霊幻道士
劇場公開日:1986年4月26日
解説
中国の代表的な妖怪であるキョンシーと妖怪始末のエキスパート霊幻道士の死闘を描くクンフー・ホラー。エグゼキュティヴ・プロデューサーは洪金寶(サモ・ハン・キンポー)。製作は何冠昌(レナード・ホウ)と鄒文懐(レイモンド・チョウ)、監督は劉觀偉(リッキー・リュウ)、曾志偉(エリック・ツァン)と黄炳耀(バリー・ウォン)の原案を司徒卓漢(シトー・ヒーフォン)が脚色。SFX総指揮は陳秀能(チェン・シャウナン)が担当。出演は林正英(ラム・チェンイン)ほか。.
1985年製作/96分/香港
原題または英題:[歹+彊の右側]屍先生
配給:東宝東和
劇場公開日:1986年4月26日
ストーリー
大富豪のヤンに先代主人の改葬を頼まれた道士(林正英/ラム・チェンイン)は、その墓を掘りおこして、ヤンに誤った方法で埋葬してあるので成仏できないばかりか、キョンシーになる恐れがあると警告する。そこで死体を一時預るが、道士の弟子のモン(許冠英/リッキー・ホイ)とチュウ(銭小豪/チン・シュウホウ)がマジナイをしたが、それでもキョンシーとなり、こともあろうに息子のヤンを殺して逃げた。殺人事件発生とあって、町の保安隊長ウェイ(樓南光/ビリー・ロウ)が駆けつけて来た。彼はヤンの一人娘ティンティン(李賽鳳/ムーン・リー)のいとこであり、彼女にゾッコン。一方、モンとチュウもティンティンに夢中だから事は少々ややこしい。ウェイは彼女の前でカッコイイところを見せるために、道士を犯人に仕立て拘留したが、死んだ筈のヤンはキョンシーの毒でバンバンシーとなって大暴れ。ついにウェイは道士を釈放して退治するように頼む。バンバンシーをあの手この手で封じ込めたものの、今度はその元祖キョンシーが大暴れ、町を大混乱に落とし入れた。一方キョンシーに傷つけられたモンは刻々とその毒におかされつつある。しかも特効薬のモチ米を買いにいったチュウは、霊女シャンシー(王小鳳/ポーリン・ウォン)にとり憑かれてメロメロ。やがて、迫りくるキョンシーと道士の凄絶な戦いが始まったが、道士の必殺技がキョンシーの息の根をとめた。