プランサー

劇場公開日:

解説

純粋な少女の心がクリスマス・イブに呼び起こす奇跡のような出来事を描くメルヘンティックなドラマ。製作は「ビルとテッドの大冒険」のラファエラ・デ・ラウレンティス、監督は「ウィーズ」のジョン・ハンコック、脚本はグレッグ・テイラー、撮影はミッシャ・ススロフ、音楽はモーリス・ジャールが担当。出演はサム・エリオット、レベッカ・ハレルほか。

1989年製作/アメリカ
原題:Prancer
配給:東京テアトル・ッヴィッロ=CFD
劇場公開日:1990年12月8日

ストーリー

クリスマスを1週間後に控えたミシガン州のスリーオークスの町。母を亡くし、不景気に沈む貧しい暮らしの中でも9歳のジェシカ(レベッカ・ハレル)はクリスマスにはきっと奇跡が起こると信じていた。そんなある日、彼女は森に倒れているトナカイをサンタクロースのソリを引く“プランサー”だと思って連れ帰り看病する。しかし暴れ出したトナカイを父のジョン(サム・エリオット)は売ってしまい、悲しんだジェシカは兄のスティーヴ(ジョン・デューダ)と共にプランサーを助けようとして怪我をしてしまう。そんな娘の姿を見て父もその純粋な心に感動し、クリスマス・イブの夜、親子はプランサーを逃がしてやろうと森へ向かう。瞬く星空の中やってきたサンタクロースとトナカイのソリヘ向かってプランサーは飛んでいった。

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映画レビュー

4.0トナカイの名前は何体言えるかゲーム

2019年9月5日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 木で出来たトナカイの飾りにも心痛める少女。友達のキャロルが「一晩で世界中の煙突に入れるはずがないからサンタはいない」という台詞に激怒する。ぁぁ、このキャロルの言うこと共感できる・・・現実主義だった幼いころを思い出してしまった。

 ルドルフ、ダッシャー、ダンサー、プランサー、ヴィクセン、ドンダー、ブリッツェン、キューピッド、コメット。サンタの9頭のトナカイに名前があるなんて知らなかった・・・やはりクリスマスには無縁だったのだ・・・(恥)。で、傷ついたトナカイを勝手にプランサーだと思い込んだ少女は、父親が銃殺しようとしているのを止め、必死で看病することになる。それにしても、トナカイの鳴き声はETやチューバッカの声に似てますなぁ。後半、なんとなく『E.T.』に似てきたような・・・

 ファンタジー映画というよりも、少女の成長や町の人の優しさの方がテーマとして適切で、やはり父の愛、兄の愛、家族の愛の物語でした。

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kossy
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