マッドマックス サンダードーム
劇場公開日:1985年6月29日
解説
荒涼たる砂漠と化した近未来の地球を舞台に子供だけの国の存亡をかけて闘うマックスの姿を描く「マッドマックス」シリーズ第3弾。製作は監督・脚本も手がけた、前一・二作に続くジョージ・ミラー、共同監督はジョージ・オギルヴィー、共同脚本はテリー・ヘイズ、撮影はディーン・セムラー、音楽はモーリス・ジャールが担当。出演はメル・ギブソン、ティナ・ターナーなど。
1985年製作/オーストラリア
原題または英題:Mad Max Beyond Thunderdome
配給:ワーナー・ブラザース
劇場公開日:1985年6月29日
ストーリー
核戦争で荒廃した近未来の地球。物々交換で生活が成り立つ地上世界とその原動力となる豚メタンガスを製造する地下から成っている町、バータータウンに、疲れきったマッド・マックス(メル・ギブソン)が辿りついた。その町を見はらす塔のてっぺんで優雅に暮らす地上世界の首長、アウンティ・エンティティ(ティナ・ターナー)は、屈強な守備隊員たちにマックスを急襲させるが、この“オーディション”を、マックスは見事に突破した。エンティティのメガネにかかったマックスは、この町の地下の国を支配する巨人のプラスター(ポール・ラーソン)と、身長1メートルにも満たないマスター(アンゲロ・ロッシト)の二人から成るマスター・プラスターと闘うことをエンティティから命じられる。町の中央に設けられた競技場、サンダードームで、マックスは敵のマスター・プラスターを組みしくが、仮面の下のプラスターの顔がまだあどけない少年であるのを見てとどめをさつのをとどまった。しかしプラスターは首長の部下の石弓に倒れ、マックスは追放された。数日後、気を失ったマックスは、美しい少女に助けられた。彼女に誘われて辿り着いた地は、緑の楽園で、そこは3歳から16歳までの子供だけで成り立っていた。みんなは、いつか、パイロットのキャプテン・ウォーカーが救いに来てくれると信じており、マックスをウォーカーだと思い込んでしまった。ある日、数人の子供たちが外界への憧れを押えきれずにバータータウンへ旅立ってしまい、マックスは残された子供たちと後を追った。今はマックスの味方となったマスターらと組んでエンティティ一派と死闘をくり広げ、バータータウンは火の海と化すのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ジョージ・ミラー
- ジョージ・オギルビー
- 脚本
- テリー・ヘイズ
- ジョージ・ミラー
- 製作
- ジョージ・ミラー
- 撮影
- ディーン・セムラー
- 美術
- グレアム・グレイス・ウォーカー
- Anni Browning
- 音楽
- モーリス・ジャール
- 字幕
- 戸田奈津子
受賞歴
第43回 ゴールデングローブ賞(1986年)
ノミネート
最優秀主題歌賞 |
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