モーテルカクタス
劇場公開日:1998年12月26日
解説
ソウルのモーテルの一室を舞台に4組の男女が織りなすエピソードを綴ったオムニバス。監督・脚本(ボン.ジュンホと共同)は本作がデビューとなる韓国の新鋭パク・キヨン。撮影は「天使の涙」「ブエノスアイレス」のクリストファー・ドイル。製作はチャ・スンジェ。音楽はキム・ジェウォン。編集はハム・ソンウォン。出演はモデル出身の新人ジン・ヒギョン、チョン・ウソン、パク・シニヤンほか。98年プサン映画祭“新しい波”部門、ロッテルダム映画祭特別国際批評家連盟賞受賞。
1997年製作/91分/香港・韓国合作
原題または英題:Motel Cactus
配給:アート・キャップ
劇場公開日:1998年12月26日
ストーリー
ソウル市内のモーテルカクタス407号室で4組のカップルが織りなす4つのエピソード。[第1話]少女チェ・ヒョンジュ(ジン・ヒギョン)は、誕生日に彼氏のイ・ミンク(チョン・ウソン)と思い出の場所であるこの部屋ですごすつもりだった。だが、彼氏はひとときを彼女と過ごしただけでプレゼントを置いて去るのだった。[第2話]ソン・ジュンキ(ハン・ウンス)は学校の課題のビデオ撮影のため、モデルのユン・ソギョン(キム・スンヒョン)と部屋でキャメラマンを待ち合わせ。キャメラマンはトラブルで来れなくなったばかりか、彼はモデルのユンと昨晩デートしたという事実を知り、ソンはショックを受けるのだった。[第3話]チェ・ヒョンジュは時間潰しをしていたバーでキム・ソクテ(パク・シニヤン)と知り合い意気投合して泥酔。大騒ぎのあげく407号室で抱き合う二人。チェはキムを残してひとりで部屋を出た。[第4話]再び407号室を訪れたキム・ソクテ。大学時代の恋人ミン・ヒス(イ・ミヨン)と待ち合わせ。友人の葬儀で再会した二人は再燃するかに見えたが、ミンが実はキムの子供を妊娠し中絶していた事実がわかり、二人は抱き合っただけで言葉もなかった。