭 さんが監督したほっこりする映画でした

猫好き65%
柴咲コウ好き15%
榎本祐好き10%
立川志の輔好き5%
その他5%

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とし

3.0タミちゃんとトメさん 寂しいのはアンタだけじゃない

2022年5月25日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

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幸せ

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カールⅢ世

3.5ほっこり

2022年5月6日
iPhoneアプリから投稿

島で暮らす妻に先立たれた大吉じいちゃんとタマ。
その周りの島民とのお話。
のんびりしたい時に見るといいね。

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lanachama