モンローに憧れて

劇場公開日:

解説

マリリン・モンローに憧れ、映画女優になる夢を追い続ける少女の姿を描くファンタスティック映画。監督・脚本はラドスワフ・ピポバルスキー、撮影はヴィトルド・アダメクが担当。出演はカタジーナ・フィグラ、ビョートル・シフケヴィッチほか。原題は“Pociag Do Hollywood”

1987年製作/ポーランド
原題:Train for Hollywood Pociag Do Hollywood
配給:ギャガ・コミュニケーションズ
劇場公開日:1988年10月1日

ストーリー

子供の頃、「お熱いのがお好き」を見て、マリリン・モンローに憧れ、女優を夢みるようになった長距離列車の食堂車のウエイトレス、マリリン(カタジーナ・フィグラ)は、ある日ビリー・ワイルダー宛てに、自分を映画に出してくれ、という手紙を書き送る。映画アカデミーの試験をうけるが、歯並びが悪いことで不合格にされたマリリンは、食堂車で働きながらスタジオで臨時の代役の仕事をしてチャンスを待っていた。ある日仕事の最中、酔っばらいにからまれたマリリンは、ピョートル(ピョートル・シフケヴィッチ)という青年に助けられ、やがて2人は恋におちた。彼もまた、色盲のために写真学校の試験に落ちた不幸な若者だった。そんな時マリリンは仕事の際に、3つの願いを叶えてもらうことのできる水で一杯になったビールのボトルの中で泳ぐ金魚を見つけた。そして最後には、お伽話のようにマリリンのもとにワイルダーから出演依頼の電話がかかってくるのだった。

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