劇場公開日:1962年10月12日
解説
アルフレッド・ヒッチコック監督が、アメリカで実際に起きた「レオポルドとローブ事件」をもとにした舞台劇を映画化。物語の全編をワンシーンで繋げ、映画内の時間と現実の時間が同時進行するという実験的な手法で描いた。ニューヨークのとあるアパートの一室。大学を出たばかりの青年フィリップとブランドンが同級生を絞殺し、その死体を衣装箱に入れる。殺害の動機は、自分たちが他者より優れていることを証明するためだけだった。2人はさらなるスリルを求め、被害者の父や恋人、恋仇、伯母、そして恩師である大学教授を部屋に招いて晩餐会を開く。犯した罪の恐ろしさに次第に冷静さを失っていくフィリップと、大胆にも死体を見せたい衝動に駆られるブランドンだったが……。教授役に「素晴らしき哉、人生!」のジェームズ・スチュワート。
1948年製作/80分/アメリカ
原題または英題:Rope
配給:MGM
劇場公開日:1962年10月12日
スタッフ・キャスト
- 監督
- アルフレッド・ヒッチコック
- 製作
- シドニー・L・バーンステイン
- 原作
- パトリック・ハミルトン
- 脚本
- アーサー・ローレンツ
- ヒューム・クローニン
- 撮影
- ジョゼフ・バレンタイン
- ウィリアム・V・スコール
- 美術
- ペリー・ファーガソン
- 音楽
- レオ・F・フォーブステイン