ポリス・ストーリー3

劇場公開日:1992年12月12日

解説

巨大な犯罪組織と闘う“スーパー・コップ”チェン刑事の活躍を描くアクション・ドラマのシリーズ第3作。監督はスタンリー・トン、製作はウィリー・チャンとエドワード・タン、エグゼクティヴ・プロデューサーはレナード・ホウとジャッキー・チェン、脚本はエドワード・タンとフィレー・マーとリー・ウェイ・イー、撮影はラム・クォク・ワ、音楽はリー・チャンシンが担当。

1992年製作/96分/香港
原題または英題:警察故事III 超級警察
配給:東宝東和
劇場公開日:1992年12月12日

あらすじ

数々の巨悪との闘いを繰り広げてきた香港警察の“スーパー・コップ”チェン(ジャッキー・チェン)は、恋人メイ(マギー・チャン)と穏やかな生活を送っていたが、世界的な犯罪組織『チャイバの帝国』を壊滅させるための極秘プロジェクトの香港代表として、中国の公安と協力して任務にあたることになった。チェンとコンビを組むのは、中国国家保安局の部長ヤン(ミシェル・キング)。美貌の女性だが、特殊任務のエキスパートの彼女からおとり捜査の特訓を受けたチェンは、組織の_2、パンサー(ユン・ワー)が収容されている中国の強制労働刑務所に潜入し、彼を脱獄させることに成功した。チェンの腕を見込んだパンサーは、香港まで同行するように頼む。急に里帰りをパンサーに勧められ、母親に化けたチョウ警部(タン・ピウ)の名演技のお陰で、うまく切り抜け、妹に化けたヤンが、パンサーを公安との乱闘で助け、同行することになった。香港に密入国し、帝王チャイバ(ケン・ツァン)に気に入られた2人は、_黄金の三角地帯_での麻薬と武器の取引に同行することになる。チャイバは、同席していたシンジケートの首領たちを皆殺しにして、ひとり占めすることに成功する。マレーシア警察に囚われているチャイバの妻を脱獄させるため、クアラルンプールに潜入したチェンたちだったが、偶然仕事で訪れていたメイの失言により、チェンとヤンの正体がばれてしまう。メイを人質に取られ、作戦に参加させられたチェンとヤンは、メイを無事取り戻すとチャイバたちを追跡し、列車の上での格闘の末、一味を全滅させることができた。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2

(C)2010 Fortune Star Media Limited. All Rights Reserved.

映画レビュー

4.5 ジャッキー&ミシェールの超絶スタント

2025年10月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

興奮

驚く

一時結婚して引退していたミシェール・ヨー(当時はミシェール・キング)の復帰作となったジャッキーの人気シリーズ3作目。といってもミシェールの出演映画を観たのはこれが初めてだった。

そのミシェールがジャッキーに劣らぬ超絶スタントに挑んでいて、特にバイクで列車に飛び乗るシーンがものすごい。ジャッキーも負けじとヘリからぶら下がった縄ばしごに捕まったまま振り回されるスタントに挑むなど過激スタントがエスカレート。ジャッキー自身の監督作以外でここまでの超絶スタントは初めてで、スタントマン出身のスタンリー・トン監督のアクション演出に興奮した。終盤の列車の上でのアクションも面白く、いまいちだった2作目の『九龍の眼』から出来がV字回復だった。

また90年代のジャッキー映画は海外を舞台とした作品が多くなったが、本作ではミシェールが中国警察という設定で中国が舞台の1つになっているのも興味深かった。当時は香港返還が目前の時期だったし、チャン・イーモウやチェン・カイコーの映画は現在ではなく昔を舞台としたものが多かったから、現在の中国が舞台となるのは珍しかったのだ。

なおマギー・チャンはこれが最後のジャッキー映画となった(ま、一応今後出演する可能性も全くのゼロとまでは言えないけど、実質マギーは女優業は引退状態ですしね)。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
バラージ

3.5 女性の足は長ければいいというものではない

2024年3月16日
PCから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
KIDOLOHKEN

4.5 ミシェル・ヨー

2023年7月15日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

笑える

興奮

個人的にはシリーズ中、最高傑作だと思う。
今回は潜入捜査で、相方はミシェル・ヨー演じる中国の警部で、香港と中国合同で麻薬ルートを壊滅させる。
ジャッキー・チェンはいつもと同じだが、ミシェル・ヨーがすごい。
こんな映画の作り方は今は無理でしょう。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
いやよセブン

3.5 警察故事Ⅲ 超級警察〜思い出のジャッキー映画〜

2023年6月25日
スマートフォンから投稿

笑える

楽しい

単純

公開当時、予告編のインパクトが凄かった‼️クライマックスのアクションシーンをイイトコどりしたような予告編でとんでもない傑作が誕生したような予感がしたのだ‼️だが、その期待は見事に裏切られる‼️仕上がりは悪い意味でゆる〜いジャッキーのアクション映画‼️主人公の故郷のシーンやホテルに恋人のメイが現れて騒動になるシーンなど、ゆるすぎてそのコメディセンスを疑う‼️そしてこの作品からジャッキーの地声になっていて(それまでの作品でのジャッキーの声は吹替だった)、ものすごく違和感を感じたのを覚えてる‼️肝心のアクションもそれまでの身体を使ったカンフーアクションから、銃器やモーターボート、バイク、車、列車、ヘリなど、道具や乗り物へのアクションにシフトチェンジした感が強い‼️しかも共演のミシェル・ヨーのアクションの方が注目される始末‼️世評ではヘリのハシゴにぶら下がるアクションが凄まじいと絶賛されてますが、私的には "ハシゴ切っちゃえよ"とツッコミを入れたくなる‼️そういうツッコミが入ってしまうアクションシーンはダメなんです‼️そういう点では「 MI:フォールアウト」のトム・クルーズのヘリのロープ宙吊りアクションの方が遥かにスゴい‼️とにかくジャッキーのアクション映画としては可もなく不可もない内容ですが、この作品を機に私のジャッキー映画への興味が大分薄れたことは確か‼️

コメントする (0件)
共感した! 9件)
活動写真愛好家

「ポリス・ストーリー」シリーズ関連作品