ラ・ブーム2

劇場公開日:

ラ・ブーム2

解説

ソフィー・マルソーのデビュー作である大ヒット青春映画「ラ・ブーム」の続編。前作の2年後を舞台に、主人公ビックの新たな恋や、彼女を取り巻く登場人物たちのその後を描く。

15歳になったビックは、美しい田園風景が広がるドイツのバイエルンで夏の休暇を過ごしていた。曽祖母プペットに誘われて一足早くパリへ帰ることにした彼女は、列車内で17歳の青年フィリップと出会う。パスポートを取り違えたことから後日フィリップと再会したビックは、彼と付き合い始める。ある日ビックは、元恋人マチューが開いたブーム(パーティ)にフィリップと一緒に参加するが……。

主演のマルソーをはじめ、両親役のクロード・ブラッスールとブリジット・フォッセー、監督・脚本のクロード・ピノトーら、前作のスタッフ・キャストが再結集。クック・ダ・ブックスによる主題歌「恋する瞳」も話題を集めた。

1982年製作/108分/G/フランス
原題または英題:La boum 2
配給:ファインフィルムズ
劇場公開日:2022年12月23日

その他の公開日:1983年3月12日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

スタッフ・キャスト

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(C)1982 Gaumont

映画レビュー

助兵衛ジジイの地雷映画。

2024年6月1日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
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マサシ

4.0色褪せない...2

2023年5月6日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

少し大人になったソフィー・マルソー。
まだまだ困ったちゃんだけど、
ラストはステキだったわ。

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hkr21

3.0時代のアイコン

2022年12月27日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

今の私にはこの作品を鑑賞するには、とても辛かった。全く面白くないのだ。ソフィー・マルソーはティーンの頃の私のアイドルであったのだが、今となってはロリコン趣味全開の様相となってつまらなさだけをスクリーンから受け取る。私は最早そこには居ないのだ。青春の日々は甘い思い出の中に止まり、過去に属す。私は今をこの現実に存在しているからこそ、感傷的な気分になれないのかもしれない。しかし、それが今の私なのだ。

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shanti

5.0前作からわずか2年で少女から女性に成長したソフィー・マルソーの魅力がスクリーンからはみ出した『続・サザエさん』

2022年12月27日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

舞台は前作から2年後。15歳になったヴィックは両親や友人と離れて夏休みをバイエルンで過ごしていたが雄大な自然の中で暇を持て余していた。ザルツブルクにいたプペットに誘われてホームステイを6日早く切り上げてパリに戻ることにしたヴィックは車内で出会った17歳のフィリップとパスポートを取り違えてしまう。パリに戻ってからそのことに気づいたヴィックはペネロプと共にフィリップを訪ねるがそこで二人ともフィリップに恋をしてしまい・・・からの物語ですが、まず驚くのは前作からたった2年しか経っていないのにソフィー・マルソーが別人のように魅力的な女性になっていること。外見は成熟していても中身は少女、その刹那で光り輝くソフィーの美しさが終始スクリーンからはみ出しています。

前作レビューでも触れた通り上記のような恋バナは物語のごく一部。前作にも増して色んな物語が盛り込まれてもはやオムニバスドラマになっています。前作でも『裏街』のヒロインを気取り既婚男性との恋を語っていたプペットに起こる事件、歯科医から研究の世界に進もうと決めたフランソワと自作のアニメ化でさらに多忙になったフランソワーズのすれ違いといった大きなドラマに絡むのがギャグパート。前作で小学生だったサマンサがファザコンぶりを全開にしてフランソワに色仕掛けしたり、ブームの余興が警察沙汰になったりといった喧騒がどれも微笑ましいです。

前作も古典映画へのオマージュが滲んでいましたが、本作にも『雨に唄えば』他へのリスペクトがさりげなく滲んでいるのもポイント。特に『逢びき』の引用はさすがとしか言いようがない洒落た演出になっています。

前作の『愛のファンタジー』に代わって本作で繰り返し流れるのが劇中にもしっかり出演しているクック・ダ・ブックスの『恋する瞳』。40年前の映像と併せて耳に響く名曲はドラマに関係なく涙腺をガンガンに刺激します。曲は40年聴き続けてきましたが、動くクック・ダ・ブックスを観るのは初めてで、そのいかにも80‘sバンド然としたルックスにニヤニヤさせられました。

個人的に可哀想だったのはヴィクやペネロプの友人ステファン。ミハイル・バリシニコフやアレクサンダー・ゴドノフといったビッグネームのチケットを押さえたのに毎回ヴィクにドタキャンされて肩を落とす姿が一番泣けるかも知れません。

今回ビックリしたのはマチューのパーティにやってきた青年フェリックスが演じているのがランベール・ウィルソンだったこと。つい先日『ミセス・ハリス、パリへ行く』で老いた侯爵を演じている姿を観たばかりだったので、シレッとヴィクをナンパする青年役の初々しさに40年の月日の重さをずっしりと感じました。

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よね

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