Mr.デスティニー
劇場公開日:1991年2月22日
解説
20年前の野球試合での空振り以来何をやってもダメな男が人生をやり直せたら--という設定で描くハートウォーミング・コメディ。エグゼクティヴ・プロデューサーはローレンス・マーク、監督は「スリーメン&ベビー」の脚本家でこれがデビューのジェームズ・オア、製作・脚本はオアとジム・クラックシャンク、撮影はアレックス・トムソン、音楽はデイヴィッド・ニューマンが担当。出演はジェームズ・ベルーシ、リンダ・ハミルトンほか。
1990年製作/アメリカ
原題または英題:Mr. Destiny
配給:タッチストーン映画=ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:1991年2月22日
ストーリー
ラリー・バロース(ジェームズ・ベルーシ)は自分の平凡な人生に嫌気がさしていて、それというのも、20年前の高校野球の決勝で空振りし、ヒーローになれなかったせいだと確信している。35才の誕生日の今日がそんなツキのなさのドンづまり。妻のエレン(リンダ・ハミルトン)は自分の誕生日を忘れていて、おまけに会社はクビに。帰りに酒場へ飛び込んだ彼の前に現われたのが運命を変える不思議な男、Mr.デスティニー(マイケル・ケイン)。その魔法のカクテルでラリーの人生は一変した!新しい人生ではあの時、ホームランを打ったことになっているラリーは、クビになったはずの会社の社長として、高校時代のマドンナ、シンディー(ルネ・ルッソ)と共に豪邸に住んでいる。しかしその生活は必ずしも幸福なものではなかった不当解雇を糾弾する労組と会社幹部との間で板挟みとなり孤立無援。そんな中、彼は労組の女性幹部となっているエレンを必死に口説き落とそうとするが、彼女はラリーが別の人生では夫だったと知るよしもない。気味悪がる彼女に自分しか知らない秘密を言って、ラリーは夢の生活を棄て、再びもとのさやに収まるのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ジェームズ・オア
- 脚本
- ジェームズ・オア
- ジム・クラックシャンク
- 製作総指揮
- ローレンス・マーク
- 製作
- ジェームズ・オア
- ジム・クラックシャンク
- 撮影
- アレックス・トムソン
- 音楽
- デビッド・ニューマン
- 編集
- マイケル・R・ミラー
- 字幕
- 古田由紀子