未知との遭遇

ALLTIME BEST

劇場公開日:

解説

スティーブン・スピルバーグ監督が人類と異星人の接触を描き世界的ヒットを記録したSFドラマ。メキシコの砂漠で、第2次世界大戦中に消息を絶った戦闘機が当時と変わらぬ姿のまま発見された。一方、アメリカのインディアナ州では大規模な停電が発生。復旧作業に向かっていた電気技師ロイは、発光する謎の飛行物体と遭遇する。それ以来、何かに取り憑かれたようにその正体について調べ始めたロイは、やがてワイオミング州のデビルズタワーという山にたどり着く。「アメリカン・グラフィティ」のリチャード・ドレイファス、ヌーベルバーグの巨匠フランソワ・トリュフォーが出演。1980年には追加撮影と再編集を施した「特別編」が公開され、その後再々編集した「ファイナル・カット版」も製作された。

1977年製作/135分/G/アメリカ
原題または英題:Close Encounters of the Third Kind
配給:コロムビア映画
劇場公開日:1978年2月25日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第2回 日本アカデミー賞(1979年)

ノミネート

外国作品賞  

第50回 アカデミー賞(1978年)

ノミネート

監督賞 スティーブン・スピルバーグ
助演女優賞 メリンダ・ディロン
編集賞 マイケル・カーン
作曲賞 ジョン・ウィリアムズ
美術賞  
視覚効果賞  
音響賞  

第35回 ゴールデングローブ賞(1978年)

ノミネート

最優秀作品賞(ドラマ)  
最優秀監督賞 スティーブン・スピルバーグ
最優秀脚本賞 スティーブン・スピルバーグ
最優秀作曲賞 ジョン・ウィリアムズ
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映画レビュー

3.0ピポパポパー

2024年9月29日
PCから投稿

公開時の映画館ではずいぶん面白かった印象でしたが、45年ぶりに再見するとアラが目立ちます。

まず、超常現象の描写が延々と続き、周辺の人たちの困惑や政府・軍の対応が殆ど描かれないので「ドラマ」を感じません。
宇宙人モノにしてはシリアスなタッチですが、この手の作品は所詮子供だましな結末にならざるを得ないので、それならスターウォーズやETみたように初めから子供だましに徹した方が娯楽作品としての完成度は上がります。換言すれば中途半端。

当時、スターウォーズとどちらが好きか?みたいな企画が賑やかでしたが、SWに比べてこちらはその後話題になることは少ないことが時代遅れを証明しています。

Drジョーンズの4年前、ETの5年前なので、振り返れば天才スピル先生もまだまだ発展途上だったと言わざるを得ません。

つまらなくはないけれど、もう一度観ようという作品ではありません。

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越後屋

3.0スピルバーグと宇宙人映画NO1

2024年9月9日
iPhoneアプリから投稿

スピルバーグのデビュー作品らしい
ちなみにスピルバーグと言ったら僕はジョーズ

宇宙人のイメージは
グレイ型→銀スキンヘッドデカ黒目👽
タコ型→シーフード🐙
の二つがあるけどこのグレイ型を生み出した作品こそ「未知との遭遇」でありスピルバーグ

当時劇場で見てた人は衝撃だったんだろうな
「宇宙人ってこんな形しとんのかい!!!」って
でも現代の僕は宇宙人の姿を何周もしちゃってるから、どんなエイリアンが出てくんだと思ったらシンプルなグレイ型で
「普通の宇宙人じゃねえか!なんの捻りもねえ!」って思っちゃった
これがオリジナルなんだね。ごめんねスピルバーグ

どうしてスピルバーグは宇宙人をこの形にしたんだろう
今度会った時に聞こ。あとジョーズの撮影秘話も聞こ

主人公がスピって家庭崩壊したのが面白かった
そんで家庭に問題を山積みにしたまま、地球に問題を残したまま宇宙船にしれっと乗り込んでで面白かった

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真平

3.00151 宇宙にいるのは我々だけではない

2024年8月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

1978年公開
現状逃避している男の話、なんて高一にわかるわけない。
リチャードドレイファスがなんか責任感の無い奴やなあ
ぐらいはわかるけど。
そもそも宇宙人が友好的である、というのに実感がない。
スピルバーグの夢物語に付き合わされた感高い。
60点
初鑑賞 1980年10月4日 OS劇場
あーこれ特別編でした。
そうそう特別編も船が砂漠に現れる、を挿入したというが
それでインパクトがあったか?といわれたら
なくともよいとしかねえ。
宇宙船の内部が追加されたのはまあ悪くないが。

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NWFchamp1973

3.5昔と今の感じ方の違いを再確認

2024年6月2日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

中学時代、初めて自分の意思で観に行った映画。
断片的に覚えていたが、全体のストーリーはすっかり忘れていた。
というよりも、当時「正直なんのこっちゃ」と思った記憶がある。
一緒に観に行った友人の手前「訳わからん」とは言えず、第一種接近遭遇がどうだとか、第二種とか、第三種は直接会うやつだとか、アインシュタインの相対性理論ではどうのこうのとか、「スクリーン」や「ロードショー」で書かれていたようなことを言い合って、スピルバーグの映画を観たという気分に浸っていたような気がする。

今回、改めて観て、やっぱり「なんのこっちゃ」と思った。思ったが、それは、純粋にスピルバーグたち、製作者の「未知の宇宙人たちと直接コミュニケーションが取れたらすごいロマンだよね!」という熱量が、自分にはそこまでないのだなということなんだと思う。

映画の中では、宇宙人たちは、少なくとも第二次世界大戦中くらいには訪れていて、なおかつ、音階や映像イメージを直接送りこみながら、友好的な姿勢を見せているということが繰り返し描かれる。
でも、やっぱり、急にこちらの生活を脅かすような関わり方をしてくるものは怖いし、目撃しただけで日焼けって、どれだけ紫外線が強いんだよって思ってしまうし…。そう思ってしまうところが、今一つノレないところなんだろう。

出てくるコンピュータ類など、当時の先端的な物なのだろうが、今見ると、ずいぶんアナログで、レトロフューチャーな雰囲気があって、おもしろかった。
そっか、ナビもなかったんだ、GoogleEarthもまだないんだと思って観ながら、この間のテクノロジーの進歩は、ものすごいなと再確認した。

こうして、昔と今の感じ方の違いを楽しむのもまた一興。

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sow_miya