蘭の女
劇場公開日:1990年5月26日
解説
ひとりのミステリアスな男によって変貌してゆくある女性の姿を描く恋愛ドラマ。エグゼクティヴ・プロデューサーはデイヴィッド・サンダースとジェームズ・ダイヤー、製作はマーク・デーモン、監督・脚本は「トゥー・ムーン」のザルマン・キング、共同脚本はパトリシア・ルイジアナ・ノップ、撮影はゲイル・タッターサル、音楽はジェフ・マコーマックとサイモン・ゴールデンバーグが担当。出演はミッキー・ローク、キャリー・オーティスほか。
1990年製作/アメリカ
原題または英題:Wild Orchid
配給:日本ヘラルド映画
劇場公開日:1990年5月26日
ストーリー
アメリカ中西部の田舎町からニューヨークにやって来たエミリー・リード(キャリー・オーティス)は、美しい女社長クラウディア(ジャクリーン・ビセット)のアシスタントの職を得、破産寸前のホテルを買収するために、早速彼女と南米のリオへと向かう。しかしクラウディアが、契約直前に逃亡した相手会社のボスを追ってブエノスアイレスに飛び、代わってエミリーがジェームズ・ウィラーという男と会うことになった。その日廃墟のホテルで、動物的に愛を交わす男女の姿を見て動揺するエミリーは、現われたその男、ウィラー(ミツキー・ローク)と危険な愛のかけひきを始める。翌日ウィラーはエミリーを誘って、知りあったオットー(オレグ・ヴィドフ)とハンナ(アサンプタ・セルナ)というドイツ人夫婦と出かける。ふたりは愛の冷めた夫婦だったが、その帰り道、ウィラーに触発された彼らは、車の中でセックスするのだった。夜、エミリーはバーで、ジェロームというアメリカ人に娼婦と間違えられ、ウィラーに命じられるまま彼に抱かれる。しかしジェロームは、何とクラウディアの連れ帰った交渉相手の弁護士だった。しかしクラウディアの機転で買収も無事済み、あとは契約だけ、という時、ふたりはウィラーがホテルを買い取ったことを知る。激しく詰め寄るエミリーに、ウィラーは秘かにホテルの権利書を届ける。そして彼はエミリーに向かって自分のこれまでの人生を語る。その時ふたりは初めて体を重ねあい、未来への愛を育んでゆくのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ザルマン・キング
- 脚本
- ザルマン・キング
- パトリシア・ルイジアナ・ノップ
- 製作総指揮
- デビッド・サウンダース
- ジェームズ・ダイヤー
- 製作
- マーク・ダモン
- トニー・アンソニー
- 撮影
- ゲイル・タッターサル
- 音楽
- ジェフ・マコーマック
- サイモン・ゴールデンバーグ
- 字幕
- 古田由紀子