プリンス アンダー・ザ・チェリー・ムーン
劇場公開日:1986年10月4日
解説
フランスのリゾート地を舞台に若いピアノ弾きをめぐって展開する恋愛映画。製作はロバート・キャヴァロ、ジョゼフ・ラファロ、スティーヴン・ファーグノリ、監督・主演はプリンス、脚本はベッキー・ジョンストン、撮影はミハエル・バルハウス、音楽はプリンス&ザ・リボリューションが担当。共演はジェーローム・ベントン、スティーヴン・バーコフほか。
1986年製作/アメリカ
原題または英題:Prince under the Cherry Moon
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:1986年10月4日
ストーリー
フランスのリビエラ。アメリカからやってきたクリストファー・トレイシー(プリンス)は、バーのピアノ弾き。これはという女は必ず射とめる凄腕のジゴロ。今夜の標的は有閑マダム、ミセス・ウェリントン(フランセスカ・アニス)。親友のトリッキー(ジェローム・べントン)とは、いつも獲物を物色する仲間でもあるが、ある日超大金持の令嬢、5000万ドルという財産の相続人、マリー・シャロン(クリスティン・スコット・トーマス)に目をつける。マリーのパーティに出向いたクリストファーに、彼女は目をとめた。しかし、それは、ギンギンにめかしこんだクリストファーの場ちがいな服装からだった。金目あてでクリストファーは彼女に近づくが、やがて2人は真剣に愛し合うようになる。しかし、マリーの父親シャロン(スティーヴン・バーコフ)はクリストファーとの交際を認めようとしない。また、商売を企んでいたトリッキーも、約束が違うとクリストファーを責めた。その企みを知ってマリーの心はゆらぐ。クリストファーの説得も及ばず、マリーが父親の決めた婚約者の元へ立とうとしていた。そのことをミセス・ウェリントンから聞いたクリストファーは飛行場に車をとばし、通行止めの柵を破る。間一髪、彼はガードマンに守られたマリーの前に立ちはだかる。クリストファーの車に乗ったマリーが愛を告白する。しかし、彼を誘拐犯に仕立てたシャロンは、執拗に追った。クリストファーはあえなく警官に射殺されてしまうのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- プリンス
- 脚本
- ベッキー・ジョンストン
- 製作
- ロバート・カバロ
- ジョゼフ・ラファロ
- スティーヴン・ファーグノリ
- 撮影
- ミヒャエル・バルハウス
- 音楽
- プリンス&ザ・リボリューション
- 字幕
- 菊地浩司