ブレーキング・ポイント
解説
組織による殺人の現場を目撃し、証人として法廷に立った男を襲う魔の手を描くアクション。製作総指揮はハロルド・グリーンバーグとアルフレッド・パリサー、製作はクロード・ヘローとボブ・クラーク、監督は「暗闇にベルが鳴る」のB・クラーク、脚本はロジャー・E・スウェイビルとスタンリー・マン、撮影はマーク・チャンピオン、音楽編集はデイヴィッド・マクリーが各々担当。出演はボー・スヴェンソン、ロバート・カルプ、ベリンダ・J・モンゴメリー、スティーブン・ヤング、ジョン・コリコス、リンダ・ソレンソン、ジェフリー・ライナスなど。
1975年製作/アメリカ・カナダ合作
原題または英題:Breaking Point
ストーリー
フィラデルフィア。マイケル(ボー・スヴェンソン)は、海兵隊あがりの35歳で、市内に柔道場を開いている。彼はある日、男がヤクザ者に叩き殺されるのを目撃した。殺された男は、金貸しのビンセント(ジョン・コリコス)より借金をしてい、返済が遅れて殺されたのだ。シリアン警部(ロバート・カルプ)は、この事件を機にギャング撲滅を計り、マイケルに証人として法廷に立つように依頼する。妻ヘレン(リンダ・ソレンソン)は、ギャングの報復を恐れて反対するが、マイケルは法廷に立った。裁判は犯人に長期刑を課し、事件は一応ケリがついたかに見えた。しかし、ビンセントはマイケルの命を執拗に狙い始めたのだ。シリアンは、マイケル一家に変名でカナダへ移住することをすすめた。数日後、マイケルと妻、そして彼女の連れ子アンディ(ジェフリー・ライナス)はトロントへ移った。だが、アンディがフィラデルフィアの実父にした電話をビンセント一味が盗聴していたのだ。一方、マイケルの妹ダイアナ(ベリンダ・J・モンゴメリー)の婚約者が殺された。すべて、マイケルを誘い出すためなのだ。ついに怒りは爆発した。トロントからフィラデルフィアへ向かうマイケル。真っ正面よりビンセントを殺(や)るためだ。くり返される死闘。ついにマイケルは、『悪』を撃つのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ボブ・クラーク
- 脚本
- ロジャー・E・スエイビル
- スタンリー・マン
- 原案
- ロジャー・E・スエイビル
- 製作総指揮
- ハロルド・グリーンバーグ
- アルフレッド・パリサー
- 製作
- クロード・エロー
- ボブ・クラーク
- 撮影
- マーク・チャンピオン
- 音楽
- デイヴィッド・マクリー
- 字幕
- 岡枝慎二