ブリット

劇場公開日:

解説

スティーブ・マックィーン主演による刑事アクションの名作。サンフランシスコ市警の刑事フランク・ブリット(マックィーン)は、野心家の上院議員チャルマースから裁判の重要証言者の護衛を命じられる。だが、証言者ジョニーはマフィアの裏切り者で、ブリットが護衛して間もなく何者かに射殺されてしまう……。監督は本作がハリウッド進出第1作となるイギリス出身のピーター・イェーツ。共演にロバート・ボーン、ジャクリーン・ビセット。サンフランシスコの急な坂道を舞台に繰り広げられるカーチェイスは映画史上屈指のアクションシーンである。

1968年製作/114分/G/アメリカ
原題または英題:Bullitt
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:1968年12月21日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第41回 アカデミー賞(1969年)

受賞

編集賞 フランク・P・ケラー

ノミネート

音響賞  
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写真:mptvimages/アフロ

映画レビュー

4.0ド迫力のカーチェイスシーンに圧倒される、ハードアクションの傑作!!

2024年8月30日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

往年のアクションスターとして映画史に刻まれる故スティーブ・マックイーンさん
スターがライブアクションにこだわり、自ら体を張って危険なアクションをこなすという、現代でいえばジャッキー・チェンさんやトム・クルーズさんの演技に対するスタンスを半世紀前に早々と突き詰めていた人
そんなマックイーンさんが演じる主人公ブリットは寡黙で芯の強い敏腕刑事、タートルネックにジャケットというスタイルがよく似合い、本当にカッコいいです

そしてマックイーンさんが自ら運転する名車フォード・マスタングと敵の殺し屋が乗るダッジ・チャージャーのカーチェイスシーンはその後の多くのアクション映画に多大な影響を与えた映画史に残る名シーン
2台の名車がケーブルカーの走る風情あるサンフランシスコの坂の街並みをバックに腹の底まで響き渡るエンジン音とタイヤのスリップ音、そしてキレッキレの編集で爆走する姿に圧倒される長い長〜いチェイスシーンが本作の最大の見どころです

キャスティングでいえばもう1人、出番は少ないけどブリットの恋人キャシーを演じるジャクリーン・ビセットさんがとんでもなく綺麗、もっと観たかったです

そんなメッチャかっこいいハードアクション巨編をさらに盛り上げるのが「ダーティハリー(1971)」「燃えよドラゴン(1973)」等の印象的なテーマ曲でも知られているラロ・シフリンさんの音楽、特にオープニングのタイトルバックで流れる音楽が60年代のアクション映画の雰囲気バツグンでメチャクチャかっこいいです

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Jett

4.0カーアクションが素晴らしい

2024年7月20日
PCから投稿

カーアクションだけ見る価値あり。
他はおまけです。

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えいがまん

3.50021 映画スターとはこういうもの

2024年6月28日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

1968年公開
サンフランシスコの街中を走りまくるマックィーンの貫禄も
さることながらジャクリーンビゼットは美しすぎるわ 。
両者とも映画スターという名がピッタリ。
今の方たちもビゼットをもっと知ってほしい。
70点

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NWFchamp1973

4.0漢は多くを語らない

2024年4月5日
iPhoneアプリから投稿

WB35ミリ・フィルム・セッションズにて鑑賞。
マックイーンの服装にアクション、そして周囲との会話や連携に一切のムダがなく、とてもクール。
カーチェイスと空港のシーンではBGMを排除し、エンジン音やタイヤの音のみが聞こえるため迫力がある。

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ななな