マーシャル・ロー

劇場公開日:

解説

戒厳令が発令されたニューヨークで、国家とテロリストの対決を描くサスペンス大作。監督は「戦火の勇気」のエドワード・ズウィック。脚本はズウィックとローレンス・ライト、「リコシェ」のメノウ・メイエス。撮影は「クンドゥン」のロジャー・ディーキンズ。音楽は「交渉人」のグレアム・レヴェル。出演は「ボーン・コレクター」のデンゼル・ワシントン、「アメリカン・プレジデント」のアネット・ベニング、「シックス・センス」のブルース・ウィリスほか。

1998年製作/117分/アメリカ
原題または英題:The Siege
配給:20世紀フォックス映画
劇場公開日:2000年4月15日

ストーリー

ニューヨークのブルックリンでアラブ系テロリストによりバスが爆破された。テロリズム対策部長でFBI所属のハブ(デンゼル・ワシントン)は犯罪者の検挙に必死になる。彼の前に現れた謎の美女、エリース(アネット・ベニング)はアラブ系アメリカ人社会にコネクションを持つCIA活動員だった。エリースの協力でFBIはテロ犯を撲滅。しかし、安心したのもつかの間、爆破テロが再び勃発。テロ犯の要求は急進イスラム派の教祖を釈放することだったが、教祖はアメリカ軍に捕らえられ軍部はそのことをFBIに隠していた。その一方でテロリストはFBI本部を爆破し、多数の死傷者が出る。大統領はついにニューヨークにマーシャル・ロー(戒厳令)を発令、ダヴロー将軍(ブルース・ウィリス)が指揮をとる。街角ではアラブ人が次々検挙され、ものものしい雰囲気で戦車が行きかっていた。民主主義を求める市民が人種を問わず立ち上がるが、エリースと関係のあるアラブ側の情報提供者、サミール(サミ・ボージラ)はデモを対象にテロ活動があると発言。ハブはエリースとともにテロリスト検挙の計画を練る。テロリストのアジトへ乗りこんだエリースと、それを追ってきたハブ。そこに待っていたのは意外な事実を前に、彼らは立ち向かうのだった。

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映画レビュー

2.5軍隊が出てくる

2024年3月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

意味が分からない。
テロ対策なら警察とFBIだろ。それこそマクレーンのオハコじゃないか。
FBIのテロ対策の本部があるビルの爆発が戒厳令の発令の元のようだけど、意味ないように思える。

アラブ人を球場の中に作ったケージの中に入れている。何のための拘束。取り調べをしている様子はないし。
将軍のアラブ人嫌悪がさせている?

CIAの外国での作戦が、世界中にテロの芽を植え付けたことが見てとれる映画だ。
イスラエルとアラブ人との抗争も。

ラストの展開はなんだかな。戒厳令の発令や解除って、何時からって告知があったりするんじゃないのかな。

午後ロード 録画視聴にて

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myzkk

3.0国家 vs テロリスト

2024年3月14日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:TV地上波

デンゼル・ワシントンは、こういう正義感の強い役柄がよく似合う、
テロリストの悲劇や脅威が、根絶しますように。

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光陽

5.0この映画の1年後に9.11が勃発するが…

2023年3月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

怖い

興奮

9.11でアメリカのとった行動は軍隊を動かすことであり、この映画と同じくテロに対して軍事行動で解決しようとしている。

アメリカの行動って、いつも同じなのね。

そういう意味では、9.11から軍事行動までのアメリカの思想をわかりやすく、描いた素晴らしい作品とも言える。 皮肉だけど。

とはいえ、内容があまりに批判を論じやすい作品なので忘れがちだけど、本作はクライムアクション映画としては、かなり面白いと思う。
また、FBI × CIA × 陸軍の三つ巴構造も面白い。ブルース・ウィリスも若くてカッコイイしね。

個人的には、好きな作品です。

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サケビオース

3.0多発するテロに遂に出動する軍隊!

2022年8月3日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
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琥珀糖